今月に入り、エヌビディアや台湾セミコンダクターなど大手半導体株が最高値を更新しています♪
半導体株は、まだ上昇する余地があるのかな〜。
半導体関連株の本格的な上昇は始まったばかりだと思います。クラウド、5G、AI、IOT、ロボット、ARの普及が始まったばかりだからです。そんな中、半導体業界ではスーパーサイクルによる業績押し上げが期待されています。
この記事を読んで頂くと、半導体の重要性、将来性、半導体業界が期待しているスーパーサイクルが分かります♪最後に半導体関連銘柄も紹介!
半導体とは

半導体とは、あるときは電気を通したり、あるときは電気を通さなかったり、条件によって電気をどれだけ通すか変化する材料や物質です。
こう聞くと難しいかもしれませんが、人間でいうと脳の部分になります。
例えば、電卓で考えてみます。
電卓は大きく分けると、液晶画面、キーボード、電池、半導体でできています。
電卓の計算スピードや機能の多さを左右するのが、半導体です。
数値計算だけでなく、情報の記憶や論理演算などの知的な情報処理機能を持っています。
半導体は、パソコンやスマートフォン、WIFI機器や電波の基地局などのハイテク製品には、必ず搭載されています。
半導体市場の今後
私たちは、より便利で快適な生活を手に入れるために、ますます優れたハイテク製品やサービスを必要とするでしょう。
この流れは半導体メーカーにとって追い風です。
私たちの技術のほとんどは、半導体に基づいているからです。
多くの半導体株の見通しは明るいと思います。
例えば、ソフトバンクグループ(9984)のArm(アーム)。
Armは半導体チップを開発、設計をする会社です。
下の図は、Armのテクノロジーを用いたチップの出荷実績です。

Armの半導体出荷数が二次曲線的に伸びているのが分かります。
ハイテク製品の拡大とともに、Armの半導体チップが世の中に供給されているのです。
人々が豊かな暮らしを求めれば求めるほど、半導体が必要です。
この流れが、止まることはありません。
スーパーサイクルとは
半導体業界は、もともと変化が激しく、需給バランスが崩れやすく、好不況を繰り返すといった特徴がありました。
(このサイクルのことを「シリコンサイクル」と言います)
しかし、近年の技術革新(クラウド、5G、AI、IOT、ロボット、AR等)によって、半導体の出荷ペースは、今までと比べ物にならないくらい加速していくことが予想されています。
これがスーパーサイクル(従来のサイクルを飛び越えたサイクル)です。
再び、Armを例に取ってみると、2018年に229億個のチップを出荷し、累計で1,450億個のチップを出荷しました。
これが、IOTにより急拡大し、2035年までに1兆個のArmのチップがデバイスに繋がると言われています。
期待の半導体関連株投資
私が期待している半導体関連の投資はこちらです♪
- ソフトバンクグループ(9984)
- ヴァンエック ベクトル半導体ETF(SMH)
ソフトバンクグループ(9984)
まずは、私が投資しているソフトバンクグループ。
ソフトバンクグループの投資先であるArmは、スマホCPUのシェアは、99%で圧倒的なシェアです。
小型でセキュリティの高い半導体チップの開発、設計が得意な企業です。
Armの技術はIOTの時代になくてはならない技術です。
ヴァンエック ベクトル半導体ETF(SMH)
半導体はスーパーサイクルにより、市場全体が今後大きく伸びるため、市場全体に投資できるETFも期待できます。
ヴァンエック ベクトル半導体ETF(SMH)は、MVIS米国上場半導体25インデックスに連動する投資成果を目指す米国ETFです。
米国に上場する半導体セクター25社で構成されています。
インテル(INTC)、エヌビディア(NVDA)、台湾セミコンダクター(TSM)など半導体業界を代表する企業群に分散投資することが可能です。
IOT、AI、5G、ロボット、ARなどは、今後、何倍にも成長する市場です。わたしにとって身近にありふれている技術ではありません。今がスーパーサイクルの入り口ではないかと思う♪
半導体の個別株については『Motley Fool(モトリーフール)』 で、たくさん取り上げられています。
モトリーフールはエヌビディアの上昇を早期の段階で発見していました。
