オーストラリア経済の魅力
昨日に引き続き、今回はオーストラリア経済の魅力についてです。
【オーストラリア経済の魅力】
- 人口増加で内需拡大
- 27年連続で経済成長
- 良好な財政
【昨日の記事】
人口増加で内需拡大
オーストラリアの一番の強みは、人口の増加です。
オーストラリアは先進国であるにもかかわらず、すごい勢いで人口が伸びています。
【オーストラリア総人口と生産年齢人口の推移】
オーストラリアは気候がよく、給与水準が高く、移民政策が上手い国です。
世界で最も住みやすい都市ランキング2018 (英 EIU )では
1位 ウィーン(オーストリア)
2位 メルボルン(オーストラリア)
3位 大阪(日本)
4位 カルガリー(カナダ)
5位 シドニー(オーストラリア)
となっており、オーストラリアに住みたい人が単純に多いんです。
私は、メルボルンとシドニーに行ったことがあって、定住したいくらい良いところだと思ったのが率直な感想です。
話は少し変わりますが、私は、ランキング3位の大阪に住んでいたことがあります。
たしかに住みやすいです(^^;
話は戻りまして、オーストラリアは人口が増えていて、人口が増えると、住むところ、食べるもの、洋服など様々なものが必要になります。
そのため個人消費は、きれいな右肩上がりで増加しています。
27年連続で経済成長
人口が増えているので、経済も当然大きくなっていきます。
27年連続で経済成長している国は、オーストラリアのみで、リーマンショックの時でさえプラス成長を維持しています。
これだけの長い期間経済成長が続くのは、財政が健全であることに起因する部分も大きいと思います。
良好な財政収支
【一般政府債務残高(対名目GDP比、2018年)】
オーストラリアは、名目GDP対比41%しか借金がないため、借金が非常に少ない国として有名です。
S&Pの格付けは当然、AAAです。
今年のオーストラリアの財政収支は黒字化する見込みです。
毎年、多額の借金をしている日本とは大違いですね。
借金が少ないと、景気が悪くなった時に政府がお金を借りて、インフラ投資や減税など様々な景気刺激策をとることができます。
リーマンショックの際、豪ドルは大きく下がりましたが、半年ほどしか下がらず、その後の戻りは、米ドルなど他の国と比べて比較的速かったと思います。
チャートを見ると75円より上で推移する期間が圧倒的に長く、75円より下で推移する期間が圧倒的に短くなっています。
現在の75円という豪ドル/円の為替水準は日本人投資家にとって絶好の買い場ではないかと思います。
【豪ドル/円チャート】
まとめ
オーストラリアは人口が増加していて、オーストラリア国内での消費が経済成長を支えている。
経済成長すると税収が増え、オーストラリアの財政が良くなる。
財政が良好なため景気が悪くなったとしても借金をして景気刺激策を取りやすい。
人口が減って、借金が増えている日本とは真逆で非常に、うらやましいですね!
明日は、ウエストパック バンキング(WBK)について記事を書こうと思っています。
しかし、息子が風邪をひいてしまい、バタバタしているので投稿できないかもしれません(;´・ω・)
病院に連れて行きましたが手足口病かもしれません。。
今、流行っているので、小さい子供がいる人は気を付けてください(-ω-)
本日もお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)
ちなみに1900年から2003年の株式リターンでオーストラリア株はアメリカ株を上回っています。(株式投資の未来P201)