ディズニー(DIS)の株価は、最近の悪材料で下落していますが、投資する絶好の機会です。
Contents
ディズニーの株価が下落した理由
コロナウイルスでテーマパーク休園
コロナウイルスの影響により、アジア3つのテーマパークが休園しています。
東京ディズニーリゾートについては、2月29日から3月15日まで休園をする予定です。
上海と香港のテーマパーク休園は、営業利益を2億8,000万ドル失うと予想されています。
CEOの交代
アイガー氏がCEO退任、チャペック氏がCEOに就任する人事を発表。
アイガー氏の株式市場からの評価は高く、ディズニーのCEOを15年つとめました。
アイガー氏はCEO就任後、ピクサーやマーベルとルーカスフィルムとの取引を開始。
積極的に動画配信サービスに取り組みました。
そして、テーマパークを中国にまで拡大。
長年にわたりディズニーの業績を押し上げました。
そんなアイガー氏の退任は株式市場では悪材料とされました。
ディズニーに投資すべき3つの理由
Disney+がヨーロッパでまもなく開始
Disney+は、月額6.99ドル(約730円)でディズニーのアニメや映画を視聴することができる動画配信サービスです。
現在、3,000万人以上がこのサービスを利用しています。
そのほとんどは、アメリカという状況です。
Disney+は3月24日からヨーロッパでサービスを開始する予定です。
ヨーロッパの市場はアメリカの市場と同程度で、ディズニーは世界で認知されているブランドです。
そのためDisney+がヨーロッパでも3,000万人のユーザーを獲得するのは難しいことではありません。
今は、Disney+の立ち上げで計上された費用が目立ちますが、ユーザーの拡大はディズニーの安定的な収益として長期にディズニーの業績を押し上げるはずです。
CEO交代の影響は限定的
元CEOのアイガー氏に対する期待が高かっため、今回の人事が株式市場で悪いニュースとして伝えられました。
しかし、アイガー氏は完全にディズニーを辞めたわけではなく、少なくとも来年までは、ディズニーで働くということを表明しています。
そして、新CEOのチャペック氏はテーマパーク部門の最高責任者をつとめていました。
値上げを続けながらも、入園者数を過去最大レベルまで引き上げた手腕が、高く評価されています。
テーマパークの再開
コロナウイルの状況によっては、テーマパークの休園が延長される可能性はあります。
しかし、これだけは言えるのが、テーマパーク休園は一時的で、いつかは開園するということです。
ディズニーのブランドは世界的に人気があり、テーマパークが開園すれば、再び世界の人々はディズニーリゾートを訪れます。
長期投資家は、一時的な収益の下落を気にする必要はないのです。
まとめ
ウォルト ディズニー(DIS)は、テーマパーク休園とCEO交代という2つの悪材料から売られました。
株価は、直近の高値から33%下落しています。
【ウォルト ディズニー5年チャート】

これらの悪材料は、ディズニーの不祥事やブランドに傷がついたわけではなく、一時的な材料です。
アイガーCEOの退任はディズニー+が軌道に乗ったため。
テーパパークはいつか開園して、たくさんの人が訪れます。
世界的に人気があるディズニーの株式を、1カ月前と比べれば、かなり安い価格で購入することができるのです。
私は、今回の下落でディズニーへの投資を開始しました。
ウォルト ディズニー(DIS)の情報は、米国投資情報サイト『モトリーフール』 でも多く取り上げられています。
モトリーフールを知らないという方や評判が気になりという方は、こちらの記事をご覧ください。
