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【リクルート】銘柄分析

リクルートホールディングスについて

2014年の上場後株価は上昇し続け、なかなか購入機会がなかったリクルートHDですが、リクナビの不祥事により購入チャンス到来です。

事業内容は魅力的で、成長率財務内容など見ていくと投資したくなる内容でした。

【基本データ】

予想PER:29.44倍

予想配当利回り:0.9%

自己資本比率:55.2%

予想ROE:19.7%

人気企業ということでバリュエーションは、やや高めです。

事業内容

【リクルートHDセグメント別売上】

リクルートの売上は「HRテクノロジー」「メディア&ソリューション」「人材派遣」の3事業に分けることができます。

「HRテクノロジー」世界NO1の求人サイト「Indeed(インディード)」の運営で、月間で2億人以上のユニークビジター数、60カ国、28言語でサービスを提供しています。

「メディア&ソリューション」 は、旅行予約サイト「じゃらん」や飲食店検索サイト「ホットペッパー」、 国内人材募集分野「リクナビ」 「タウンワーク」などを運営しています。

「人材派遣」 事業は、国内と海外に対する人材派遣業で、海外は北米や欧州、豪州で事業展開しています。

リクルートの事業は、テクノロジーとコンテンツを組み合わせることにより、 エリアと業種ともに広範囲に拡大しています。

業績

売上については右肩上がりに増えていて、営業利益率も10%をキープしています。

日本企業としては十分に高い収益率を維持しながら、事業拡大できているイメージです。

EPSについても順調に上昇しています。

リクルートHDは企業買収に積極的で、2012年に米国の求人専門検索エンジン大手だったインディードを1,000億円で買収しており、2010年から北米や欧州、豪州で5,000億円以上の資金を企業買収で使ったと言われています。

そのためリクルートHDは4,079億円のれんを計上しており、日本の会計処理上、のれん償却がEPSを押し下げています。

のれんの償却が減ってくれば大きくEPSを上昇させる可能性もあります。

そうなればPER29倍台は、割高な水準ではないと思います。

株主還元

配当については毎年増配しており、最近の配当性向は30%前後で増配の余地は十分にあります。

コメント

時価総額は約6兆円となった大企業ですが、M&Aに積極的で、順調に事業拡大しています。

自己資本比率は55.2%で財務内容は良好で、景気が悪化した場合も十分に対応可能です。

企業買収やのれん償却が一巡すれば、EPS やフリーキャッシュフローを大きく増加させ、より株主還元に舵をきれるのではないかと思います。

日本では好調な経済環境や雇用市場を背景業績で不安要素は見当たりません。

今回は行き過ぎたデータ利用が問題になりましたが、人材と販促分野で膨大なデータを蓄積しており、AI活用で新たな付加価値を創出する期待感もあります。

実は私も、新卒の時と、転職をした際、リクルートさんにはお世話になったため、そのイメージで記事を書いてしまった部分もあるかもしれません。

2014年の上場後、株価は上昇し続けており、なかなか購入するタイミングがありませんでしたが、リクルートHDは十分投資対象になりえると思います。