アップルに対する期待 apple as a Service
今週、S&P500が最高値を更新するなかで、アップルの株価は去年の高値233ドルから、約13%安い価格で取引されています。
アップルのハードウェア製品のほとんどが、中国で組み立てらており、米中貿易摩擦に対する懸念により株価が押し下げられています。
またアップルの売上のほとんどは、ハードウェアによる売上で、利益率の高いサービスによる売上は15%程度です。
【アップル売上構成18年9月期】
株式市場では、ハードウェア企業のPERは低く、サービス企業のPERが⾼い傾向があります。
今後、サービスの構成比が大きくなることにより、現在の予想PER約17倍をどれだけ上昇させるかが期待されます。
PCのOS(基本ソフト)Windowsを提供するマイクロソフトは、5年前にサティア・ナデラCEOが就任し、クラウド事業を加速させることにより 、 PC 市場が縮小する中でも好業績を達成しました。
株価は就任当時に比 べて 3 倍以上に膨らみ、予想PER30倍と市場にも評価されています。
マイクロソフトの予想PERは約30倍です。
先進国でスマホ市場が成熟していることと、近年iphoneの買替サイクルが長期化していることを考えると、売上の6割を占めるiphoneの売上は縮小することも考えられます。
モモは、アップルがマイクロソフトのように、膨大な顧客基盤を活かしたサービス企業になり、株価が上昇することを期待しています。
14億台のIOS稼働端末
アップルは、2018年末時点で、世界で使用されているiPhoneが9億台にのぼること
アクティブなiOSデバイスは合計14億台に達していることを発表しました。
また、世界的にウェアラブル市場は伸びており applewatchや AirPod などの販売をどれだけ伸ばせるか注目されています。
IDCが、2018年のウェアラブルデバイス出荷台数が前年比で27.5%増加し、 1億7,215万台となったことを発表しました。
今後は、 ウェアラブル市場でどれだけシェアを拡大できるか、14億台のIOSデバイスに対して、どのようなサービスを提供するかがアップルの業績に大きく影響してくるでしょう。
【アップルのサービス・その他製品が売上に占める割合】
今後について
モモはアップルが今後、サービス企業として、人々の生活必需品になると思っています。
今後はアップルの期待されるサービスについて定期的に書いていこうと思います。
これからもお読み頂ければと思います(^_-)-☆