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プール・コーポレーション(POOL)今後の株価見通し!事業内容や決算データを分析!

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今回は、プールコーポレーション(POOL)の銘柄紹介です。

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POOLは、スイミングプール関連製品で、世界最大のディストリビュータ(卸売業者)。

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POOL株は買いなのか?将来性があるのか?分かるように書きました。

  • アメリカのプール市場は巨大で成長している。
  • 高いシェアを獲得しており、シェアは拡大し続けている。
  • 売上高の多くは経常的で予測可能であるため、景気に左右されにくいビジネスモデル。
  • 株価は高値から34%下落しており、バリュエーションは歴史的な低水準。
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この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。

ホームページ:事業内容・将来性
10K:財務データ・投資リスク
IG証券:株価チャート
Finbox:財務データ・バリュエーション

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それでは、見ていきましょー!

プール・コーポレーションの事業内容

どんな会社?

スイミングプールとプール関連製品で世界最大の卸売業者です。

北米、ヨーロッパ、オーストラリアなど12カ国に410を超える販売センターを運営。

2,200を超えるベンダーから商品を仕入れ、約120,000の顧客に製品を販売しています。

製品は200,000を超えており幅広い商品を取り扱っています。

1993年に設立された歴史ある会社。現在では、S&P500に採用されるほどの優良企業です。

1993年に法人化され、1995年10月にSCPプール・コーポレーションとしてNASDAQに上場しました。

IPOしてから27年で、株価は416倍にもなりました。

この間の株価パフォーマンスでは、アメリカに上場するほとんどの会社を上回っています。

長期に渡って業績を拡大してきた実績があり、戦略的な買収により市場シェアを拡大し続けています。

2021年時点、米プール卸売市場の規模は100億ドル。その中で、市場シェア38%を獲得しています。

これは、最も近い競合の4倍の大きさです。

地域別売上高

2021年度の売上高のうち90%はアメリカでの売上です。売上は小さいもののヨーロッパやカナダ、オーストラリアにも進出しています。

アメリカの売り上げが90%を占めており、そのうち約半分をカリフォルニア、フロリダ、テキサス、アリゾナからあげています。これらの州は、人口成長率が高い地域です。

また、POOLは世界展開しており、世界のプール市場拡大の恩恵を享受することができます。

世界的に所得水準が増加しており、世界プール市場の規模は年率10%成長しています。

製品別売上高

2021年度の売上高のうち60%はメンテナンス修理、20%はリノベーションンによるものです。これらは、経常的で予測可能なためプールの事業は景気に左右されにくいという特徴があります。

すでにプールを持っている住宅の所有者にとって、メンテナンス費用は優先順位の高い支出です。

メンテナンスをせずに放置した場合、ウイルスや藻、ボウフラやカエルが発生してしまいます。

これらはプールの設備機器を故障させる原因にもなりますし、健康面でも良くありません。

売上の20%を占めるリノベーションとアップグレードについても定期的に支出が必要となります。

塩素をはじめとする薬剤の使用や雨風など、常に厳しい環境に晒されているプールにおいて、改修は極めて重要です。

景気に左右されやすい新築の売り上げは20%しかありません。POOLは経常的な収益を積み上げることにより安定成長を続けてきました。

プール・コーポレーションの将来性

市場は巨大で拡大を続けている!

成長している市場でビジネスをすることは重要です。

米プール卸売市場の規模は100億ドルで巨大な市場です。

この市場の長期的な年平均成長率は+6〜8%と予想されています。

米プール設置数は毎年増加しています。

Zillow Research Surveysによると、プール付きの家を重要視すると回答した人の割合は、2019年の25%から2021年には35%に増加しました。

また、商業用のプール市場はさらに速いスピードで成長しており、長期的な年間成長率は+10〜15%です。

商業用のプール市場でのPOOLの市場シェアは10%未満で、注力している市場の一つです。

そして、プールの外構やアウトドア・リビング市場も、長期的な年平均成長率+10〜15%と予想されています。

現代では、高機能で自動化されたオシャレなプールが求められています。

POOLは消費者のニーズを満たすため、多くのタイルや外構関連の製品を扱っています。

アメリカのプールのうち自動化されたプールの割合は30%以下です。

POOLは、業界トップ企業ですが、まだまだ開拓できていない大きな市場があります。

M&Aで市場シェアを高めている!

POOLは、今まで数え切れないほどの会社を買収して、市場シェアや営業エリアを拡大してきた経緯があります。

プール市場は、非常に細分化された市場で、大小とても多くのプレーヤーが存在します。

業界トップシェアのPOOLはベンダーや小売店にとって優位な立場にあり、競争優位性の高いビジネスを保有しています。

小さな事業者の営業エリアにPOOLが参入してきた場合、地元の小さな事業者は閉店か買収されることを選ばなければなりません。

2021年11月には、Porpoise Pool & Patioを買収しました。

Porpoise Pool & Patioは、ルイジアナに本社をもつプール関連製品の卸売業者です。フロリダやテキサスに265のフランチャイズ小売店を保有しています。

POOLの市場シェアは長い時間をかけて、高まり続けると予想しています。

プール・コーポレーションの株価チャート・株価推移

過去10年間で株価は、10.4倍にもなりました。

過去10年間の株価推移がこちら。

株式市場が低迷した時のPOOL株の下落期間と下落率をまとめました。

イベント下落期間下落率
リーマンショック1,057日-77.6%
2018年米金融引き締め98日-25.3%
コロナショック35日-32.6%
2022年米金融引き締め216日-43.8%

リーマンショック時の株価推移がこちら。

2018年米金融引き締め時の株価推移がこちら。

コロナショック時の株価推移がこちら。

2022年米金融引き締め時の株価推移がこちら。

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プール・コーポレーションの業績(売上高・利益・キャッシュフロー)推移

基本的には安定成長の会社ですが、新型コロナで大きく業績を伸ばしました。

売上高

売上高成長率

営業利益(GAAP)

営業利益率(GAAP)

EPS(GAAP)

EPS成長率(GAAP)

新型コロナにより、自宅でのアウトドア需要が急増し、POOLは急成長株となりました。

2020〜2021年度の高成長は一時的で、今後は安定成長に戻ることが予想されます。

会社側は、長期の売上高成長目標を6〜9%としています。

長期の業績推移を見ると、売り上げ以上に利益が増加しており、営業レバレッジが効いているのが良いポイントです。

営業キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

フリーキャッシュフローマージン

営業キャッシュフローの大部分がフリーキャッシュフローになっており、運転資金や設備投資を多く必要としない良いビジネスです。

経営陣が、無理な企業買収をせずに規律をもって買収戦略を進めているのが分かります。

プール・コーポレーションの株主還元(配当・自社株買い)推移

強力な利益成長の一部を、株主に還元してきました。

1株あたり配当

配当利回り(2022.8.11時点)1.0%
連続増配年数11年
過去5年間の年平均成長率20.9%

直近の増配は2022年5月で、1株あたり$1.00の配当を発表しました。

以前の1株あたり配当$0.80から25%の増配です。

2021年度の配当支払はフリーキャッシュフローの43%で、減配リスクは少ないと考えています。

自社株買い

自社株買い利回り(2022.8.11時点)2.1%

直近の自社株買い発表は2022年5月で、合計承認額は6億ドルです。

現在の配当は低いものの、増配率が高く、将来は大きな配当を受け取れる可能性があります。

Oxford Clubは、無料で投資情報を提供してくれます。

高配当株が好きな投資家にはOxfordインカムレターがおすすめです。

プール・コーポレーションの資本効率(ROE)推移

資本効率がよく、バランスシートは健全です。

ROE

POOLのROEは、セクター内で上位3%に入るほど高い水準です。

ROEが高すぎる会社の場合、債務の多さに注意する必要があります。

しかし、POOLの総債務はEBITDAの1.7倍で、その金利負担は小さく、強固なバランスシートを保有しています。

プール・コーポレーションの投資リスク

会社側は、主なビジネス上のリスクとして以下の3つを上げています。

  • マクロ経済環境の悪化・・・経済の悪化や住宅ローン金利の上昇により、プール新築やリノベーションは悪影響を受けます。
  • 気候変動や悪天候・・・季節外れの涼しさや降水量の増加は、プールの利用が減るため業績に悪影響を与えます。
  • 競争の激化・・・一部地域では、激しい競争があり、利益率が低くなる要因となります。

プール・コーポレーションのバリュエーション(PER)推移

PERは歴史的に低い水準にあります。

2022.8.11時点19.6倍
過去10年平均30.4倍
過去5年平均33.0倍

プール・コーポレーションの今後の株価見通し

長期で業績と株価を上昇させてきた会社ですが、株価は高値から34%も下落しています。

ここまで大きく株価が下落した理由は、

  • 新型コロナで急成長した業績が安定成長に戻りつつある反動によるものと、
  • POOLのビジネスが住宅市場や新規のプール建設に結びついていると認識されているためです。

しかし、POOLの過去の業績や株価が、新しいプールの建設に結びついていないのは明らかです。

新しいプールの建設は、2000年代半ばの住宅バブル時にピークをつけています。

しかし、POOLの業績や株価は、その時と比べて何倍にも拡大しています。

それは、POOLのビジネスの大部分が、既存のプールのメンテナンス(60%)や改修(20%)によるものだからです。

新型コロナ渦で設置されたプールは、これから10年、20年と長期に渡って、POOLに利益をもたらします。

マクロ経済環境は厳しい状況が続くため、すぐに株価が上昇することは見込めないかもしれません。

しかし、現在のバリュエーションは歴史的に低い水準で、優良企業を安く買うエントリーポイントを提供してくれているように感じます。

POOLは、素晴らしいビジネスを保有しており、今後も長期的な株価上昇を期待しています。

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