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クラウドフレアの成長性を徹底分析!サイバーセキュリティからAIインフラ提供企業への進化

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クラウドフレアは、インターネットインフラ企業としての地位を確立しながら、AI市場への進出で新たな成長フェーズに入っています。この記事では、同社の事業構造や成長戦略を深掘りし、投資判断に役立つ情報をお届けします。

クラウドフレアは、元々CDN(コンテンツ配信ネットワーク)やサイバーセキュリティ企業として知られていましたが、現在はAIインフラプロバイダーとしての側面が注目を集めています。

特に「Workers」と呼ばれる開発プラットフォームが同社の強みとなり、世界中の300以上の都市に配置されたエッジネットワークを活用したAI推論サービスで差別化を図っているのです。

2024年第4四半期には大口顧客の獲得が加速し、年間100万ドル以上を支払う顧客数が前年比47%増加しました。

また同社のマシュー・プリンスCEOは、AIインフラ市場でのポジションを強化しつつあると自信を示しています。

本記事では、こうした成長動向を踏まえたクラウドフレアの投資価値について検証していきましょう。

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クラウドフレア(NET)事業内容

クラウドフレアは、インターネットのパフォーマンスと安全性を向上させる総合的なクラウドサービスを提供する企業です。同社のサービスは大きく3つの分野に分けられています。

第一の柱は「セキュリティサービス」となっています。

これには、DDoS攻撃(大量のアクセスでサーバーを機能停止させる攻撃)を防ぐ対策や、不正アクセスを検知して遮断するファイアウォールボットからの攻撃を防ぐ保護機能などが含まれます。

顧客のウェブサイトやアプリケーションを様々なサイバー攻撃から守る役割を担っているのです。

第二の柱は「パフォーマンス最適化」サービスです。

同社はCDN(コンテンツ配信ネットワーク)として、世界125カ国335都市にある拠点を活用し、ユーザーに最も近い場所からコンテンツを配信しています。

これによりウェブサイトの表示速度が大幅に向上し、ユーザー体験の改善につながっています。

第三の柱が近年急成長している「開発者プラットフォーム」です。

特に「Workers」と呼ばれるサーバーレス実行環境が注目を集めています。

この仕組みはエッジコンピューティング(ユーザーに近い場所でデータ処理を行う技術)を活用したもので、開発者はクラウドフレアのグローバルネットワーク上で直接コードを実行できるようになっています。

2024年末時点で、この「Workers」のアクティブ開発者数は300万人を超え、前年比50%の成長を記録したことが報告されました。

さらに最近では「Workers AI」という新サービスを展開し、AI市場にも積極的に参入しています。

これは、エッジネットワーク上でAI推論を行うサービスで、大手クラウド事業者と比較して最大250%のコスト削減を実現すると同社は主張しています。

クラウドフレアのビジネスモデルは、顧客の規模に応じた月額課金制を採用しています。

無料プランから始まり、企業規模や利用状況に合わせて段階的に課金額が上がる仕組みです。

特に注目すべき点は、年間100万ドル以上を支払う大口顧客の急増傾向にあることでしょう。

同社のプラットフォーム全体を利用できる「Pool of Funds」契約も増えており、これが将来の収益成長を支える基盤になると期待されています。

クラウドフレア(NET)将来性

クラウドフレアの将来性は非常に明るく、複数の成長要因が重なり合っています。以下では特に重要な3つの成長ドライバーについて解説します。

  • 将来性① AIインフラプロバイダーとしての台頭
  • 将来性② 開発者エコシステムの拡大
  • 将来性③ エッジコンピューティング市場の成長

将来性① AIインフラプロバイダーとしての台頭

クラウドフレアは現在、AIインフラプロバイダーとしての地位を急速に確立しつつあります。

同社のCEO、マシュー・プリンス氏は最新の決算発表で「WorkersはAIのためのキラーアプリケーションになりつつある」と強調しました。

同社の強みは、サーバーレス型のAI推論サービスにあります。

従来のクラウドサービスでは、企業はAI処理のために専用サーバーを1年単位で借りる必要がありました。

しかし実際の使用率は平均で10%以下と非効率な状況でした。

これに対してクラウドフレアの「Workers AI」は、必要な時だけ課金される従量制モデルを採用しています。

この仕組みにより、顧客は大手クラウド事業者と比較して最大250%のコスト削減が可能になるのです。

さらに同社は、GPUの使用効率を70%まで高めることに成功しました。

これは業界平均の7倍の効率性を意味し、低コストで高性能なAIサービスを提供できる基盤となっています。

将来性② 開発者エコシステムの拡大

クラウドフレアの成長を支える二つ目の柱は、急速に拡大する開発者コミュニティです。

同社の「Workers」プラットフォームのアクティブ開発者数は2024年末時点で300万人を突破し、前年比50%の成長率を記録しました。

この開発者エコシステムの拡大は、新たな収益機会を生み出しています。

開発者が増えるほど、プラットフォーム上で構築されるアプリケーションやサービスも増加し、それがさらなるユーザー獲得につながる好循環を生み出しているのです。

実際、2024年第4四半期には、あるフォーチュン100企業がクラウドフレアとの間で5年間2,000万ドル規模の契約を結びました。

これは同社史上最大の新規顧客獲得となりました。

このような大型契約の背景には、WorkersプラットフォームとAI機能への高い評価があるとされています。

将来性③ エッジコンピューティング市場の成長

三つ目の成長要因は、エッジコンピューティング市場全体の急速な拡大です。

調査会社Grand View Researchによると、エッジコンピューティング市場は2030年まで年平均36%で成長すると予測されています。

クラウドフレアは、すでにエッジ開発プラットフォーム部門でマーケットリーダーとしての地位を確立しています。

フォレスター・リサーチの調査では、Cloudflare WorkersはAmazon、Microsoft、Fastlyなどの競合製品を上回る評価を獲得しています。

さらに、データセンターの地理的分散においても優位性があります。

同社は世界125カ国335都市にエッジサーバーを展開しており、これはインターネット接続人口の95%以上をカバーしています。

この広範なネットワークは、低遅延で高速なAI処理を実現する上で大きな強みとなっています。

クラウドフレア(NET)最新の四半期決算

2024年第4四半期決算は、市場予想を上回る好調な結果となりました。

FY24Q4結果

  • EPS:0.19ドル (予想0.18ドル)
  • 売上高:4.60億ドル (予想4.52億ドル)
  • 売上高成長率:+27% Y/Y

顧客基盤も順調に拡大しています。

FY24Q4結果

  • 100万ドル以上顧客数:173社 (+47% Y/Y)
  • 顧客数:23.8万 (+25% Y/Y)
  • 純収益維持率:111% (前四半期110%)

特に注目すべきは、大口顧客の獲得ペースが加速していることでしょう。

年間100万ドル以上を支払う顧客数は前年比47%増の173社となり、そのうち半数以上が第4四半期に獲得されました。

これは同社の企業向け戦略が実を結びつつあることを示しています。

支払い顧客数全体も25%増の約23万8,000社に拡大し、この成長率は2022年以来の高水準です。

純収益維持率も前四半期から1ポイント上昇して111%となり、既存顧客からの収益も安定的に成長していることが分かります。

収益性も向上しています。

FY24Q4結果

  • 売上総利益率:78% (前年同期79%)
  • Non-GAAP営業利益:6,725万ドル (+69% Y/Y)
  • Non-GAAP営業利益率:15% (前年同期11%)
  • フリーキャッシュフローマージン:10% (前年同期-7%)

売上総利益率は78%と引き続き高水準を維持。

営業利益は前年同期比69%増の6,725万ドルとなり、Non-GAAP営業利益率は14.6%に改善しました。

フリーキャッシュフローも4,780万ドル(売上高比10%)を確保しています。

ガイダンスは予想を下回ったものの、下半期には成長が加速する見通しです。

FY25 Q1ガイダンス

  • EPS: 0.16ドル (予想0.18ドル)
  • 売上高: 4.68-4.69億ドル (予想4.72億ドル)
  • 売上高成長率: +24% Y/Y

FY25 通期ガイダンス

  • EPS: 0.79-0.80ドル (予想0.85ドル)
  • 売上高: 20.9-20.94億ドル (予想21億ドル)
  • 売上高成長率: +25% Y/Y

2025年の見通しについては、第1四半期の売上高を4億6,800万〜4億6,900万ドル(前年同期比約24%増)と予測。

通期では20億9,000万〜20億9,400万ドル(前年比25%増)を見込んでおり、下半期に向けて成長が加速する見通しを示しています。

Xの決算まとめポストもあわせてご確認ください。

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クラウドフレア(NET)投資リスク

クラウドフレアへの投資には、いくつかの重要なリスク要因が存在します。最も懸念されるのは、現在の高い株価評価です。

同社は予想売上高の16倍、営業キャッシュフローの88倍という極めて高い倍率で取引されています。

この高バリュエーションは、成長期待が株価に織り込まれた結果ですが、もし売上成長率が鈍化した場合、株価は大きく下落する可能性があるでしょう。

実際、同社の調整後EPSの成長見通しは2025年でわずか6%程度と控えめです。

競争環境も重要なリスク要因となっています。

セキュリティやクラウド市場では、アマゾン、マイクロソフト、グーグルといった巨大テック企業との競争が激化しています。

これらの企業は豊富な資金力を持ち、クラウドフレアのAI分野への参入に対抗する可能性があります。

さらに、GPUへの投資拡大により、資本支出は2024年の売上高比10%から2025年には12〜13%へと増加する見込みです。この投資が期待通りのリターンを生み出せるかどうかは不透明な要素と言えるでしょう。

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クラウドフレア(NET)投資判断とまとめ

クラウドフレアは長期投資家にとって「買い」と判断できる魅力的な銘柄です。

現在のバリュエーションは過去と比較して魅力的な水準にあり、長期的な成長ポテンシャルを考慮すると投資好機と言えるでしょう。

同社の長期的な成長ストーリーは非常に説得力があります。

グローバルなエッジネットワークという独自の強みを持ち、AIインフラプロバイダーとしての地位を確立しつつあることは評価に値します。

特にWorkers AIというプラットフォームは、従量課金制と高効率なGPU活用により、低コストでAI推論サービスを提供できる点が大きな差別化要因となっているのです。

大口顧客数の急増や開発者コミュニティの拡大など、ファンダメンタルズは確かに力強さを示しています。

現在の株価は売上高の20倍で取引されており、これは過去5年平均の34.9倍と比較すると大幅な割引状態にあります。

PSR(過去5年平均)34.9倍
実績PSR(過去12ヶ月)20.1倍
予想PSR(今後12ヶ月)16.0倍

過去のバリュエーションと比較して42%も割安になっている計算となり、長期投資家にとっては魅力的な買い場と判断できるでしょう。

投資戦略としては、現在の割安な水準で基本ポジションを構築し、その後の四半期決算を見ながら段階的に買い増していくアプローチがお勧めです。

クラウドコンピューティングとAIの交差点という極めて有望な市場で、クラウドフレアは独自のポジションを築いており、長期的な成長と株価上昇が期待できる有望銘柄と言えるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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