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【APPL】アップル銘柄分析 Apple as a Service

アップルについて

2018年末時点で、世界で使用されているiPhoneは9億台

アクティブなiOSデバイスは合計14億台に達しました。

今までアップルはiPhoneの売上で、業績や株価が左右されていましたが、ウェアラブル部門、サービス部門が非常に好調です。

アップルがハードウェアの会社から、サービスの会社になる事に期待して投資しています。

事業内容

【アップル売上構成18年9月期】

売り上げの6割以上をiPhoneが占めていますが、サービス事業その他製品の売り上げが今後どれだけ伸びるかがアップルの株価を左右するでしょう。

【アップルのサービス・その他製品が売上に占める割合】

アップルミュージックやアップルストアなどの「サービス」、AirPodなどの販売をしている「その他製品」の売上順調に売上比率を伸ばしています。

iPhoneのシンプルなデザインや操作方法、android携帯への乗換をする場合、煩わしい切替作業があることなど、iPhoneユーザーは長期でiPhoneを使う傾向があります。

そのため、iPhoneと互換性の高い商品やサービスは当然、iPhoneユーザーの選択肢になります。

アップルにはiPhone以外にも、たくさんの素晴らしい製品やサービスがあります。

基本データ

PER:17.7倍

配当利回り:1.4%

自己資本比率:32.54%

ROE:50.61%

自己資本比率が高く、2018年末時点で約1,300億ドルのネットキャッシュを保有しています。

株価チャート

株価は、この10年で約8倍になっています。

S&P500を大きくアウトパフォームしています。

業績

営業利益率26.7%高収益のビジネスモデルです。

アップルはハードウエアの企画と技術開発、設計を行っており、 生産はEMS(電子機器受託製造サービス)の世界最大手、鴻海(ホンハイ)グループに任せています。

鴻海グループは、広大な土地を保有する中国に工場を持ち、アメリカと比べ人件費が安い中国人労働者が製造をしているのです。

アップルは工場を持つリスクがなく、常に世界最高の加工・製造技術を低コストで利用できます。

キャッシュフロー

キャッシュフローについては10年という長いスパンでも非常に安定しており、キャッシュ創出力が非常に高いことが分かります。

株主還元

アップルは2012年から配当を開始しました。

配当性向は20%と低いため今後も増配余地は十分あります。

自社株買いには積極的で、10年で株数を約21%減らしています

10年後の株価予想

2009年と2018年のEPSから算出した10年間のEPS年平均成長率(CAGR)は30.0%となります。

2018年のEPSは11.91米ドルで、毎年30.0%のEPS成長率だった場合、2028年の予想EPSは126.29米ドルとなります。

過去10年間のPERは以下の通りです。

最高値:20.56倍(期末時点)

最低値:11.42倍 (期末時点)

5年平均:15.55倍 (期末時点)

現在:17.72倍

2028年時点でPERが過去5年平均15.55倍だった場合、10年後の予想株価は1,963米ドルとなり現在の株価と比べて9.4倍高い株価となります。

コメント

アップルは、過去10年間で安定して高い収益力を維持しています。

先進国でスマホ市場が成熟していること、近年iphoneの買替サイクルが長期化していることを考えると、売上の約6割を占めるiphoneの売上は縮小するのではないかと思います。

また、米中貿易摩擦によりiPhoneなどの製品に関税がかけられる可能性や、中国での売上が減少する可能性があります。

そのためPERは17倍で割高感はありません。

株式市場では、ハードウェア企業のPERは低く、サービス企業のPERが⾼い傾向にあります。

今後、サービス」事業のウェイトが大きくなった場合、PERが見直しされる可能性があります。

PCのOS(基本ソフト)Windowsを提供するマイクロソフトは、5年前にサティア・ナデラCEOが就任し、クラウド事業を加速させたことにより 、 PC 市場が縮小する中でも好業績を達成しました。

株価は就任当時に比 べて 3 倍以上に膨らみ、PER27倍と市場にも評価されています。

私は、アップルアーケード、アップルカード、アップルミュージックなどのサービス事業が拡大し、「Apple as a Service」(サービスとしてのアップル)になることを期待しています。

現在の株価水準であれば追加投資を検討しようと思います。