【PINS】ピンタレスト 2021年度第1四半期決算を発表！成長するSNS運営会社の業績を確認！

ピンタレストが、4月27日に2021年度Q1決算を発表をしました。

ピンタレストのマンスリー・アクティブ・ユーザーは、4億7,800万人もいます。

当ブログも一時期、ピンタレストを利用していました♪

ピンタレストを安く買うチャンスかもしれないので、決算を確認していきます。

EPS・売上高・ガイダンスの全てが市場予想を上回る。

EBITDAは、市場予想を上回る。

世界のMAU（月あたりのアクティブユーザー数）が予想を下回る。

ユーザー数が予想を下回ったことにより、決算発表後に株価は大きく下落しました。

過去3年間の業績をグラフにしました♪

ピンタレストは、Q4売上が、毎年大きくなる傾向にあります。そのため、今回の売上がQ4と比べて落ちていても問題はありません。

売上の多くをアメリカで稼いでいる。海外の売上比率は20％しかない。

2020年Q1と2020年Q2は、コロナの影響を受け業績が大きく落ち込みました。そのため、今回の売上高成長率78％と、2021年Q2ガイダンスの売上高成長率105％と高いのは一時的です。

海外の売上高成長率の伸びは、素晴らしく。今後も期待できるポイントです。

アメリカのMAU（マンスリー・アクティブ・ユーザー）は、ほとんど伸びていません。

これは、海外事業のマネタイズが初期段階にあるためです。

2020年Q4のMAU成長率37％でしたが、今回は30％と大きく落ち込みました。ここが、今回の決算で嫌気されたポイントです。

ARPU（ユーザー1人あたりの平均売上金額）については、アメリカの割合が高い。

ARPUについては、アメリカと海外ともに成長率が高い。そのため、ARPUの上昇余地は今後も十分あると考えています。

研究開発やマーケティングに多額のお金を使っています。特に、画像識別や検索をするAIに多額の資金を使っており、他のSNSや検索エンジンと差別化する大きなポイントとなっています。

成長フェーズであるため利益を稼ぐのは、しばらく先のようです。

MAUの伸びが鈍化したことは残念でした。しかし、今後も長期的に成長すると期待しています。

今後もユーザー数の増加に期待。特に、海外のユーザー数の伸びに期待！

ARPUについては、米国と海外ともに上昇の余地が充分にあります。

バリュエーションは、注意が必要。

株価は年初から2回、60ドル近辺で反発しています。

短期的には、どうなるか分かりません。しかし、今回の下落は、ピンタレストを3-5年程度保有する投資家にとって絶好の買い場になると考えています。今回の決算を受けてピンタレストの長期的な成長ストーリーは崩れていないと判断したからです。

ピンタレストは、優秀な経営者、広大なアドレス可能な市場、顧客から愛されるサービスなど、わたしの投資基準の多くを満たす銘柄です。わたしもピンタレストを保有していますが、継続保有と追加投資を続けようと思います。