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【米国株 銘柄分析】台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ











モモ(@momoblog0214 )です!

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今回は、半導体の受託生産(ファウンドリ)で世界最大手である台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM)の銘柄分析です。

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金融機関で働いていた私が投資をする際にチェックしている点を中心にまとめています。

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今回の注目ポイントはこちら♪

  • 業績は長期で安定。赤字転落は上場以来、一度もなし!
  • 受託生産会社とは思えないほど、高い利益率
  • 比較的リスクの低い半導体関連株

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それでは見ていきましょ〜♪



台湾セミコンダクター(TSM)基本データ

基本情報

会社名台湾積体電路製造
Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.
ティッカーTSM(米国ADR)
本社台湾 新竹市
セクター情報技術
決算12月
設立1987年
上場1997年(米国ADR)

台湾セミコンダクターは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)と台湾証券取引所 (TWSE) で上場されています。

台湾証券取引所では、証券コード「2330」で上場。

ニューヨーク証券取引所 (NYSE) では、 米国預託証券(ADR)として上場されています。

事業内容

台湾セミコンダクターは、世界最大の半導体ファウンドリー(生産受託会社)

もともとは、台湾政府が主導で設立した会社です。

エヌビディア、AMD、クアルコムなどは半導体の設計に特化した会社(ファアブレス=工場を持たず製造業を行う会社)で、自社で半導体製造工場を持ちません。

これらの世界を代表するIT企業から半導体の生産を依頼されているのが台湾セミコンダクターです。

市場シェアは54.1%で圧倒的な市場シェアTrendForce調べ)。

2位以下とは比較になりません。

株価チャート

過去10年間の株価は市場平均を大きく上回っています。

今年に入ってからも株価は大きく上昇しており、時価総額は一時、世界トップ10入りを果たしました。

台湾セミコンダクター(TSM)業績

売上高・営業利益

売上高成長率
2020年度市場予想$44.28B27.90%
2021年度市場予想$48.74B10.10%

台湾セミコンダクターの業績は、長い間、安定して成長しています。

1997年の上場以来、赤字転落したことはありません。

景気の影響を受けやすい半導体業界にも関わらず、

これだけ業績が安定するのは驚きです。

営業利益率

利益率は非常に高い水準を維持しています。

受託生産は通常、利益率が低くなる傾向にあります。

しかし、台湾セミコンダクターの技術力は非常に高く、良いモノを大量生産できる技術を持っています。

台湾セミコンダクターは、世界で初めて7nmプロセスによる半導体の量産に成功しました。

nm(10億分の1メートル)の世界では、非常に繊細な作業を要求されます。

不良品を出さずに大量生産を行い、納期を守るということを長年続けてきた信頼が利益率の高さに繋がっています。

EPS(1株当たり利益)

BPS(1株当たり純資産)

キャッシュフロー

半導体業界は変化が激しく、技術力を維持するために、多額の設備投資を行っています。

それにも関わらずキャッシュフローは、かなり安定しています。

設備投資を行いながらも、世界中のIT企業から多くの受注を請け負うことにより、設備投資した資金を回収しています。

とても良いお金の循環ができています。

台湾セミコンダクター(TSM)株主還元

1株当たり配当

2018年8月17日時点の配当利回りは2.13%です。

配当性向

配当性向はやや高めで、配当の安全性は高くありません。

自社株買い

過去10年間の発行済み株数は、ほとんど変わっていないため、自社株買いには消極的です。

台湾セミコンダクター(TSM)バリュエーション

PER(株価収益率)

過去5年間の平均17.94倍
2020年8月16日時点25.76倍

PBR(株価純資産倍率)

過去5年間の平均4.15倍
2020年8月16日時点6.94倍

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均10.61倍
2020年8月16日時点16.63倍

台湾セミコンダクター(TSM)四半期決算

EPS(1株あたり利益)の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが8回、下回ったのが0回。

売上高の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが8回、下回ったのが0回。

2020年度第2四半期決算について

台湾セミコンダクターは7月16日に第2四半期(4月〜6月)決算発表を行ました。

EPS・売上高・ガイダンスの全てが市場予想を上回り、内容は非常に良かったです。

  • EPSは、市場予想0.71ドルに対して、結果0.78ドル
  • 売上高は、市場予想10.47億ドルに対して、結果10.54億ドル
  • 売上高成長率は前年同期比で81%増加
  • 第3四半期売上高は、市場予想10.71億ドルに対して新ガイダンス11.2-11.5億ドルを提示




銘柄分析 コメント

台湾セミコンダクターは、今後も半導体製造においてリーディングカンパニーであり続ける可能性が高いと考えています。

台湾セミコンダクターは、2018年に7nmチップの製造に成功しましたが、

競合他社はいまだに7nmチップの量産に苦戦しています。

インテルでさえ、現在の台湾セミコンダクターの技術に追いつくのが2022年末〜2023年ごろになると言われています。

その間にも台湾セミコンダクターの半導体は、どんどん小さくなり省電力化・高速化していくでしょう。

リスクの低い半導体株投資

半導体業界は、エヌビディア、AMD、インテル、クアルコムなど競争の激しいレッドオーシャンの業界となっています。

しかし、台湾セミコンダクターには圧倒的な技術力があり、設備投資に多額の資金がかかる半導体工場を持つビジネスモデルは参入障壁が高いため、

これらのIT大手企業の全てから半導体の製造を任される可能性が高いです。

つまりエヌビディアが勝っても、AMDが勝っても、台湾セミコンダクターには注文が来る可能性が高いということです。

インテルは、自社で半導体の設計から製造をすることに拘っていましたが、製造を台湾セミコンダクーに任せるかもしれないとの報道もあります。

 

米中貿易摩擦など政治リスクはありますが、

その対策として、今年の5月にアリゾナ州に120億ドル規模の工場を建設することを発表しました。

これにより政治的リスクをある程度抑えることができるでしょう。

モモ

本当に半導体ファウンドリなのかと目を疑うほどの財務。。TSMのナノテクノロジーは、人々の生活を豊かにするのに欠かせない存在♪

モエ

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