シスコシステムズに追加投資♪

米中貿易摩擦やコロナウイルスにより、株価が下落し、バリュエーションに割高感はありません。
私がシスコシステムズに投資している理由について語ります。
Contents
シスコシステムズに投資する4つの理由
通信機器シェアで世界最大
シスコシステムズは、通信機器開発で世界最大の会社です。
市場シェアが高く、価格決定権を握っているため、シスコの事業は高収益。
直近の決算で確認した営業利益率は27.4%。
(日本企業であれば営業利益率10%以上が優良企業の目安)
【IDC Japanが発表した国内ネットワーク機器市場シェア】

インターネットの通信料は今後も拡大
通信機器会社であるシスコシステムズは、インターネットの使用量が多くなれば多くなるほど利益が出る仕組みになっています。
現在、インターネットを利用している人は、世界全体の53%と言われています。
新興国の所得が増加により、インターネットを使う人は、ますます増えます。
そして、5Gの時代がやってきます。
5Gは4Gと比べ、通信速度は100倍、通信量は1,000倍、遅延は10分の1になります。
そして、IOT時代がやってきます。
これから冷蔵庫や車、家の鍵など今とは比べ物にならないくらい、モノがインターネットと繋がります。
インターネットは、私たちの生活を便利にするためになくてはならない存在です。
これかもインターネットの使用量が増えていくのは間違いありません。
ハードからソフトに、そしてサブスクリプションへ
シスコシステムズは通信機器を開発するハードウェアの会社です。
そんなシスコですが、ソフトウェアやセキュリティなどのサービス事業に力を入れています。
これは、モノを作って販売するハードウェアの会社と比べ、形がないサービスを提供する会社の方が在庫リスクがなく高収益で、株式市場では高く評価されるからです。
【CSCO2020年Q2決算資料】

シスコシステムズの直近の決算を確認すると、ServiceRevenue(サービス部門の売上)が、3,173M$⇒3,281M$⇒3,334M$と上昇していることが確認できます。
サービス部門の売上の約60%がサブスクリプション(定額課金)の収益です。
それと連動するように、Gross Margin(粗利率)が64.1%⇒65.9%⇒66.4%と上昇しています。
シスコシステムズは、リスクが少なく、より高収益な会社に生まれ変わっている最中なのです。
魅力的な株主還元
人々のインターネットに対する需要が高いため、シスコシステムズのキャッシュフローは常に潤沢です。
配当、自社株買いなど株主還元にも力を入れています。
2011年に配当を開始して以来、毎年増配しています。
現在の配当利回りは3%台。
自社株買いについても積極的です。
過去10年間で発行済株式の24%を買い戻しています。
まとめ
人々は、より高速、快適で安全なインターネット環境をもとめています。
そんなインターネット環境において、なくてはならない会社がシスコシステムズです。
シスコの事業は長期的に需要が見込めます。
世界ではインターネットを利用できていない人が多く、5GやIOTは身近ではないからです。
そしてソフトウェア、サービス事業が伸びれば、より安定した収益や利益を計上し、株主に還元してくれます。
こんな素晴らしい会社が配当利回り3%台は安すぎる、今後も追加投資していく方針です。
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