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モモです。ブログ、X、YouTubeで米国株の投資情報を発信しています♪
10年以上、金融機関と投資ブログで銘柄紹介をしてきました。その中で、たくさんの質問を頂きました。
おすすめの米国株はありますか?
どんな銘柄を見てますか?
どんな基準で銘柄を探してますか?
そんな疑問を解消できるように記事を書きました。
今回は、①長期保有株、②連続増配株、③グロース株の3つのカテゴリーに分けて銘柄を紹介します。
それでは見ていきましょー♪
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おすすめ米国長期保有株10銘柄
会社名 | ROIC |
---|---|
エヌビディア | 101.5% |
アップル | 56.5% |
マスターカード | 55.3% |
オライリー・オートモーティブ | 27.6% |
マイクロソフト | 26.7% |
コストコ | 20.9% |
ケイデンス・デザイン・システムズ | 19.8% |
S&Pグローバル | 8.4% |
ダナハー | 5.8% |
ブルックフィールド | ー |
参入障壁や競争優位性が高く、長期で投資できる会社を選定しました。長期的にROICが高い会社は、競争優位性も高い傾向にあります。
エヌビディア(NVDA)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 101.5% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 27.5x |
売上成長(予想) | 111.5% |
PER(予想) | 48.5x |
EPS成長(予想) | 149.9% |
事業内容・将来性
エヌビディアは、AIやグラフィックス分野で世界をリードする半導体メーカーです。
特に、AIモデルの学習や推論を高速化するGPU(グラフィックス処理ユニット)で圧倒的なシェアを誇り、データセンター、自動運転技術、ゲーム用GPUなど幅広い分野で活躍しています。
2024年末からは次世代GPU「Blackwell」の出荷が開始され、AI市場でのさらなる成長が期待されています。
生成AIの普及に伴い、データセンター向け需要が急拡大しており、2025年には収益が大幅に増加する見込みです。
また、自動運転やメタバース向け技術への投資も進めており、新しい市場の開拓に積極的です。
これらの取り組みにより、エヌビディアはAI革命の中心的存在として、今後も投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
アップル(AAPL)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 56.5% |
配当利回り | 0.4% |
PSR(予想) | 8.9x |
売上成長(予想) | 6.2% |
PER(予想) | 33.1x |
EPS成長(予想) | 21.0% |
事業内容・将来性
Appleは、iPhoneやMacなどのハードウェアだけでなく、サービス事業でも成長を続ける世界的なテクノロジー企業です。
特に、App StoreやApple Music、iCloudなどのサービス事業は高い利益率を誇り、同社の収益基盤を多様化させています。
2025年にはAI技術を活用した新製品やサービスが注目されており、iPhone 16を中心とするAI駆動型のアップグレードサイクルが予測されています。
さらに、AppleはAI統合による新たなサービス展開や既存サービスの強化を通じて、収益性の向上を図っています。
これにより、同社のサービス部門は引き続き二桁成長が期待されており、安定した収益源として機能します。
Appleはその強固なエコシステムとAI技術への積極的な投資を武器に、新たな成長機会を掴むポテンシャルを持つ魅力的な投資対象です。
マスターカード(MA)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 55.3% |
配当利回り | 0.6% |
PSR(予想) | 17.0x |
売上成長(予想) | 11.9% |
PER(予想) | 35.6x |
EPS成長(予想) | 23.7% |
事業内容・将来性
マスターカードは、世界中で電子決済サービスを提供するテクノロジー企業です。
クレジットカードでは、ビザ(V)に次ぐ業界2位。クレジット業界は、ビザとマスターカードの寡占市場となっています。
マスターカードは、決済システムを提供するだけで、クレジットカードの発行はしません。
そのため、クレジットカードの返済ができない人が増えたとしても、業績に直接的な影響はありません。
マスターカードの競争優位性は、広いネットワーク効果にあります。
世界210を超える国と地域、150通貨以上で事業を展開。米国外の売上高の比率が多く、国際展開を上手く進めています。
ブランド認知度が高く、信頼できる決済システムを長きに渡って提供してきました。
長期的には、世界的に進むキャッシュレス化や、インフレが業績の押し上げ要因になります。
オライリー・オートモーティブ(ORLY)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 27.6% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 4.2x |
売上成長(予想) | 5.3% |
PER(予想) | 29.0x |
EPS成長(予想) | 8.1% |
事業内容・将来性
店舗では、バッテリー、ブレーキシステム、エンジンなどの部品やメンテナンス用品、フロアマットやシートカバーなどのアクセサリーを販売しています。
また、バッテリーなどの診断テスト、ワイパーなど消耗品の交換、工具の貸し出し、使用済みオイルの再利用などのサービスを提供しています。
売上の6割程度をDIY(Do It Yourself)顧客から、売上の4割程度を専門業者からあげています。
2017年にAmazonが、自動車アフターマーケット市場に、本格参入しています。
しかし、オライリーの業績が悪化することはありませんでした。
競争優位性の高いビジネスを展開しており、今後も市場シェア拡大が期待されます。
さらに、過去30年間で株価が年率20%以上成長しており、長期投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
マイクロソフト(MSFT)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 26.7% |
配当利回り | 0.8% |
PSR(予想) | 11.3x |
売上成長(予想) | 13.6% |
PER(予想) | 32.4x |
EPS成長(予想) | 10.7% |
事業内容・将来性
マイクロソフトは、ソフトウェア、クラウドサービス、デバイス、AI技術など幅広い分野で事業を展開する世界的なテクノロジー企業です。
主力製品には「Windows」や「Microsoft 365」、クラウドプラットフォーム「Azure」が含まれ、これらが同社の収益を支えています。
特にクラウド事業は急成長しており、Azureの売上は前年比で30%以上の伸びを記録しています。
また、生成AI技術の導入を積極的に進めており、「Copilot」などのAIツールが業務効率化を支援しています。
AIとクラウド分野への投資を強化し続けることで、競争力を一層高める見込みです。
メタバースや複合現実(MR)技術にも注力しており、「Microsoft Mesh」を通じて新たなビジネス機会を創出しています。
これらの戦略的な取り組みと市場での強固な地位により、マイクロソフトは今後も安定した成長が期待される銘柄です。
コストコ・ホールセール(COST)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 20.9% |
配当利回り | 0.5% |
PSR(予想) | 1.5x |
売上成長(予想) | 7.1% |
PER(予想) | 50.6x |
EPS成長(予想) | 9.4% |
事業内容・将来性
コストコ・ホールセール・コーポレーションは、会員制倉庫型店舗を展開し、高品質な商品を低価格で提供する米国の小売企業です。
そのビジネスモデルは、少数の商品を大量に仕入れる「ボリュームディスカウント」により仕入れコストを抑え、倉庫型店舗で効率的に販売することで物流費や人件費も削減する仕組みです。
また、会員費収入が安定した収益基盤を支えています。
さらに、eコマース事業の成長や海外市場の拡大も進行中です。
今後も会員数の増加やブランド力の向上により、持続的な成長が期待されます。
ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 19.8% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 18.0x |
売上成長(予想) | 13.2% |
PER(予想) | 51.5x |
EPS成長(予想) | 54.5% |
事業内容・将来性
ケイデンス・デザイン・システムズは、半導体や電子システムの設計を支援するソフトウェア、ハードウェア、知的財産(IP)を提供しています。
電子設計自動化(EDA)の分野で世界をリードし、NVIDIAやIntelなどの主要半導体メーカーにソリューションを提供しています。
同社の製品は、カスタムIC設計、PCB設計、デジタル実装、システム検証、AIを活用した設計ツールなど多岐にわたり、5G通信、自動車、航空宇宙、産業機器、ヘルスケアなど幅広い業界で活用されています。
2024年第3四半期には、前年同期比19%増の12億1,500万ドルの売上を達成し、AIチップ設計需要の高まりを背景に、通年の1株当たり利益(EPS)見通しを引き上げました。
さらに、AIを活用した次世代システム設計ソリューション「OrCAD X Platform」を発表し、設計プロセスの効率化と自動化を推進しています。
これらの実績と革新的な取り組みにより、ケイデンスは今後も半導体業界の成長を支える重要な存在として、投資家にとって魅力的な銘柄と言えるでしょう。
S&Pグローバル(SPGI)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 8.4% |
配当利回り | 0.7% |
PSR(予想) | 11.0x |
売上成長(予想) | 12.4% |
PER(予想) | 32.5x |
EPS成長(予想) | 86.7% |
事業内容・将来性
S&Pグローバルは、信用格付けの分野で市場シェア50%という圧倒的な地位を築いています。
格付け業界は、厳しい規制があるため、新しい会社が参入する障壁を高めています。
また、同社は、1860年創業、世界的に認知されたブランドで、国際的に信頼されています。
このブランド力と信頼性は、新規参入者が簡単には真似することはできない競争優位性です。
最も近い競合であるムーディーズ(MCO)と合わせると、80%以上の市場シェアを占めています。
また、同一の対象に対して、これら2社が同時に格付けするケースが多いため、2社によるほぼ独占状態ともいえます。
将来性においては、金融市場の拡大やデータ分析の重要性の高まりに伴い、S&Pグローバルのサービス需要は増加が見込まれます。
また、AI技術の活用やESG分野への注力も、同社の成長を後押しする要因となるでしょう。
これらの点から、S&Pグローバルは安定した収益基盤と成長性を兼ね備えた魅力的な投資先として注目されます。
ダナハー(DHR)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 5.8% |
配当利回り | 0.5% |
PSR(予想) | 7.1x |
売上成長(予想) | -0.7% |
PER(予想) | 30.7x |
EPS成長(予想) | 35.4% |
事業内容・将来性
ダナハーは、バイオテクノロジー、ライフサイエンス、診断薬の3つの分野で事業を展開するグローバル企業です。
同社は、DNA解析や分子診断などの先端技術を駆使し、医療や科学研究を支える製品とサービスを提供しています。
特に、再現性の高い収益構造と「ダナハー・ビジネス・システム(DBS)」と呼ばれる独自の経営手法が競争優位性を生み出しています。
将来性も明るく、バイオ医薬品や遺伝子治療分野での需要拡大が追い風となっています。
また、積極的なM&A戦略により市場シェアを拡大し続けており、特に診断薬部門では高成長が期待されています。
ダナハーは、ブランド力が高く最高品質の医療機器メーカーです。世界的に高まる医療に対する需要を吸収することができます。
ブルックフィールド(BN)
株価チャート(週足)
基本データ
配当利回り | 0.6% |
PSR(予想) | 0.9x |
売上成長(予想) | -6.3% |
PER(予想) | 16.9x |
EPS成長(予想) | 460.2% |
事業内容・将来性
ブルックフィールドは、カナダを拠点とする世界的なオルタナティブ資産運用会社です。
同社は、不動産、インフラ、再生可能エネルギー、プライベートエクイティ、クレジットなど多様な分野で事業を展開し、長期的な資本成長を目指します。
ブルックフィールドの強みは、グローバル展開と多様なポートフォリオにあります。
経営陣は2024年から2029年の間に1株当たり配当可能利益の年平均成長率を17%にするという目標を掲げており、高い収益成長が期待されています。
同社は、脱炭素化に向けた世界的な動きやデジタル化の進展に伴い、インフラ投資の重要性が増す中、質の高い資産への投資機会を創出しています。
また、AI技術の普及により、データセンターや電力供給への需要が高まっており、これらの分野での投資も強化しています。
さらに、同社は保険ソリューション事業を主要な資産運用部門へと変革し、経済の不確実性の中でも強固な業績を維持しています。
これらの取り組みにより、ブルックフィールドは今後も多様な投資分野での成長と収益性の向上が期待されます。
おすすめ米国増配株10銘柄
会社名 | 配当利回り |
---|---|
トラクターサプライ | 1.8% |
アクセンチュア | 1.7% |
ユナイテッドヘルス | 1.6% |
マーシュ・アンド・マクレナン | 1.5% |
ディア・アンド・カンパニー | 1.5% |
ガーミン | 1.4% |
リンデ | 1.3% |
TJXカンパニーズ | 1.2% |
ゾエティス | 1.2% |
イートン | 1.1% |
配当利回りが1%以上で株価の上昇も狙える銘柄を選定しました。また、増配率が高い銘柄が多いので、今は配当利回りが低くても将来的には、高い配当が期待できます。
トラクターサプライ(TSCO)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 15.7% |
配当利回り | 1.7% |
PSR(予想) | 1.9x |
売上成長(予想) | 2.4% |
PER(予想) | 25.0x |
EPS成長(予想) | 2.8% |
事業内容・将来性
トラクター・サプライは、米国最大の農村ライフスタイル小売業者です。
農家や牧場主、DIY愛好家向けに、家畜用品、農具、ペット用品、衣料品など幅広い商品を提供します。
店舗は全米49州に約2,300店展開し、オンライン販売も強化中。特に「Petsense」ブランドではペット市場にも注力しています。
2025年には90店舗の新規出店を予定し、長期的には3,200店舗への拡大を目指しています。
同社の「Life Out Here 2030」戦略では、年間売上高成長率を6~8%、1株当たり利益の成長率を8~11%とする目標を掲げています。
また、ガーデニングやペット関連商品の需要増加に対応し、商品ラインナップの強化や顧客サービスの向上にも注力しています。
これらの取り組みにより、トラクター・サプライは農村ライフスタイル市場での地位をさらに強固なものとし、投資家にとって魅力的な成長機会を提供する企業として注目されます。
アクセンチュア(ACN)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 24.0% |
配当利回り | 1.7% |
PSR(予想) | 3.2x |
売上成長(予想) | 5.9% |
PER(予想) | 27.4x |
EPS成長(予想) | 12.8% |
事業内容・将来性
アクセンチュアは、世界で事業展開しているコンサルティング会社です。
ITのコンサルティングやアウトソーシングに強みを持っています。
クラウド、サイバーセキュリティ、メタバース、AIなどあらゆるITの進歩、企業のDXがアクセンチュアの成長につながります。
2024年には、生成AI関連のサービス需要が急増し、同分野での新規受注額は四半期で13億ドル、年間で30億ドルを突破しました。
将来性においては、AIや自動化技術の導入がさらに進むと予想され、アクセンチュアはこれらの分野でのリーダーシップを強化しています。
特に、NVIDIAとの提携により、約3万人の社員がAI関連のスキルを習得し、企業のAI活用を支援する体制を整えています。
これらの取り組みにより、アクセンチュアは今後もデジタル分野での革新を牽引し、投資家にとって魅力的な企業であり続けるでしょう。
ユナイテッドヘルス(UNH)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 15.0% |
配当利回り | 1.6% |
PSR(予想) | 1.2x |
売上成長(予想) | 8.0% |
PER(予想) | 18.4x |
EPS成長(予想) | 16.8% |
事業内容・将来性
ユナイテッドヘルスは、米国最大級のヘルスケア企業です。
医療保険サービスを提供する「ユナイテッドヘルスケア」と、医療データ分析や薬剤給付管理を手掛ける「オプタム」の2つの主要部門を展開しています。
高齢化や医療需要の増加を背景に、同社は安定した成長が期待される銘柄です。
特に、豊富なキャッシュフローを活用した企業買収により事業領域を拡大し、競争優位性を確立しています。
また、政治リスクの少ないオプタム事業の成長も魅力的なポイントです。
長期的な視点で見ると、高齢化社会の進展や医療市場の拡大により、同社の事業は今後も堅調な成長が見込まれます。
マーシュ・アンド・マクレナン(MMC)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 17.5% |
配当利回り | 1.5% |
PSR(予想) | 4.3x |
売上成長(予想) | 6.9% |
PER(予想) | 23.9x |
EPS成長(予想) | 17.3% |
事業内容・将来性
マーシュ・アンド・マクレナンは、世界130カ国以上で事業を展開する、リスク管理とコンサルティング分野のリーディングカンパニーです。
保険仲介の「マーシュ」、再保険の「ガイ・カーペンター」、人事コンサルの「マーサー」、経営戦略の「オリバー・ワイマン」など多岐にわたる事業を展開しています。
各分野での専門性を活かし、顧客の課題解決を支援する体制を整えています。
特に気候変動や地政学リスク、サイバー攻撃といった複雑化する課題への対応力が評価されています。
リスク管理の最適化を通じて企業の成長を後押ししている点が特徴的です。
2024年9月、同社はMcGriff Insurance Servicesを77.5億ドルで買収することを発表し、商業用保険や従業員福利厚生の分野での能力をさらに強化しています。
将来性としては、リスク多様化に伴う需要の増加が見込まれています。また、グローバルなネットワークを活かした成長や、積極的な買収戦略が今後の業績を支える重要なポイントになると期待されています。
ディア・アンド・カンパニー(DE)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 8.3% |
配当利回り | 1.5% |
PSR(予想) | 2.9x |
売上成長(予想) | -24.5% |
PER(予想) | 21.7x |
EPS成長(予想) | -8.0% |
事業内容・将来性
ディア・アンド・カンパニーは、農業機械の分野で世界的に知られる「ジョン・ディア」ブランドを展開する企業です。
主な事業は、大規模農業向けの生産・精密農業、小規模農業や芝生管理向けの小型農業・芝生、そして建設・林業機械の製造・販売です。特に大型トラクターは、競合が少なく高い利益率を誇ります。
同社は、AIや自動運転技術を活用した精密農業の推進に注力しています。
2017年には、画像認識技術を持つBlue River Technologyを買収し、農業の効率化と環境負荷の低減を目指しています。
しかし、2024年には農業機械の需要減少により、業績が前年同期比で減少しました。2025年度の純利益は、さらなる減収が見込まれています。
それでも、ディアは技術革新と精密農業への取り組みを継続し、長期的な成長を目指しています。
将来性としては、人口増加に伴う食料需要の拡大や、持続可能な農業への関心が追い風となります。
農業の自動化や効率化に対する需要は今後も高まると予想され、同社の先進的な技術と市場での地位は、将来的な成長の原動力となるでしょう。
ガーミン(GRMN)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 18.5% |
配当利回り | 1.4% |
PSR(予想) | 6.5x |
売上成長(予想) | 17.4% |
PER(予想) | 29.9x |
EPS成長(予想) | 3.4% |
事業内容・将来性
ガーミンは、GPS技術を基盤に、航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネスなど多岐にわたる分野で製品を展開する企業です。
Garminの強みは、データ活用とイノベーションを融合させた製品戦略にあります。
特にスポーツやアウトドア向けのウェアラブルデバイスで高い評価を得ており、健康管理や効率的なライフスタイルを支援する製品ラインナップが魅力です。
同社の成長は、フィットネス部門の売上増加や新製品の投入による需要拡大が牽引しています。
特に、ホリデーシーズンに向けた新たなウェアラブル製品の投入が功を奏し、ユーザー数の増加やアプリのダウンロード数の伸びに寄与しています。
ガーミンは、35年以上にわたり革新を続けており、今後も技術開発と市場拡大に注力する姿勢を示しています。
多様な製品群と強固なブランド力を背景に、引き続き成長が期待される企業です。
リンデ(LIN)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 11.0% |
配当利回り | 1.3% |
PSR(予想) | 5.9x |
売上成長(予想) | 0.8% |
PER(予想) | 26.4x |
EPS成長(予想) | 24.5% |
事業内容・将来性
リンデは、世界最大手の産業用ガスおよびエンジニアリング企業です。
酸素、窒素、水素などのガスを、化学、エネルギー、食品・飲料、電子機器、ヘルスケアなど多岐にわたる産業に供給しています。
産業用ガスの生産・供給インフラを広範囲に構築するのは容易ではなく、この市場はリンデを含む5社による寡占状態となっています。
特に、クリーン水素や炭素回収技術などの環境対応型ソリューションが注目されています。
これらの技術は脱炭素社会の実現に向けた鍵となり、今後も需要の拡大が期待されています。
同社は堅実な財務基盤と効率的な経営で知られ、33年連続で増配を達成するなど、株主還元にも積極的です。
さらに、水素プロジェクトへの積極的な投資を通じて、持続可能なエネルギー市場での地位を強化しています。
安定した産業契約と多様な顧客基盤を持つリンデは、成長性と信頼性を兼ね備えた企業として、長期的な投資先として魅力があります。
TJXカンパニーズ(TJX)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 23.3% |
配当利回り | 1.2% |
PSR(予想) | 2.4x |
売上成長(予想) | 3.7% |
PER(予想) | 28.4x |
EPS成長(予想) | 10.1% |
事業内容・将来性
TJXカンパニーズは、T.J.マックスやマーシャルズ、ホームグッズなどのブランドを展開する、世界最大級のオフプライス小売企業です。
同社は、衣料品や家庭用品を中心に、高品質な商品を通常価格より20~60%安く販売し、消費者に「宝探し」のようなショッピング体験を提供しています。
TJXの強みは、独自の調達ネットワークと効率的な在庫管理にあります。
世界中のベンダーと取引し、質の高い商品を低価格で仕入れることで、競争力を維持しています。
近年、同社は国際展開を加速しており、メキシコの小売業者グルーポ・アクソとの合弁事業を通じて、メキシコ市場に進出しています。
さらに、スペインへのTJマックスの展開や、ドバイのブランド・フォー・レスへの出資など、グローバルなプレゼンスをさらに強化しています。
将来性として、オフプライス市場の成長や国際展開の拡大、オンライン販売の強化が期待されます。
TJXは、消費者の多様なニーズに応える柔軟な戦略と強固な財務基盤を持ち、安定した成長が見込まれる魅力的な投資先と言えるでしょう。
ゾエティス(ZTS)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 22.7% |
配当利回り | 1.2% |
PSR(予想) | 8.0x |
売上成長(予想) | 8.4% |
PER(予想) | 27.5x |
EPS成長(予想) | 17.3% |
事業内容・将来性
ゾエティスは、動物用医薬品やワクチン、診断機器、遺伝子検査などを提供する世界最大級のアニマルヘルス企業です。
牛や豚などの家畜から犬や猫といったペットまで幅広い動物種を対象に、製品を世界45か国以上で展開しています。
特に、ペット用の変形性関節症治療薬「リブレラ」や「ソレンシア」、寄生虫駆除薬「シンパリカ トリオ」などの主力製品が好調で、売上成長を牽引しています。
さらに、11年連続の増配や積極的な自社株買いなど、株主還元にも注力しています。
高い収益性と市場シェアを背景に、アニマルヘルス市場での地位は堅固です。ペット需要の拡大が続く中、同社は長期的な成長が見込まれる銘柄です。
イートン(ETN)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 13.0% |
配当利回り | 1.1% |
PSR(予想) | 5.4x |
売上成長(予想) | 7.8% |
PER(予想) | 31.4x |
EPS成長(予想) | 35.9% |
事業内容・将来性
イートンは、電気、油圧、自動車、航空宇宙分野でパワーマネジメントソリューションを提供するグローバル企業です。
同社は、エネルギー効率の向上や持続可能性の高い製品を通じて、電力管理に関する課題解決に取り組んでいます。
近年、AI技術の普及に伴うデータセンター需要の増加や、電気自動車市場の拡大により、イートンの製品やサービスへの需要が高まっています。
テスラとの提携やデータセンター向けソリューションの拡大など、成長市場での機会を積極的に活用しています
さらに、同社は持続可能なエネルギーソリューションの提供にも注力しており、2030年までに事業におけるカーボンニュートラルを実現する目標を掲げています。
これらの取り組みと市場の追い風により、イートンは今後も安定した成長が期待される企業と言えるでしょう。
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おすすめ米国グロース株10銘柄
会社名 | 売上成長予想 |
---|---|
コインベース | 93.5% |
トランスメディックス | 36.1% |
アクソン・エンタープライズ | 32.7% |
キンセール・キャピタル | 30.1% |
クラウドストライク | 28.5% |
PJTパートナーズ | 20.5% |
エムコア・グループ | 15.9% |
ピュア・ストレージ | 11.5% |
テスラ | 2.7% |
KKR | ー |
コインベース
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 9.4% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 12.0x |
売上成長(予想) | 93.5% |
PER(予想) | 46.4x |
EPS成長(予想) | 1,464.5% |
事業内容・将来性
Coinbaseは、米国最大級の暗号資産取引プラットフォームを運営する企業です。
個人投資家向けには、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産の取引や保管サービスを提供し、機関投資家向けには、資産管理や専門的な取引サービスを展開しています。
また、開発者向けにAPIや開発ツールを提供し、ブロックチェーン技術の応用を支援しています。
同社は、取引手数料収入に依存せず、サービスを多角化することで持続可能な収益モデルを構築しています。
例えば、セキュリティの高いウォレットサービスやプライベート顧客向けの特別プラン、ステーキング報酬の共有、企業向けソリューションなど、多様な収益源を持っています。
これにより、安定したキャッシュフローを生み出す土壌を整えつつあります。
将来性としては、暗号資産市場の成長や規制の明確化、国際展開の拡大、オンライン販売の強化が期待されます。
特に、レイヤー2ソリューション「Base」の導入を通じて、世界的な経済活動の一部として暗号資産を普及させる取り組みが注目されています。
トランスメディックス
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 4.2% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 5.4x |
売上成長(予想) | 77.9% |
PER(予想) | 65.3x |
EPS成長(予想) | 237.4% |
事業内容・将来性
TransMedicsは、臓器移植分野で革新的な技術を提供する医療機器企業です。
同社の主力製品である「Organ Care System(OCS)」は、心臓、肺、肝臓などの臓器を体外で生きた状態に保ち、移植前に最適化および評価することを可能にするポータブルなシステムです。
これにより、従来の冷蔵保存法に比べて臓器の質を保ちつつ、移植成功率を向上させることができます。
さらに、同社は臓器の輸送と保存を効率化する移植ロジスティクスサービスも提供しており、全国的な移植件数の増加を目指しています。
このサービスは、臓器の輸送管理や保存技術の提供により、臓器移植のコーディネートを行うものです。
将来性として、技術革新と製品開発、市場拡大、戦略的パートナーシップと提携、財務の強化、教育とトレーニングなどの成長戦略を通じて、臓器移植医療の分野でのリーダーシップを強化し、市場での競争力を高めています。
アクソン・エンタープライズ(AXON)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 3.9% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 22.1x |
売上成長(予想) | 32.7% |
PER(予想) | 114.8x |
EPS成長(予想) | 126.7% |
事業内容・将来性
Axonは、法執行機関向け(警察やFBIなど)に非致死性のテイザー銃やボディカメラ、デジタル証拠管理システムなどを提供するセキュリティ関連企業です。
これらの製品は、公共の安全と透明性を高めるために活用されています。
同社の事業は、テイザー武器セグメントとソフトウェアおよびセンサーセグメントに分かれています。
特に、クラウドベースのデジタル証拠管理システム「Axon Evidence」は、法執行機関が収集したデジタルデータを安全かつ効率的に管理・共有するプラットフォームとして高く評価されています。
将来性として、AI技術を活用した新製品の開発や国際市場への拡大が期待されます。
特に、AIを活用した警察報告書作成支援ツール「Draft One」は、顧客から高い評価を受けています。
また、非致死性武器やデジタル証拠管理の需要増加に伴い、同社の成長が見込まれます。
キンセール・キャピタル・グループ(KNSL)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 31.4% |
配当利回り | 0.1% |
PSR(予想) | 6.3x |
売上成長(予想) | 30.1% |
PER(予想) | 27.1x |
EPS成長(予想) | 19.5% |
事業内容・将来性
キンセール・キャピタルは、米国のエクセス&サープラス(E&S)ライン市場に特化した損害保険会社です。
E&Sは、州が認めている保険会社が扱っておらず、非認可保険会社から購入せざるを得ない損害保険をいいます。
顧客は中小企業や建設会社、大麻の栽培・小売業者などであるため、大手の損害会社と競争する必要がありません。
同社の強みは、データ収集や保険引受、保険金支払いのプロセスにおいて、独自のテクノロジー技術を活用しています。
これにより、経費率を業界平均より約8ポイント低く抑え、20%未満の経費率を実現しています。
将来性として、E&S市場の拡大や新たなリスクへの対応が期待されます。
特に、社会的インフレや法的リスクの増加に伴い、同社の専門性が求められる場面が増えるでしょう。
キンセール・キャピタルは、米国のエクセス&サープラス(E&S)ライン市場に特化したまた、技術的優位性を活かした業務効率の向上により、競争力を維持しつつ成長を続けることが見込まれます。損害保険会社です。
クラウドストライク(CRWD)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | -0.1% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 22.5x |
売上成長(予想) | 28.5% |
PER(予想) | 93.9x |
EPS成長(予想) | 933.0% |
事業内容・将来性
CrowdStrikeは、クラウドベースのエンドポイントセキュリティを提供する米国のサイバーセキュリティ企業です。
エンドポイント・セキュリティは、PCやスマートフォン、サーバーなどのデバイスをサイバー攻撃から守る分野です。
主力製品である「Falcon」プラットフォームは、次世代アンチウイルスやエンドポイント検知・対応(EDR)など、多彩な機能を統合しています。
同社の強みは、クラウドネイティブなアーキテクチャとAI駆動の脅威検知能力にあります。
これにより、迅速なスケーラビリティと高精度な脅威検知を実現しています。
さらに、サブスクリプションモデルを採用し、安定した収益基盤を構築しています。
2024年7月、ソフトウェアアップデートの不具合により大規模なIT障害を引き起こしましたが、迅速な対応と顧客サポートにより信頼を回復しました。
将来性として、サイバーセキュリティ市場の拡大に伴い、同社のサービス需要は増加が見込まれます。
また、AI技術の進化や国際展開が成長を後押ししています。
デジタル社会に欠かせない存在として注目される銘柄です。
PJTパートナーズ
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 16.9% |
配当利回り | 0.6% |
PSR(予想) | 4.6x |
売上成長(予想) | 20.5% |
PER(予想) | 19.7x |
EPS成長(予想) | 154.1% |
事業内容・将来性
JT Partnersは、アドバイザリー業務に特化したグローバルな投資銀行です。
主に企業の合併・買収(M&A)、スピンオフ、リストラクチャリング、資本市場助言などを提供し、クライアントの戦略的目標達成を支援します。
また、プライベートエクイティやヘッジファンド向けの資金調達サービスも展開。特にリストラクチャリング分野では高い評価を受けています
同社は中東市場への進出にも積極的で、2024年9月にはドバイ拠点のアドバイザリーファーム、deNovo Partnersの買収を発表しました。
この買収により、中東地域でのプレゼンスを強化し、グローバルなネットワークを拡大しています。
PJTパートナーズは、独立系投資銀行としての地位を確立し、クライアントに対する高品質なアドバイザリーサービスを提供することで、今後も安定した成長が期待されます。
特に、M&A市場の回復やリストラクチャリング需要の増加に伴い、同社のサービスに対する需要はさらに高まると予想されます。
エムコア・グループ
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 29.5% |
配当利回り | 0.2% |
PSR(予想) | 1.5x |
売上成長(予想) | 15.9% |
PER(予想) | 22.4x |
EPS成長(予想) | 59.0% |
事業内容・将来性
エムコア・グループは、米国を拠点とする電気・機械建設および施設サービスの大手企業です。
送配電や発電システムの設計・施工から、空調や配管設備、火災安全システムのメンテナンスまで、多岐にわたるサービスを提供しています。
同社の強みは、データセンターやハイテク製造、ヘルスケア分野での高い需要に対応できる技術力と、効率的な運営にあります。
さらに、バーチャルデザイン・コンストラクション(VDC)やプレファブリケーションへの投資を通じて、生産性と安全性の向上を図っています。
エムコアは、AIの普及による恩恵を受ける「間接的なAI関連銘柄」と言えます。
具体的には、
・AIモデルの需要増加によるデータセンターの建設需要増加
・データセンター向けの電力インフラ整備の需要増加
・AIシステムの電力効率を最適化するためのスマートビル技術の需要増加
を通じて、AIの普及による2次的な恩恵を受けています。
インフラ需要の増加や持続可能なエネルギーへの移行なども追い風となり、EMCORは今後も成長が見込まれる魅力的な投資先です。
ピュア・ストレージ
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 6.3% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 6.6x |
売上成長(予想) | 11.5% |
PER(予想) | 36.7x |
EPS成長(予想) | 839.8% |
事業内容・将来性
ピュア・ストレージは、企業向けにオールフラッシュのデータストレージソリューションを提供するリーディングカンパニーです。
同社の製品は、高速かつ効率的なデータ管理を可能にし、AIやクラウドコンピューティングなどの最新技術の活用を支援します。
特に、DirectFlash技術は高性能と低遅延を実現し、企業のデータ処理能力を向上させます。
2024年には、世界的なクラウドサービスプロバイダーとの大規模な契約を獲得し、業界内での存在感をさらに強化しています。
同社は、AIやサステナビリティへの取り組みを強化し、エネルギー効率の高いストレージソリューションの提供を通じて、企業の持続可能な成長を支援しています。
さらに、ソブリンクラウドの需要増加に対応するため、データ主権に配慮したサービスの提供にも注力しています。
これらの取り組みにより、Pure Storageは今後もデータストレージ業界でのリーダーシップを維持し、投資家にとって魅力的な成長機会を提供する企業として期待されます。
テスラ(TSLA)
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 9.5% |
配当利回り | 0.0% |
PSR(予想) | 13.2x |
売上成長(予想) | 2.7% |
PER(予想) | 150.9x |
EPS成長(予想) | -36.9% |
事業内容・将来性
テスラ(Tesla, Inc.)は、電気自動車(EV)市場のリーダーとして知られる企業です。
主力製品であるモデルS、モデル3、モデルX、モデルYなどのEVに加え、エネルギー貯蔵システム「Powerwall」や太陽光発電ソリューションも提供しています。
2025年には新型の低価格モデルを発売予定で、販売台数は前年比20~30%増が見込まれています。
2026年には、新型ロボタクシー「サイバーキャブ」の生産開始を予定しており、価格は3万ドル以下を目指しています。
近年、同社は自動運転技術や人工知能(AI)、ロボティクス分野への投資を強化し、AI・ロボティクス企業への転換を目指しています。
KKR
株価チャート(週足)
基本データ
ROIC | 4.8% |
配当利回り | 0.5% |
PSR(予想) | 19.1x |
売上成長(予想) | -62.1% |
PER(予想) | 32.1x |
EPS成長(予想) | 15.6% |
事業内容・将来性
KKRは、1976年に設立された世界的な投資会社で、プライベート・エクイティ、インフラ、不動産、クレジットなど多様な資産クラスを運用しています。
同社は、企業の買収や再編を通じて価値創造を目指す戦略で知られています。
近年、同社のAUMは飛躍的に増加し、2023年度末には5,530億ドルに達しました。
今後5年間で1兆ドルを超えるAUMを目標に掲げ、さらなる成長を目指しています。
KKRの強みは、特にアジア太平洋地域での高い成長率です。同地域のAUMは2018年度末から2023年度末にかけて約3.6倍に増加。
特に日本市場への投資に注力し、アジア太平洋の投資額の39%を日本に振り分けています。
また、生命保険会社グローバル・アトランティックの買収を通じて、保険分野でのプレゼンスも強化しています。
この多角化戦略により、経常収益の70%を安定的な収益源にするという長期目標を掲げています。
KKRは、世界的なオルタナティブ市場の拡大を背景に、安定した成長が期待される注目銘柄です。ポートフォリオ分散を目指す投資家にとって、長期的な投資価値を提供する企業と言えるでしょう。
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2024年最新おすすめ米国株30選の選定方法
今回は、おすすめ銘柄を3つのカテゴリーに分類して10銘柄ずつ紹介しました。
①長期保有したい銘柄の選定方法
長期保有したい銘柄については、ROICが高く、競争優位性の高い会社を選定しています。
また、4つの構造的優位性を意識しながら銘柄を選定しています。
- 無形資産
- 顧客の乗り換えコスト
- ネットワーク効果
- コストの優位性
4つの構造的優位性については、過去記事「【書評】『千年投資の公理』売られすぎの優良企業を買う」で、詳しく解説しています。
②増配株の選定方法
連続増配株については、配当だけでなく株価上昇も狙える銘柄を選定しました。
増配率の高い銘柄が多いので、今は配当利回りが低くても将来的には、高い配当が期待できます。
減配リスクを抑えるため、配当性向(利益やキャッシュフローに対する配当の支払い率)や、事業の安定性も確認しています。
配当株を選定する基準については、「配当成長株投資のすすめ」を参考にしています。
③グロース株の選定方法
グロース株については、大きなアドレス可能な市場があり、長期的に業績を拡大するポテンシャルがある企業を選定しています。
また、フィリップ・フィッシャーの「株について調べるべき15のポイント」を意識しています。
世界一の投資家ウォーレンバフェットも、フィッシャーの投資法を参考にしています。
その投資手法については過去記事『株式投資で普通でない利益を得る』フィリップ・フィッシャーの投資手法まとめ で解説しています。
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