今まで、5G・AI・クラウドなどハイテク関連記事を書いてきましたが、今回はいつもと違った記事です(-。-)y-゜゜゜
【今までの記事例】
フィリップ モリスに投資する理由
このブログは、ハイテク株に投資をして、1億円の資産を作る(*’▽’)ということを目標にしています。
私自身、フィリップ モリスはタバコ銘柄でハイテク株とは違うな~と感じています。
しかし、この銘柄には、たくさんの保有しておきたい理由があります(^^♪
- 売上高営業利益率41.7%!参入が難しいタバコ事業。
- 安定的なキャッシュフローで株主還元
- シーゲル銘柄 20世紀後半にS&P500の中で最も運用成果が良かった。
- 税制面や健康面で優れているIQOS(アイコス)の成長が著しい。
- 新興国の人口の増加を享受できる。
- タバコの歴史は古く、先進国の税収源となっている。
こんなに多くの良いところがあるのに、PER18倍、配当利回り5.2%で割高感はありません( ゚Д゚)
【PMとS&P500の比較チャート(10年)】
タバコを吸う人が減ってきていて、訴訟リスクまであるタバコ会社の業績は、悪くなっていると思われがちなんです。。
実際は、そんなことないんです(*^^)v
19.Q2好決算で株価上昇!
7/18、 第2四半期決算の発表がありました。
EPS、売上高ともに市場予想を上回る好決算となりました。
19年の通期EPS見通しは旧ガイダンス4.87ドル以上に対して、新ガイダンス4.94ドル以上に上方修正されました。
タバコの販売数量の減少を、値上げで上手く吸収しています。
また、 タバコ事業は参入障壁が高く、 売上高営業利益率41.7%でした。
タバコの葉を育てることは、国の認可が必要であることが多く、参入障壁が高い事業になります。
独占事業者が値上げをすると社会的に批判されますが、タバコ事業は値上げをしても批判されにくいのが特徴です。
タバコを吸わず、フィリップモリスの株式を保有しているモモは、タバコの値上げに批判を言ったことはありません(^^♪
世界で急増中のIQOSユーザー
加熱式タバコ IQOS は従来の紙巻きタバコと比べて有害物質が出にくいのが特徴です。
タバコの葉や液体を燃焼させると、有害物質が発生することが判明していますが、燃焼させなければ、有害な部分を大幅に削減できるのです。
フィリップ モリスは煙の出ないスモークフリー製品の開発に力を入れています。
また、 IQOS は従来の紙タバコと比べ、税制面でもメリットがあるため、タバコ会社としては加熱式タバコに移行させたいのです。
【IQOS世界ユーザー数】
紙巻タバコの販売数量が減少している一方、IQOSの販売数量は増加しています。
19年4月にはアメリカで、 IQOSの販売認可がおりて、アルトリアグループが販売を始めます。
アメリカの喫煙者は4,000万人以上と言われ、アメリカ市場で成功するかどうか注目されています。
現在のIQOSユーザー約1,100万人に対して、アメリカの喫煙者4,000万人です!
アメリカで IQOS が成功すれば、日本市場でのIQOS成功とは比べ物にならないことが起きるのではないでしょうか(*´▽`*)
まとめ
タバコ事業は参入障壁が高く、めちゃくちゃ儲かるビジネスです。
それなのに世の中の人は、「タバコを吸う人は少なくなるからタバコ会社の業績は悪くなるはずだ。」「訴訟でたくさんの賠償金を払うと会社が大変なことになる。」と考え、 タバコ会社の株を買いません。
今回、決算が良かったことで、ある程度の見直しがありましたが、まだ株価は割安だと思います。
ありがたいことにFDA( アメリカ食品医薬品局 )がタバコについて否定的な発言をする度に、タバコ会社の株価は安くなります。
モモは高収益な事業を、割安な株価で買って5%以上の高い配当を受け取り続けたいと思います(*’▽’)