今回は、わたしが長期投資しているAppleの銘柄分析です。
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【米国株分析】Apple(AAPL)成長戦略と株価動向!Apple Intellacigenacceによって開かれる新しい市場機会!
Appleの将来性は?
Appleは買いなの?
株価は割安なの?割高なの?
決算は良かったの?
このような疑問を解決できるように、動画を作りました。
この動画を見ていただくと、
投資初心者の方でも、Appleのビジネスモデルを詳しく理解することができます。
また、業績の推移やバリュエーションを確認することにより、投資で大きな失敗をしにくくなります。
こちらが私のカンタンなプロフィールです。
- 新卒で大手証券会社に就職
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- 株式投資歴17年の個人投資家
- 現在の金融資産は約8,700万円
この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。
それでは、Appleの銘柄分析を始めます。
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Apple(AAPL)会社概要
どんな会社?
まず始めに、Appleが、どんな会社なのか概要がこちらです。
会社名 | Apple Inc. |
本社 | アメリカ カリフォルニア州 |
時価総額 | 3.29兆ドル |
CEO | ティム・クック |
創業 | 1976年4月 |
上場 | 1980年12月 |
従業員数(2023年9月) | 161,000名 |
Appleは、革新的なテクノロジー製品とサービスを提供するアメリカのテクノロジー企業です。
同社の主力製品には、スマートフォンの「iPhone」、パソコンの「Mac」、タブレットの「iPad」、そしてウェアラブルデバイスの「Apple Watch」や「AirPods」があります。
これらの製品は、洗練されたデザインとユーザーフレンドリーな機能で知られています。
アップルの特徴は、ただ製品を作るだけでなく、それら製品を支える幅広いサービスを展開している点にあります。
例えば、iOSやmacOSなどの独自のオペレーティングシステムを開発し、App StoreやApple Musicなどのデジタルコンテンツプラットフォームも提供しています。
シンプルで使いやすく、かつ高い技術が詰め込まれた製品は、世界中で愛され続けています。
また、環境に配慮した製品作りを行い、社会的な責任も積極的に果たしています。
今やAppleは、世界で最も価値のあるブランドの一つであり、時価総額も世界トップクラスです。その安定した収益力と成長性は、多くの投資家から注目されています。
創業ストーリー
アップルの創業は、1976年、カリフォルニア州の小さなガレージからスタートしました。
創業者であるスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックは、革新的なアイディアと情熱を持って「Apple I」というコンピュータを開発しました。
その後、「Apple II」の開発に成功し、多くの人が手頃な値段で買える最初のコンピュータとして世間に広まっていきました。
ジョブズ氏は非常に優秀な経営者であり、彼のビジョンとリーダーシップがアップルをテクノロジー業界の革新者に押し上げました。
しかし、1985年には社内の権力争いによりジョブズ氏は一度アップルを去ることとなりました。
この出来事はアップルにとって一時的な停滞期をもたらしましたが、1997年にジョブズが復帰すると、会社は再び革新の道を歩み始めます。
ジョブズの復帰後、CEOとして製品のラインナップを簡素化し、ユーザーエクスペリエンスにこだわった優れた製品を生み出し、独自の経営方針を再び浸透させたのです。
アップルは「iMac」「iPod」「iPhone」「iPad」といった、世界を変える製品を次々と発表しました。
特に「iPhone」は、スマートフォン業界における革命的な製品として、現代のモバイル社会を形成しました。
タッチスクリーンとアプリケーションの組み合わせは、ユーザーに新たな可能性を提供し、全世界に広がるアップルのエコシステムの中核となっています。
ジョブズ氏は2011年に56歳という若さでこの世を去りました。
しかし、彼の卓越した経営スキルと革新的なビジョンによって、アップルを世界的にリードするテクノロジー企業へと成長させ、今なお多くの人々に影響を与え続けているのです。
ジョブズ氏の遺したDNAは、今もアップルの企業文化や製品開発に息づいており、アップルの継続的な成功を支える基盤となっています。
創業以来、Appleは数々の革新的な製品を世に送り出し、私たちの生活を大きく変えてきました。
CEO – ティム・クック
2011年、スティーブ・ジョブズ氏はティム・クック氏を自身の後任としてCEOに指名しました。
ジョブズは、ティム・クックと非常に長い間知り合いで、ジョブズが亡くなるまで10年以上一緒に働き、友人関係にもありました。
ジョブズ氏はクック氏の人柄と経営スタイルを深く信頼していました。
ティム・クック氏がAppleのCEOに就任して以来、彼のリーダーシップの下で、同社は素晴らしい成長を遂げています。
就任以降、Appleの株価は約15倍に上昇しており、市場平均を大きくアウトパフォームしているのです。
ティム・クック氏は、前任のスティーブ・ジョブズ氏とは異なるアプローチで同社の成長を牽引しています。
彼は、組織運営の効率化や従業員関係の強化に重点を置いており、これがアップルの持続可能な成功に大きく寄与しています。
彼はしばしば革新性に欠けると評価されることもありますが、Apple WatchやApple Musicなど、新製品やサービスを成功に導いてきた実績があります。
ウォーレン・バフェット氏はクック氏を高く評価しており、「Appleは並外れた素晴らしい経営者を有しています。ティム・クックはしばらくの間、過小評価されてきましたが、彼は紛れもなく世界で最高の経営者のひとりです。」と述べています。
SNSなどを見ていると、「ティム・クックの経営は革新性がなくつまらない。」と言っている人もいますが、そういう人はほぼ全て実績のある経営者でも投資家でもありません。彼らの意見は無視しておくのが賢明でしょう。
私は、実績のある経営者ティム・クックと世界一の投資家バフェットを信じて、Appleへの長期投資を続けています。クック氏のリーダーシップの下、同社は今後も持続的な成長を遂げていくと確信しています。
Apple(AAPL)事業内容
では次に、Appleの事業内容を詳しく見ていきましょう。
同社の売上高の多くは、iPhone、Mac、iPad、ウェアラブルデバイスのApple Watch、AirPodsなどのハードウェア製品から生み出されています。
カテゴリ別売上高
2023年度のカテゴリ別売上構成比がこちら。
2023年度のカテゴリ別売上構成比を見ると、iPhoneが52%、Mac が8%、iPadが7%、ウェアラブル・ホーム・アクセサリが11%、サービスが22%を占めており、ハードウェア製品が売上の大部分を占めています。
驚くべきなのは、これらのハードウェア製品の利益率の高さです。2023年度のプロダクト・グロスマージンは36.5%に達しました。
Appleは製品の開発・設計・デザインを自社で行い、製造を他社に委託するファブレス経営を採用しているため、設備投資が少なく高い利益率を実現しているのです。
一方で、Appleはサービス部門の強化にも注力しており、App Store、Apple Music、iCloudストレージ、Apple TV+などのデジタルコンテンツやサブスクリプションサービスが成長しています。
サービス事業の特徴は、利益率が高く安定した収益が見込めることです。
2023年度のサービス・グロスマージンは70.8%と、ハードウェア製品とは比べ物にならないほど高い利益率を誇ります。
このように安定した高い利益率を稼ぐことができる企業は、株式市場から高く評価される傾向があります。
また、Vision Proは同社のウェアラブルデバイスカテゴリーに新たな収益源を提供する可能性があります。
Vision ProはAR(拡張現実)とVR(仮想現実)を融合させた、同社初の空間コンピューティングデバイスです。
この新製品は、ゲーム、エンターテインメント、コミュニケーション、そしてビジネスなど、多岐にわたる分野でユーザーの体験を大きく変える可能性を秘めているのです。
特に、エンタープライズ市場でのVision Proの活用には大きな期待が寄せられています。
航空機エンジンのメカニックの訓練や、没入型のキッチンデザインなど、様々な業界でVision Proを用いた革新的なソリューションが登場すると考えられます。
調査会社Statistaの予測によると、Vision Proは2028年までに1,000万台以上を販売し、300億ドルを超える売上高を記録する可能性があると予測されています。このように、Vision ProはAppleの新たな成長ドライバーとなり、同社の収益源の多様化に貢献することが期待されているのです。
地域別売上高
2023年度の地域別売上構成比について詳しく見ていきましょう。
地域ごとの売上の割合は、アメリカが42%、ヨーロッパが25%、中華圏が19%、日本が6%、その他のアジア太平洋地域が8%となっており、全体的にアメリカ市場が大きな割合を占めています。
また、Appleは、インドやインドネシア、メキシコ、トルコ、ベトナムなどの新興国にも積極的にビジネスを展開しています。
特にインド市場においては、シェアの拡大に注力しており、現地での製造拠点の設立や販売チャネルの拡大、開発者コミュニティとの連携など、様々な取り組みを通じてその地位を強化しているのです。
新興市場は、先進国と比べて経済成長のスピードが速く、将来的な市場規模の拡大が見込まれます。
Appleは、こうした成長性の高い市場に早くから参入し、ブランドの浸透や販売網の構築を進めることで、長期的な成長を取り込もうとしているのです。
Appleへの投資は新興国の成長も享受できる点が魅力と言えるでしょう。同社の製品やサービスが新興国の消費者に広く受け入れられれば、それは株主価値の向上にもつながります。
Apple(AAPL)将来性
次に将来性を確認します。
Appleは、人工知能(AI)の分野において、革新的な製品やサービスの開発に注力しており、これが将来の収益に大きく貢献すると期待されています。
6月11日に開催された開発者会議「WWDC」では、「Apple Intelligence」と呼ばれるAI機能が発表されました。
ChatGPTとの連携も実現。さらに、iOS 18で提供される様々なAI機能も明らかになったのです。
注目すべき点は、これらのAI機能が最新のiPhone、iPad、Macでしか利用できないという点です。
特にiPhoneに関しては、15 ProとPro Maxのみに対応しており、多くのユーザーがデバイスのアップグレードを検討することが予想されます。
実際、アナリストの間では、Apple Intelligenceの登場がiPhoneのアップグレードサイクルを加速させ、売上高の増加につながるとの見方が広がっているのです。
iPhoneはAppleの売上高の半分以上を占める主力製品であり、その販売動向が業績に大きな影響を与えるためです。
また、Appleは22億台以上のデバイスを持つ巨大なインストールベースを保有しています。
同社はこの強みを活かし、AI機能を搭載した新製品を継続的に市場に投入することで、ユーザーがApple製品から離れにくくなるような仕組みを強化し、エコシステムをさらに強化していくと予想されます。
加えて、Appleは、プライバシー保護を重視したオンデバイス処理や、「Private Cloud Compute」と呼ばれる革新的なクラウドサービスなど、AIに関する独自のビジョンを打ち出しています。
「Private Cloud Compute」は、ユーザーのプライバシーを保護しながら、クラウド上でAI処理を行うことができるサービスです。
具体的には、ユーザーのデータをクラウド上で処理する際に、データを暗号化した状態で処理を行い、処理結果のみをユーザーに返すという仕組みを採用しています。
これにより、ユーザーのプライバシーを守りつつ、クラウドの計算リソースを活用したAI処理が可能となるのです。
こうした取り組みは、同社のブランド価値を高め、AIの分野でのリーダーシップを確立する上で重要な役割を果たすでしょう。
特に、Appleはエッジ AI の分野で大きな強みを持っています。
エッジ AI とは、データが生成される現場(エッジ)で AI 処理を行うことを指します。
Appleは、数十億台規模の iPhoneやその他のデバイスを通じて、膨大な量のユーザーデータを収集することができます。
そして、これらのデータをエッジデバイス上で処理することで、プライバシーを保護しつつ、リアルタイムで高度な AI 機能を提供することが可能となるのです。
さらに、Appleは独自設計の高性能チップを開発しており、これによってエッジデバイス上での AI 処理を効率的に行うことができます。
例えば、iPhone に搭載されている A16 Bionicチップは、機械学習アクセラレータを内蔵しており、高度な AI 処理をデバイス上で高速に実行することができるのです。
加えて、Appleは開発者に対して CoreML などの AI 開発ツールを提供しており、サードパーティ製アプリにおけるエッジ AI の活用を促進しています。
こうした取り組みにより、Apple製デバイス上で動作する AI アプリのエコシステムが拡大し、ユーザーに多様な価値を提供することが期待されます。
このように、Appleは大規模なユーザーベース、高性能なハードウェア、開発者エコシステムといった強みを活かして、エッジ AI の分野でリーダーシップを発揮することができるのです。
同社が革新的なエッジ AI ソリューションを提供し続ければ、長期的な収益拡大と企業価値の向上が実現するでしょう。AIを活用した製品やサービスは、Appleの新たな成長エンジンとして大いに期待されているのです。
Apple(AAPL)財務分析と株価動向
最新の四半期決算
最新の決算について詳しく見ていきましょう。
2024年度第2四半期の決算は、5月2日に発表されました。
主要指標
業績 | FY23Q2 | FY24Q2 | 前年比 |
---|---|---|---|
売上高 | $948億 | $908億 | -4% |
EPS | $1.52 | $1.53 | +1% |
純利益 | $242億 | $236億 | -2% |
iPhone売上高 | $513億 | $460億 | -10% |
Mac売上高 | $72億 | $75億 | +4% |
iPad売上高 | $67億 | $56億 | -17% |
ウェアラブル売上 | $88億 | $79億 | -10% |
サービス売上高 | $209億 | $239億 | +14% |
マクロ経済環境の影響を受け、業績は本調子ではありません。しかし、アナリスト予想を超える業績を発表しており、サービス売上高の成長と大規模な自社株買いなど、今後に期待が持てる内容でした。
売上高は前年同期比4%減の908億ドル、純利益は2%減の236億ドルとなりましたが、いずれもアナリストの予想を上回っています。
特筆すべきは、サービス事業の売上高が239億ドルと過去最高を記録し、前年同期比14%成長となったことです。
一方、主力製品であるiPhoneの売上高は、前年同期の513億ドルから460億ドルへと減少しました。
地域別では、中国を含む大中華圏の売上高が167億ドルと、前年同期の178億ドルから減少しています。
ただし、ティム・クックCEOは、中国本土ではiPhoneの売上が成長したと述べており、長期的には中国市場に対して強気な姿勢を示しました。
クックCEOは、「非常に高い顧客満足度と忠誠心により、当社のデバイスのアクティブなインストールベースは、すべての製品とすべての地域セグメントで新たな記録を達成しました。」と述べ、顧客基盤の強さを強調しています。
今回の決算で、売上高やEPSの成長率を指摘する声もありますが、心配するほど悪い業績ではないと思っています。
また、Appleの売上高は時折、急激に成長するため、短期的な業績を確認するだけでは、成長のチャンスを逃す可能性があります。
こちらは過去10年間のAppleの売上高成長率の推移です。
Apple売上高推移
年度 | YoY成長率 |
---|---|
2014年度 | +7.0% |
2015年度 | +27.9% |
2016年度 | -7.7% |
2017年度 | +6.3% |
2018年度 | +15.9% |
2019年度 | -2.0% |
2020年度 | +5.5% |
2021年度 | +33.3% |
2022年度 | +7.8% |
2023年度 | -2.8% |
Appleが、過去10年間で2桁成長できた年は、3年しかありません。
それでも10年という長期で見た場合、売上高は2.1倍、EPSは3.8倍に成長しています。
その結果、過去10年間で株価は、9.3倍になっています。
わたしは、Appleの成長率が低いという理由で株式を手放し、その後の株価上昇を取り逃がした多くの人を見てきました。
大規模な株主還元を発表
そして、Appleは今回の決算で、1,100億ドルの自社株買いプログラムを発表し、四半期配当を4%引き上げ、1株当たり25セントとすることも明らかにしました。
Appleは、世界で最も多くの自社株買いを実施した会社です。
過去10年間の自社株買いは6,411億ドルに達し、発行済株式数は35%も減少しました。
現在の時価総額が3兆2,900億ドルであるため、かなりの買い圧力となります。
業績(バランスシート) | FY24Q2 |
---|---|
現金及び短期有価証券 | $672億 |
総債務 | $1,046億 |
業績(キャッシュフロー) | 直近12ヶ月 |
---|---|
営業キャッシュフロー | $1,106億 |
フリーキャッシュフロー | $1,020億 |
財務状況を見ると、現金及び短期有価証券は672億ドル、総債務は1,046億ドルです。直近12ヶ月の営業キャッシュフローは1,106億ドル、フリーキャッシュフローは1,020億ドルと、強固なバランスシートと潤沢なキャッシュフローを維持しています。
大きな企業買収がなければ、今後5年間は現在のペースで自社株買いできると試算しています。
決算発表に対するマーケットの反応
今回の決算発表に対する市場の反応はポジティブで、時間外取引で株価は6%以上上昇しました。
市場はサービス事業の好調ぶりと、AIへの積極的な取り組み、大規模な自社株買いや配当による株主還元を評価しています。
Apple(AAPL)バリュエーション
次は、バリュエーションを確認します。
PER(NTM) | 31.9倍 |
PER(LTM) | 32.6倍 |
過去5年平均 | 27.1倍 |
過去10年平均 | 21.0倍 |
現在、予想PERは31.9倍で、市場から高い評価を受けています。
過去5年間の平均PERは27.1倍、過去10年間の平均PERは21.0倍であり、現在の水準はそれらを上回っています。
Appleのバリュエーションは、割安とは言えませんが、適正な水準にあると考えています。
これは、同社のビジネスモデルが強固であり、優れた収益力を持っていることを反映しています。
Appleは、世界中で22億台以上のアクティブデバイスを有し、毎年1,010億ドルのフリーキャッシュフローを生み出しています。これが株価の強力な下支えとなっています。
そして、成長を続けるサービス部門は、予測可能で安定した収益源となっています。
これにより会社全体の利益率を安定的に上昇させています。
そして、将来性でも述べたように、iPhoneにAI機能が追加されることにより、iPhoneのアップグレードサイクルが加速し、売上高の拡大につながることが期待されています。
Appleの株価は市場平均を上回るプレミアム価格で取引されていますが、その価値は同社の安定した収益基盤や継続的な成長により十分に裏付けられていると言えるでしょう。
投資家としては、Appleの高いバリュエーションに目を奪われるのではなく、同社の競争優位性と長期的な成長ポテンシャルに注目すべきでしょう。
Apple(AAPL)投資リスク
Appleへの投資には、いくつかの主要なリスクが存在します。これらは投資家が慎重に考慮すべき重要な要素です。
規制と独占禁止法のリスク
まず、規制と独占禁止法に関するリスクについて考慮する必要があります。
政府が大手テクノロジー企業を厳しく監視する中、Appleは独占禁止法の圧力に直面しています。
EUでは、サードパーティのアプリストアや支払いシステムの導入をAppleに強制しており、この政策によりApp Storeの収益構造が変わる可能性があります。
テクノロジー競争の遅れ
さらに、絶え間ないイノベーションの必要性も懸念材料です。
Appleは常に市場をリードする革新的な製品を市場に提供することが期待されています。
しかし、新しい技術や製品開発には多大な努力とリソースが必要で、もし新製品が消費者の期待に応えられなかった場合、市場の反応は厳しいものとなるでしょう。
このように、Appleには地政学的リスク、規制リスク、イノベーションの持続性に関するリスク、競争リスクが存在します。投資家はこれらのリスクを慎重に評価し、適切な投資判断を下すことが求められます。
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Apple(AAPL)投資判断とまとめ
最後に個人的な投資判断と今回の動画をまとめます。
Appleの株式への投資は、長期的な視点で見ると魅力的な選択肢だと考えています。
同社は、革新的な製品とサービスで世界をリードするテクノロジー企業です。
Appleの強みは、ハードウェアとソフトウェア、サービスを組み合わせた独自のエコシステムにあります。
このビジネスモデルにより、高い利益率と安定した収益を生み出すことができているのです。
また、Appleは人工知能(AI)の分野で積極的な取り組みを進めており、これが将来の成長を後押しすると期待されています。
特に、iPhoneへのAI機能の追加は、アップグレードサイクルを加速させ、売上高の拡大につながるでしょう。
最新の四半期決算では、サービス事業の好調ぶりが目立ちました。
一方で、iPhoneの売上高は減少しましたが、長期的な視点に立てば、Appleの成長ポテンシャルは揺るぎないと考えられます。
バリュエーション面では、Appleの株価は割安とは言えませんが、適正な水準にあると言えるでしょう。
同社の強固なビジネスモデルと優れた収益力、そして成長を続けるサービス部門が、現在の株価を支えているのです。
ただし、投資にはリスクも存在します。
規制当局からの圧力、イノベーションの持続性などは注意すべき点です。
投資家はこれらのリスクを慎重に見極める必要があります。
個人的には、Appleを長期的な投資対象として高く評価しています。
同社の強みはAIの分野でも発揮されており、これが新たな成長の原動力になると期待しているからです。
また、株主還元にも積極的で、自社株買いと増配を継続的に実施しています。
これは、経営陣が自社の将来性に強い自信を持っていることの表れでしょう。
投資は常にリスクを伴うものですが、Appleのような優良企業に長期的に投資することで、そのリスクを軽減することができると考えています。
重要なのは、短期的な株価の変動に一喜一憂するのではなく、企業の本質的な価値とその成長ポテンシャルを見極めることです。
Appleは、その点で魅力的な投資対象であり続けるでしょう。
私は、Appleの製品やサービスがこれからも世界中の人々の生活を豊かにし、同社が技術革新をリードし続けると確信しています。長期的な視点を持ち、Appleとともに歩むことが、投資家にとって最良の選択だと考えています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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