シスコシステムズに追加投資
シスコシステムズ株式を1株47.05米ドルで10株購入しました。
5G関連銘柄ですが、予想配当利回りは3.0%、予想PERは15.9倍で割高感はありません。
5Gインフラ関連銘柄
シスコシステムズはスイッチやルーターなど通信機器を販売していて、通信機器開発では世界最大の会社です。
シスコシステムズの製品は高性能で、日本国内でも非常に高いシェアを占めています。
【IDC Japanが発表した国内ネットワーク機器市場シェア】
世界の通信システムは、段階的に5Gに切り替わっています。
その中で、シスコシステムズは最も重要なインフラ企業としての役割を果たしているのです。
好決算も米中貿易摩擦で株価急落
8月に第4四半期決算を発表、売上高は7四半期連続の増収、EPSは83セントでアナリスト予想EPSの82セントを上回る好決算を発表しました。
しかし株価は急落。
【シスコシステムズ3カ月チャート】
米中貿易摩擦の影響を勘案し、第一四半期の売上高予想を低成長としたため、投資家の失望売りを誘いました。
とは言うもののシスコシステムズの売上の約半分はアメリカでの売上です。
中国の売上は全体の売上の3%程度しかありません。
インターネットトラフィック増加の恩恵
【 増加し続けるインターネットトラフィック 】
上の図はソフトバンクグループの決算説明会の資料を引用させて頂きました。
インターネットトラフィックは、過去から現在まで増加していて、これからも増加していくことが予想されます。
5Gは4Gの通信速度の100倍、移動通信量は現在の1,000倍、遅延は現在の10分の1になり、2020年には116億個のモノをネットに繋げることができると言われています。
このインターネットの流れを支えているのが、シスコシステムズの高性能機器なのです。
シスコシステムズの役割は今後、ますます重要になってくるでしょう。
今後の投資方針
米中貿易摩擦の影響は避けられないものの、シスコシステムズは高い技術力があり、5Gにおいて重要なインフラ企業となるでしょう。
現在、配当利回りは3%で非常に魅力的です。
自己資本比率は37%で、景気が後退した場合の耐性もあります。
現在の株価水準であれば、今後も追加投資を検討していきたいと思います。