マイクロソフトに追加投資
マイクロソフト株式を1株134.25米ドルで7株購入しました。
マイクロソフトについてはクラウド事業「Azure(アジュール)」の将来性、サティア・ナデラCEOの経営手腕に魅力を感じて投資しています。
Amazonクラウドサービス「AWS」で障害発生
AWSは、機能の多さや価格競争力を武器に、スマホゲームやECサイト、ネット銀行など幅広い分野で使われおり、日本での契約件数は数十万件、国内でシェアを伸ばしていました。
そんなAWSですが、昨日、大規模なシステム障害が発生。
Pay Payはスマホ決済ができなくなったり、スタバやユニクロでアプリが使えなくなったりと、各所に影響が出ました。
クラウドは複数の企業がサーバーを共同利用するため、今回のような大規模なシステム障害へとつながりやすく、利用する企業は復旧を待つしかない状況でした。
また、Amazonの情報開示についても、障害発生直後、日本語での公式な発表をしていなかったため、英語サイトで確認しなければいけない状況でした。
クラウドが社会的なインフラになってきている中で、企業がクラウドをどのように扱わなければいけないか認識されました。
今回の不祥事は、マイクロソフトのAzureにとってシェア拡大のチャンスです。
もともとAmazonはネットショップで使っていた古いサーバーを活用するために始めたのがクラウドビジネスの始まりで先行者メリットを受けながら拡大してきました。
しかし、マイクロソフトはもともとWindowsやofficeシリーズなどIT企業インフラで高いシェアがあり、そこにサティア・ナデラCEOの指揮のもとクラウド事業に本気で力を入れてきました。
日本語のホームページも充実しており、クラウドの市場シェア獲得競争を勝ち抜いていくのはマイクロソフトAzureではないかと思います。
【クラウドサービス世界シェア2018年】
米中貿易摩擦激化
23日のNYダウは623ドル下げ、大幅安となりました。
中国がアメリカに対して報復関税を発表し、これに対してトランプ大統領が対抗姿勢を示したことで、米中貿易摩擦激化への懸念が強まったためです。
マイクロソフトの株価は2019年7月につけた最高値141.67米ドルから約9%安い
133.39米ドルで取引を終えています。
今後の投資方針
米中貿易摩擦が激化しても、クラウドは継続的に市場拡大が見込めるためマイクロソフトの高い収益力は維持されると思います。
また、Office365のサブスクリプションは定期的な課金収入が入るため景気の影響を受けにくく、契約者数は約3,400万人で過去5年で8倍に増えています。
さらにマイクロソフトは2019年3月末時点で約14兆円の現金同等物(ソニーとキーエンスを合わせた時価総額に近い)を保有していて、市場が悪化した場合の買収や自社株買いなど期待できます。
そのため現在の株価水準であれば、積極的に追加投資していこうと思います。