私は、コロナウイルスにより株価下落の影響は一時的だと考えていますが、心配になる投資家も多いのでは?
コロナウイルスが心配な投資家は『ギリアドサイエンシズ(GILD)』の投資を検討してみてはいかがでしょうか?
この記事を読んで頂くと、ギリアドサイエンシズがどんな会社か、コロナウイルスとどういう影響があるかが分かります。
ギリアドサイエンシズはどんな会社?
ギリアドサイエンシズはアメリカが本社でバイオ医薬品をつくる会社です。
抗インフルエンザ薬『タミフル』の特許を持っているのがギリアドサイエンシズです。
また、HIV(エイズ)やB型・C型肝炎ウイルスなどの感染症治療・予防薬の開発でも成功しました。
インフルエンザ、HIV、肺炎など、人類の問題ともいえる病気の治療薬を開発したギリアドサイエンシズは、株式市場でも高い評価を受けました。
1994年にIPOされた時の株価は0.54ドルが、2015年7月に123.37ドルまで上昇したのです。
21年間で228倍株価は上昇しました。
2015年頃には、ギリアドサイエンシズの株価を持っておけば、誰でも億万長者になれると言われたほどです。
ギリアドサイエンシズがコロナウイルス薬の後期試験を開始
私が愛用している米国投資情報サイト『モトリーフール』を読んでいると『ギリアド・サイエンシズが有望なコロナウイルス薬の後期試験を開始』という記事が。
モトリーフールによると、ギリアドサイエンシズは、コロナウイルスの抗ウイルス薬の後期試験を3月に開始することを発表。
そして、その試験は5日間および10日間の計画で薬を投与し、14日間患者の健康状態を観察するというもの。
つまり、ギリアドサイエンシズの後期試験の結果が出るまで、長い時間はかからず、もうすぐコロナウイルスの抗ウイルス薬が出来る可能性があるということです。
ギリアドサイエンシズが薬の開発に成功した場合、同社への期待が集まるのではないかと思います。
ギリアドサイエンシズの株価は最高値から3割以上下落
そんなギリアドサイエンシズの10年チャートが、こちらです。

株価は2015年につけた最高値から、大きく下落しています。
2015年まで、あまりに大きな期待を受けていたためです。
現在の予想配当利回りは3.5%で割安感があるようにも感じます。
薬の開発には多大なコストと時間がかかり、ライバルも強力であるため、バイオ医薬品会社への投資は注意が必要です。
今まで、素晴らしい薬を開発してきたギリアドサイエンシズがコロナウイルスの薬を開発することに祈っています。
私は、ほんの少しだけギリアドサイエンシズの株を買っておこうと思います。
ギリアドサイエンシズに関する記事はモトリーフールでも取り扱われています。
モトリーフールを知らないという方は、こちらの記事ご覧ください。