今回は、オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)の2010年度~2019年度の決算データをまとめました。
証券会社と銀行で働いていた私が投資判断をする際にチェックするポイントを中心にまとめています。
データソースは、こちらです。
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オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)基本データ
基本情報
会社名 | Automatic Data Processing, Inc. |
ティッカー | ADP |
本社 | ニュー・ジャージー州 |
決算 | 6月 |
セクター | 情報技術 |
設立 | 1949年 |
上場 | 1961年 |
事業内容
ADPは、HRアウトソーシングを提供する会社。
HRは、ヒューマンリレーションズの略で、人事や総務などの仕事を代行してくれる会社です。
人事部や総務部などは、多くの会社に共通している業務なので、企業からすればアウトソーシングした方が効率的だといえます。
具体的には、給与管理サービス、給付管理、人材管理、人事管理、出勤管理、保険サービス、退職サービス、税金およびコンプライアンスサービスなどの業務を行っています。
ADP雇用統計の公表をしていることでも知られています。
ADP雇用統計は、雇用統計が発表される2営業日前に発表されます。
雇用統計がマーケットに影響を与えることが多いため、その予測ができるADP雇用統計は非常に注目されています。
株価チャート
過去10年間の株価は、市場平均を大きくアウトパフォームしています。
オオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)業績
売上高・営業利益
2015年度に業績が落ち込んでいるのは、20014年に1部門をスピンオフしたためです。
業績については、大きな浮き沈みがなく安定して事業を成長させているのが分かります。
HRアウトソーシング市場は年10%以上成長しています。
営業利益率
営業利益率は優良企業の目安である10%を超えています。
ADPは世界最大の給与処理会社であり、140か国の80万を超えるクライアントにサービスを提供しています。
アメリカの民間企業で働く人の『6人に1人』がADPから給与を受け取っていると言われています。
EPS(1株当たり利益)
BPS(1株当たり純資産)
2015年度から会社の体力を表す純資産が大きく下がっています。
これは、2014年に1部門をスピンオフしたためです。
それまでは、S&P・ムーディーズなどの格付け機関から最高格付けであるAAAの格付けを付与されていました。
現在の格付けはAAとなっています。
キャッシュフロー
フリーキャッシュフローは非常に安定しています。
営業キャッシュフローの大部分がフリーキャッシュフローとなっており利益率が高いビジネスモデルであることが分かります。
オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)株主還元
1株あたり配当
ADPは、44年連続で配当を増やしている連続増配銘柄です。
2020/5/28時点の予想配当利回りは2.5%。
配当性向
配当性向は、余裕をもって配当を支払うことができる50%を超えていますが、利益の範囲で配当の支払いをしてきました。
自社株買い
自社株買いに積極的で、10年で発行済株数の約27%を減らしました。
株主還元には積極的な会社といえます。
オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)バリュエーション
PER(株価収益率)
過去5年間の平均PERは30.95倍
2020/5/28時点のPERは23.83倍
PBR(株価純資産倍率)
過去5年間の平均PBRは11.78倍
2020/4/24時点のPBRは10.87倍
PCFR(株価キャッシュフロー倍率)
過去5年間の平均PCFRは23.89倍
2020/4/24時点のPCFRは20.23倍
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銘柄分析 コメント
バリュエーションは過去の水準と比べて割安です。
HRアウトソーシングの市場成長率は高く注目されている分野。
そんなHRアウトソーシング市場で、トップを走るADPは人気銘柄です。
過去10年の業績は素晴らしく、株価は市場平均を上回りました。
配当利回りについても2~3%で推移することが多く、44年連続増配で株主還元にも積極的です。
企業の営業活動がグローバル化しており、世界展開しているADPにとっては追い風です。
今後も、雇用に関するノウハウを蓄積したADPが市場シェアを獲得すると考えています
ADPは雇用統計の予測ができるほどの情報を持っている♪今後も、雇用に関するノウハウを蓄積したADPが市場シェアを獲得すると考えています。
中小企業を中心にHRアウトソーシングを提供しているペイチェックスという会社も注目されています。
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