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Tモバイルとスプリント、統合再延期の見通し

Tモバイルとスプリント、統合再延期の見通し

米携帯通信4位のスプリントと3位のTモバイルUSが、経営統合手続きの完了期限(7月29日)の再延期を検討していることをウォール・ストリート・ジャーナルが11日 に報じました。

この合併を実現するためには、 合併のためにはアメリカの2大許認可( 米連邦通信委員会、 司法省 )が必要です。

司法省は承認条件として2社がプリペイド事業の一部を切り離し、携帯参入を目指すディッシュ・ネットワークに譲渡することを求めています。

業界4位を育てる道筋を整えることで、批判を回避するためです。

モモは 米携帯通信 大手AT&Tに投資しており、この統合を心から期待しています。

米国携帯通信大手シェア  Tモバイルとスプリント統合 の影響

現在、アメリカの通信業界は大手4社で市場を分け合っています。

【現在のアメリカ携帯通信シェア】

スプリントと TモバイルUS が合併した場合のシェアはこちらです。

【再編後の アメリカ携帯通信シェア 】

アメリカの携帯電話加入者数は4億1,600万人です。(2016年時点)

この巨大市場を3社で寡占した場合のメリットは大きいと思います。

3社で市場を寡占するという業界は少なく、価格競争が起きにくくなるためです。

例えば下の図は日本の自動車業界の売上に対する市場シェアです。

市場規模68兆円と規模が大きく、寡占しているイメージがある日本の自動車業界ですが、大手3社のシェアは7割程度です。

また、日本の銀行業界においてメガバンク3社(三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFG)の市場シェアは約6割程度。

家電業界の大手3社(日立、ソニー、パナソニック)の市場シェアは3割程度です。

今回、スプリントと TモバイルUS の統合が実現すれば非常に価格決定権が強くなることが予想されます。

まとめ

アメリカの通信業界の再編は延期となりそうですが、 米連邦通信委員会・ 司法省 は条件を提示しながら統合承認の方向に向かっています。

通信業界はIOTや5Gなどで今後期待される業界です。

モモは業界再編と第4次産業革命による恩恵を期待しながらAT&Tに投資しています(^_-)-☆

本日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/