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ここからはブログバージョンです。
2024年12月2日、ファナックの株価が1日で6.5%も急騰しました。
きっかけは、前日12月1日に発表されたエヌビディアとの協業です。テーマは「フィジカルAI」。この発表が市場に衝撃を与えたんですね。
さらに注目すべきは、ファナックだけじゃないこと。安川電機もソフトバンクとフィジカルAIで協業を発表して、株価が4.7%上昇しました。関連銘柄のハーモニック・ドライブ・システムズは2.7%高、ナブテスコも2.3%高と、産業用ロボット関連が軒並み買われる展開になっています。
この動き、単なる一時的なブームではありません。これからお伝えする内容を読めば、なぜフィジカルAI関連銘柄が長期的な投資チャンスなのか、きっと理解していただけるはずです。
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フィジカルAIとは?生成AIとの決定的な違い
フィジカルAIを理解するには、まず生成AIとの違いを知る必要があります。
生成AIは、ChatGPTや画像生成AIのように、デジタル空間で文章や画像を作り出す技術ですよね。一方、フィジカルAIは「現実世界で動くAI」なんです。
具体的には、ロボットがセンサーやカメラで周囲の環境を認識し、自分で判断して、自律的に動作する技術を指します。エヌビディアは「知能と実際の動きを組み合わせたもの」と定義していますね。
従来のロボットとフィジカルAI搭載ロボットの圧倒的な違い
今までの産業用ロボットは、事前にプログラムされた動きを繰り返すだけでした。決められたルート、決められた作業しかできなかったんですね。
でもフィジカルAI搭載ロボットは違います。ファナックが国際ロボット展で展示した事例では、以下のような作業が可能になっています。
- 人間の言葉を理解して動作する
- 動いている部品を追いかけてネジを締める
- 2本のアームで柔らかいケーブルを配線する
これらは全て、状況に応じて判断が必要な作業です。プログラム通りではなく、AIが判断して実行しているんですね。
エヌビディアの20年間の研究が実を結んだ
なぜ今、フィジカルAIが実現できるようになったのか。その鍵を握るのがエヌビディアのAI技術なんです。
エヌビディアは20年近く前から、グラフィックス研究やAI研究に投資してきました。2006年から存在する研究部門が、レイトレーシングやリアルタイムグラフィックスの研究を積み重ねてきたんですね。
その技術が今、「Isaac Sim」という革命的なシミュレーションツールに結実しています。
Isaac Simは「仮想工場」とも呼べるツールです。現実の工場を完璧に再現した3D空間をコンピュータ上に作り出し、そこでロボットをトレーニングします。
驚くべきは、単なるCGではなく、物理法則が完璧に再現されている点です。重力、摩擦、光の反射、材質の硬さ、すべてがリアル。だからシミュレーションで学んだことが、そのまま現実世界で使えるんですね。
フィジカルAIは、AIの頭脳とロボットの身体が融合した次世代技術。エヌビディアの長年の研究と、ファナックのロボット技術が組み合わさることで、産業界に革命をもたらそうとしています。
ファナック×エヌビディア協業の核心|オープン戦略が意味すること
今回の協業で最も注目すべきは、ファナックがオープンプラットフォーム戦略を選んだことです。
ファナックは、ROS 2というオープンソースのロボット開発プラットフォームに対応したドライバを、GitHubで公開しました。つまり、誰でも使えるようにしたんですね。
閉じたシステムからオープンエコシステムへの転換
これは産業用ロボット業界では、かなり画期的な決断なんです。
今まで産業用ロボットの世界は、各メーカーが独自のシステムを持っていて、外部の開発者が入り込みにくい状況でした。でもファナックは、あえてオープンにする道を選んだんですね。
理由は明確です。AI開発のスピードに追いつくため。
世界中の大学、研究機関、スタートアップ企業が、ROS 2やPythonを使ってフィジカルAIの研究を進めています。ファナックは、そういった外部の知恵を取り込みたいわけです。
スマホのアプリストアのようなエコシステムを目指す
閉じたシステムだと、自社の開発スピードに限界があります。でもオープンにすれば、世界中の開発者がファナックのロボット向けにAIアプリケーションを作ってくれる可能性があるんですね。
これはiPhoneの成功モデルと同じ戦略です。iPhoneが成功したのは、ハードウェアの性能だけでなく、膨大な数のアプリが使えるからですよね。
ファナックのロボットもPythonを標準搭載していて、AI開発で広く使われている言語に対応しています。開発者にとって使いやすい環境を整えることで、エコシステムを作ろうとしているんです。
確かに技術流出のリスクはあります。でもファナックが判断したのは、そのリスクを取ってでもオープンにする方が、長期的には競争力を高められるということ。これからのロボット産業は、どれだけ豊富なAIアプリケーションが動くかで勝負が決まるからです。
ソフトバンク×安川電機のAI-RAN技術|クラウドとロボットの融合
ソフトバンクと安川電機の協業も、同じく注目に値します。
両社は「AI-RAN」という技術を使ったフィジカルAIの開発で協業することを発表しました。
AI-RANとは?ロボットの頭脳をクラウドに置く発想
AI-RANは、AIと無線アクセスネットワークを融合させた技術です。
簡単に言うと、ロボットの頭脳を、ロボット本体ではなくネットワーク上のサーバーに置くという考え方なんですね。
メリットは大きく2つあります。
1つ目は、ロボット自体を軽量化できること。重いコンピュータを積む必要がないわけです。
2つ目は、複数のロボットが同じAIを共有できること。例えばビルの中に10台のロボットがいたとして、全部が同じクラウド上のAIに接続すれば、1台が学習したことを他の9台も瞬時に共有できます。まさに集合知ですね。
低遅延が実現するリアルタイム制御
ソフトバンクは、MEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)という技術を使います。これは通信の遅延を極限まで減らす技術です。
遅延が少ないことは、ロボットにとって極めて重要なんです。例えば、ロボットが動いている物体を掴もうとするとき、判断が0.1秒遅れるだけで失敗してしまいます。
ソフトバンクのMEC技術は、この課題を解決しているんですね。
多能工化するロボット|人手不足解決の切り札
両社が開発したオフィス向けフィジカルAIロボットは、ビル管理システムと連携して、棚から特定のスマートフォンを認識して取り出すといった作業ができます。
しかも1台で複数の役割をこなせる「多能工化」が可能です。従来のロボットは特定の作業に特化して設計されていましたが、MEC上で動作するAIがリアルタイムに情報を統合して判断することで、状況に応じて柔軟にタスクを切り替えられるんですね。
これは日本の人手不足という社会課題の解決にもつながります。特にビルや病院、学校といった、不特定の人が行き交う環境では、予測困難な事象が多くて自動化が進みにくかったんです。でもフィジカルAIなら、複雑な判断が必要な場面でもロボットが対応できるようになります。
ソフトバンクと安川電機の協業は、技術革新と社会課題解決を同時に実現する素晴らしい取り組みだとわたしは感じています。
世界ロボット市場は2033年に3.4倍|長期投資テーマとして有望な理由
投資家として最も気になるのは、この動きが市場にどう影響するかですよね。
インドの市場調査会社アステュート・アナリティカのレポートによると、世界のロボット市場は2024年の455億ドルから、2033年には1540億ドルへと、3.4倍に拡大すると予測されています。
年平均成長率は14.5%。これは驚異的な数字です。
フィジカルAIが成長を牽引する3つの要因
この成長を牽引するのが、まさにフィジカルAIなんですね。レポートでは、製造業、医療、物流、小売といった分野で、ロボットへの依存度が高まると指摘されています。
わたしが注目しているのは、今回の動きが単なる一過性のブームではないという点です。その理由は3つあります。
1つ目は、世界的な人手不足という構造的な問題があること。これは短期的には解決しない課題です。
2つ目は、技術的なブレークスルーが起きていること。エヌビディアのIsaac Simのような革新的なツールが登場しています。
3つ目は、エヌビディアという巨大企業が本格参入してきたこと。エヌビディアのCEOジェンスン・ファンは、フィジカルAIを次の大きなトレンドだと明言しているんですね。
ビジネスモデルの転換|ハードからサブスクへ
もう1つ重要なのは、産業用ロボットのビジネスモデルが変わるということです。
今までロボットメーカーは、ハードウェアを売って終わりでした。でもこれからは違います。ロボットを売った後も、AIのアップデートや新しいアプリケーションの提供で、継続的な収益が見込めるようになるんですね。
ハードウェアは入り口で、ソフトウェアやサービスで継続的に稼ぐ。これはIT業界では当たり前のモデルですが、産業用ロボットの世界では革命的なんです。
しかもオープンプラットフォームにすることで、外部の開発者がアプリを作ってくれる。そうすると、ファナックのロボットの価値がどんどん上がっていくわけです。
長期的な成長トレンド、技術革新、ビジネスモデルの転換。この3つが揃っているフィジカルAI関連は、投資家にとって非常に魅力的なテーマだとわたしは考えています。
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投資家が注目すべき関連銘柄と投資戦略
では具体的に、どの銘柄に注目すべきなのでしょうか。
ロボットメーカーと精密減速機メーカーに分散投資
まず押さえたいのが、ロボットメーカー本体です。ファナックと安川電機は当然として、もう1つ重要なのが部品メーカーなんですね。
ハーモニック・ドライブ・システムズとナブテスコという精密減速機メーカーに注目しています。
精密減速機は、ロボットの関節部分に使われる部品です。ロボットが滑らかに、正確に動くために絶対に必要な技術なんですね。この2社は世界的なシェアを持っています。
ロボットの生産台数が増えれば、部品需要も増える。だから今回の発表で株価が上がったわけです。
短期的な変動を避け、長期視点で分散投資
ただし注意点があります。短期的には、期待先行で株価が上がりすぎる可能性もあるんですよ。
フィジカルAIが本格的に普及するには、まだ数年かかるかもしれません。最初は工場など環境が整備された場所から始まり、次に物流センター、そして最終的には病院や学校など人が多い複雑な環境にも広がっていきます。
だからわたしは、一度に大きく投資するのではなく、分散して、時間をかけて投資していくのが賢明だと考えています。
具体的には、ロボットメーカー本体と部品メーカーの両方をポートフォリオに入れる。さらにエヌビディアのような半導体企業も組み合わせる。こういう分散が重要ですね。
ファンダメンタルズを追い続けることが成功の鍵
投資家として常に意識すべきは、実際の事業の進捗を追うことです。
例えば、国際ロボット展でのデモンストレーションの評判、実際に顧客企業がどれだけ導入を決めているか、こういう具体的な情報をチェックすることが大事なんですね。
株価だけを見ていると、本質を見失います。
加えて、競合他社の動きも注視すべきです。今回はファナックと安川電機が先行しましたが、ABBやKUKAといった海外の大手も必ず動いてきます。この競争がどう展開するかも、投資判断には重要な要素になるでしょう。
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まとめ|フィジカルAIは生成AIに続く次の大きな波
フィジカルAIは、生成AIに続く次の大きな波です。
そしてその波に、日本の製造業が最前線で乗ろうとしている。これは本当にエキサイティングな動きだとわたしは感じています。
ファナックとエヌビディア、ソフトバンクと安川電機の協業は、単なる企業提携ではありません。産業用ロボットの世界に、AIという頭脳が融合する歴史的な転換点なんですね。
世界のロボット市場は2033年までに3.4倍に成長する見込みです。長期的な投資テーマとして、これほど有望な分野は他にないかもしれません。
ただし投資家としては、冷静に、長期的な視点で、事業の本質を見極めながら投資していく必要があります。短期的な株価の変動に一喜一憂するのではなく、この構造的な変化を見据えた投資戦略が成功の鍵になるでしょう。
フィジカルAI関連への投資を検討されている方は、ぜひ今回の内容を参考にしていただければと思います。
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