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【米国株 銘柄分析】ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ











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今回は、ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)の銘柄分析です。

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データソースはコチラ♪

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金融機関で働いていた私が投資をする際にチェックしている点を中心にまとめています。

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今回の注目ポイントはこちら♪

  • エヌビディアもケイデンスのソフトウェアを採用。半導体設計になくてはならない会社
  • 過去の業績は長期的に素晴らしい。新型コロナでもリモートワーク環境を整え、2020年度は売上高成長率11%の見込み。
  • 売上高の約9割は既契約の顧客から発生する経常的で予測可能な収益。2年以上、EPSと売上高が市場予想を上回る。

モエ

それでは見ていきましょ〜♪



ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)基本データ

基本情報

会社名Cadence Design Systems, Inc.
ティッカーCDNS
本社カリフォルニア州
セクター情報技術
決算12月
設立1988年

1988年にSDAシステムズ社とECAD社が合併して誕生しました。

事業内容

ケイデンス・デザイン・システムズは、電子設計に特化したソフトウェア会社です。

主に半導体メーカーに対して、EDA(電子設計自動化)ツールおよびIP(知的財産)を提供しています。

半導体メーカーは、EDAツールを使用して半導体デバイスの設計と検査を行うことによりコスト、エラー、設計時間の削減を可能にし、

製品サイクルを早めることができます。

ケイデンスは電子設計の分野におけるグローバル・リーダーで、世界に22の開発拠点をもっており、

アメリカだけではなくヨーロッパやアジアなどバランスよく収益をあげています。

2020年Q2地域別の売上高がこちら。

GPUで圧倒的なシェアをほこるエヌビディアもケイデンスのソフトウェアを採用しています。

EDA を利用するセクターは、コンシューマ、クラウド・データセンター・モバイル・IOT・自動車・航空宇宙・インダストリ・ヘルスケアなど、多岐にわたります。

ケイデンスの強みとしては、半導体メーカーだけでなくEDAを必要とするシステム会社に事業展開していける点です。

競合企業としては、米シノプシス(SNPS)と独シーメンス傘下のメンター・グラフィックスがあげられます。

世界のEDA市場は、これら3社が寡占しており、EDAツールは切り替えに伴うコストが大きくかかるためワイドモートを形成しています。

今年の1月には、ケイデンスがRF/高周波回路設計ツールを手がけるAWR Corporationを1.6億ドルで買収。

シノプシスについても2020年1月にINVECAS社のIP資産の一部を買収しており市場の寡占化が進んでいるように感じます。

ケイデンスは、企業買収により成長してきた経緯があり、企業買収で事業を拡大している点も魅力の一つです。

株価チャート

長期・短期ともに市場平均を大きく上回るパフォーマンスをあげています。

年初来では61%上昇。

ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)業績

売上高・営業利益

市場予想売上高成長率
2020年度2.60B11.30%
2021年度2.78B7.10%

2012年度〜2019年度売上高の年平均成長率は8%。

ケイデンスの売り上げの85-90%は、メンテナンス料など既に契約している顧客から発生する収益になります。

これらの収益は、経常的で利益率が高いため、売り上げが増えれば、利益率が向上し、最終的な利益が売上以上に伸びるのがケイデンスの特徴です。

営業利益率

2019年度の調整後営業利益率は32%、サービスの付加価値の高さを表す粗利率は89%にもなります。

ケイデンスの顧客には、エヌビディアのような世界的に活躍する技術力の高いピカピカ企業も含まれます。

ケイデンスのサービスは、これらのピカピカ企業ですら高い付加価値を払って利用したいサービスだということです。

EPS(1株当たり利益)

2012年度〜2019年度調整後EPSの年平均成長率は16%。

BPS(1株当たり純資産)

バランスシートは非常に強固で、借入金が少ないのが特徴です。

2020年Q2 バランスシートから抜粋
  • 現金および現金同等物11.8億ドル
  • 短期借入金3.5億ドル
  • 長期借入金3.5億ドル

キャッシュフロー

ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)株主還元

1株当たり配当

配当の支払いはしていません。

自社株買い

2014年度から自社株買いを実施しました。

2020年度については新型コロナの影響で自社株買いを停止する企業が多い中、ケイデンスは自社株買いを実施しています。

ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)バリュエーション

PER(株価収益率)

過去5年間の平均40.96倍
2020年10月11日時点30.83倍

PBR(株価純資産倍率)

過去5年間の平均10.29倍
2020年10月11日時点13.83倍

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均23.75倍
2020年10月11日時点36.37倍

ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)四半期決算

EPS(1株あたり利益)の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが8回、下回ったのが0回。

売上高の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが8回、下回ったのが0回。

2020年度第2四半期決算

2020年7月20日にQ2(4月-6月)決算発表をしました。

EPS・売上高ともに市場予想を上回りましたが、ガイダンスが弱く良い決算ではありませんでした。

  • EPSは、市場予想0.52ドルに対して、結果0.66ドル
  • 売上高は、市場予想5.9億ドルに対して、結果6.4億ドル
  • 売上高は前年同期比10%増加
  • 2020年度Q3EPSガイダンス、市場予想0.63に対して、新ガイダンス0.59-0.61ドルを提示
  • 2020年度Q3売上高ガイダンス、市場予想6.5億ドルに対して、新ガイダンス6.3億ドル-6.5億ドルを提示

新型コロナの環境でも従業員の9割りをリモートワークができる環境にすることにより増益しています。

株価は決算後上昇しましたが、9月上旬以降、調整しています。





銘柄分析 コメント

ケイデンスは投資家から好まれやす企業だといえます。

EDA(電子設計自動化)市場・半導体市場は、成長が期待されています。

ケイデンスは、今後も長期でEDA市場のグローバルリーダーであり続けるでしょう。

売上高の85-90%は定期的に発生する収益であるため、業績については予測可能で、

EPSと売上高は2年以上、市場予想を上回っています。

財務についても潤沢なキャッシュフローと強固なバランスシートを保有しており、今後も研究開発・M&A・自社株買いに対する余力は十分です。

EDAは、自動運転・5G・クラウド・AIなど幅広いイノベーション・セクターで利用さます。

それらのセクターにコンタクト可能なケイデンスの事業機会は今後も増加することが予想されます。

こうなって欲しい笑♪

Q3決算は10月19日の予定です。

モエ

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