今回は、私が投資するペイチェックス(PAYX)について語ります。
この記事を読んで頂くとペイチェックスが、どんな会社なのか?投資する魅力、投資するうえでの注意点が分かります。
Contents
ペイチェックスってどんな会社?
ペイチェックスはアメリカのニューヨーク州に本社をおき、HRアウトソーシングを提供する会社。
HRは、ヒューマンリレーションズの略で、人事や総務などの仕事を代行してくれる会社です。
人事部や総務部などは、多くの会社に共通している業務なので、企業からすればアウトソーシングした方が効率的なのです。
具体的には、給与支払い、確定拠出年金、採用、研修、労使関係のコンサルティング、保険サービスなどの業務を行っています。

ペイチェックスに投資する4つの理由
圧倒的シェアで高収益
ペイチェックスは、中小企業向けのHRアウトソーシングサービスで圧倒的なシェアを獲得しています。
ペイチェックスの顧客は、67万社を超えています。
これは、アメリカの民間企業で働く人の『12人に1人』がペイチェックスから給与支払いを受けているということになります。
直近の決算で発表された営業利益率は36%で利益率の高いビジネスモデルです。
(日本では営業利益率10%が優良企業の目安)
成長余地の大きいビジネス
日本では、HRアウトソーシングという言葉が一般的ではありません。
世界でも、それは同じです。
ペイチェックスが主な活動地域としているアメリカ・ヨーロッパには、ペイチェックスの潜在的な顧客が10,000社あると言われています。
企業買収でシェア拡大
ペイチェックスは、同業の会社を次々と買収してシェアを拡大しています。
2011年、SurePayrollを買収。
2012年、ExpenseWireを買収。
2013年、myStaffingProを買収。
2014年、nettime solutionsを買収。
2018年、Oasis Outsourcingを買収。
ペイチェックスの売上高は、10年の間に1.9倍まで成長しています。
配当で株主還元
ペイチェックスは、配当で株主還元している会社です。
このブログを書いている2020年3月14日時点の予想配当利回りは約3.7%です。
1株あたり配当は、10年で1.8倍。
株価は10年で2倍以上になりました。
この株価の値上がりで、配当利回り3%超えは非常に魅力的です。
ペイチェックスに投資するうえで注意点
失業率の増加
失業率が増加する局面では、売上や利益が停滞する可能性があります。
ペイチェックが得意とする給与計算業務代行は、給与を支払う従業員が減ってしまうと処理数が減ってしまうからです。
2008年のリーマンショック後に一時的に伸び悩んだ時期がありました。
強力なライバル
HRアウトソーシングは成長産業であるためライバルは強力です。
ADPやオラクル、IBMなどの大手ハイテク企業も、この分野に参入しています。
そんな中で、ペイチェックスは中小企業向けのHRアウトソーシングサービスで高いシェアを維持しています。
ペイチェックスは、1971年に創業しており、豊富なHRに関するノウハウで顧客の数を増やしているのです。
まとめ
米国の経済紙『インク』は、2019年べストHRアウトソーシング・サービスにペイチェックスを選びました。
多くの企業にっとて共通の人事や総務などの業務はアウトソーシングした方が効率的であるためHRアウトソーシングの成長は、これからも続きます。
私は、配当を受け取りながら
ペイチェックスが、市場シェアを伸ばしていくことを期待しています。
NASDAQ上場企業で3%台の配当利回りは魅力的♪
