今回は私が投資しているベリサインについて語ります♪
超高収益ITインフラ企業で株価は10年で8倍以上、上昇しました!
世界一の投資家ウォーレンバフェット率いるバークシャー社の投資先です。
Contents
ベリサインとは
ベリサインの事業内容について解説します。
会社概要
べリサインは、インターネットインフラ関連サービスの世界大手です。
世界でトップレベルで利用されている「.com」「.net」といったドメイン名の登録、管理を独占しています。
管理するドメイン数は1億5,740万件におよびます。
また、サイバー攻撃に対するセキュリティサービスも提供しています。
悪意を持ってサーバーに大量のデータを送りつけて、サーバーをパンクさせるサイバー攻撃をDoS攻撃と言います。
こういったサイバー攻撃から企業を守っているのです。
モモの株式投資も「momo0214.com」というドメインを利用するのに毎年1,000円程度支払っています。
そのうちの一部がベリサインの売上になっているのです。
基本データ
英語社名:VeriSign, Inc
本社:バージニア州レストン
設立:1995年
市場:NASDAQ
従業員:900人
時価総額:251億米ドル(パナソニックと同じくらい)
予想PER:39倍
配当利回り:0%
株価チャート

こちらはベリサインとS&P500の10年間の株価チャートです。
ベリサインの株価はS&P500を大きくアウトパフォームしています。
ベリサインに投資する4つの理由
ここからがベリサインに投資をする理由です。
トップレベルドメイン 「.com」「.net」 を管理
ドメインはインターネット上の住所のようなもの。
ブログやインターネットサイトを運営する場合にはドメインが必ず必要になります。
その中でも「.com」「.net」は非常に人気の高いドメインです。
「.com」「.net」は私たちが普段から見慣れているので、サイト訪問者に安心感を与えます。
この「.com」「.net」を最も管理しているのがベリサインです。
ベリサインは四半期決算ごとにドメインの管理数を発表しています。
直近の決算では、1億5,740万件のドメインを管理しており、3カ月で3.8%の伸びとなりました。
インターネットが世界的に普及するにつれて、ドメイン数は増えていきます。

営業利益率60%越えで超高収益
ベリサインは、営業利益率63.2%で高収益企業です。
営業利益率とは売上に対する利益で、これが高いほど利益率の高いビジネスをしているということです。
日本企業であれば10%以上が優良企業の目安と言われる中、10%を大きく超えています。
ベリサインの事業は一度、システムを構築すれば設備投資や人件費がほとんどかかりません。
ベリサインの時価総額は、パナソニックと同程度ですが、パナソニックの従業員5万人に対してベリサインの従業員は900人しかいません。
サブスクリプション型のビジネスモデル
ドメインを利用するためには、毎年お金を払い続けなければなりません。
私も「モモの株式投資」を運営するために毎年、ドメイン利用料の支払いが必要です。
また、ドメインはインターネット上の住所のようなものなので、そのドメインを変えるとなれば大きな作業が必要となります。
毎年の更新の際に、ドメイン料を値上げされれば応じなければなりません。
そのためベリサインからすれば、毎年の売上見込みを立てやすく、値上げにより売上を増やすことも難しくありません。
インターネット上にサイトができれば、その分ベリサインの売上が増加していきます。
株主還元
ベリサインは配当を出していない代わりに、利益のほとんどを自社株買いに回しています。
10年で発行済み株式数を3割以上減らしました。
高収益のビジネスモデルから今後も安定した株主還元が見込まれるものと思います。

今後の株価予想
PERは39倍で、そこだけ見れば割高です。
しかし、売上に対して設備投資や人件費がほとんどかからず、収益がサブスクリプション型であるため、中長期で収益の伸びが期待できます。

今までの増益率や、フリーキャッシュフローの伸び、株主還元を考慮すると5年以内に2倍程度の上昇を期待しています。
2020年2月6日(木)に、2019年通年の決算発表を行う予定なので注目です。
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