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メタ・プラットフォームズが、メタバース事業の予算を最大30%削減する方向で調整に入りました。2021年に社名まで変更して「これが未来だ」と宣言したメタバース事業からの大幅撤退です。早ければ2026年1月にもレイオフが始まる可能性があると報じられています。
ブルームバーグの報道によると、削減対象には仮想世界プラットフォーム「Horizon Worlds」やVRヘッドセット「Quest」事業が含まれます。削減された予算は、AIグラスなどのウェアラブル製品に振り向けられるとのこと。注目すべきは、これが単なる効率化ではなく、戦略の根本的な見直しだという点です。
削減の理由は「業界全体での競争が予想ほど起きなかった」からだとされています。つまり、メタバースが期待したほど普及しなかったわけですね。しかし、ザッカーバーグは未来への投資自体を諦めていません。投資先をVRからAIグラスにシフトさせているのです。
興味深いことに、この報道を受けてメタの株価は逆に3.4%上昇しました。投資家は「やっと無駄遣いをやめてくれる」と安堵したようです。アナリストからは「遅きに失したが、スマートな動きだ」という評価も出ています。
メタは今、VRという「場所」への投資から、AIグラスという「デバイス」への投資に軸足を移す大きな転換期を迎えているのです。
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累計10兆円の赤字!メタバースへの巨額投資が生んだ厳しい現実
2021年まで遡ると、当時フェイスブックはユーザーの安全性やプライバシー問題で激しい批判を浴びていました。そこでザッカーバーグが打ち出したのが「次世代のインターネットはメタバースだ」というビジョンです。
2021年7月の決算説明会で、彼はこう定義しました。「メタバースとは、デジタル空間で人々と一緒にいられる仮想環境だ。見るだけのインターネットではなく、その中に入り込むインターネットだ」と。Questヘッドセットを装着してHorizon Worldsという仮想空間に入り、そこで仕事をしたり遊んだりする世界観でした。
しかし、数字は厳しい現実を物語っています。メタのReality Labs部門は、2021年初めから累計で700億ドル以上の赤字を出しました。日本円にして約10兆円以上です。毎年150億ドル以上、2兆円以上の赤字を垂れ流し続けてきたのです。
技術的な蓄積という意味では確かに成果はあります。Questヘッドセットの性能は着実に向上していますし、VR技術そのものは進化しています。ただ、問題は「一般消費者に普及したか」という点なんですね。
結論から言うと、普及していません。Horizon Worldsのユーザー数は公表されていませんが、業界関係者の間では「期待を大きく下回っている」と言われています。技術は進化したけれど、それを使いたいと思う人が増えなかったわけです。
10兆円を投じても、メタバースは一般消費者に受け入れられませんでした。この厳しい現実が、今回の方向転換を促したのです。
メタバースの定義が激変!VRからAIグラスへの大転換
ここが重要なポイントなのですが、ザッカーバーグ自身がメタバースの定義を変えているんです。2025年9月のMeta Connectというイベントで、彼はこう発言しました。
「AIグラスとバーチャルリアリティ。わたしたちの目標は、見た目の良いグラスを作り、個人向けの超知能と、リアルなホログラムによる臨場感を提供することだ。そしてこれらのアイデアを組み合わせたものが、わたしたちの言うメタバースだ」
2021年の定義とは全く異なりますよね。当時は「デジタル空間に入り込む」だったのが、今は「AIグラスとホログラムで現実世界を拡張する」になっています。メタバースはもはや「行く場所」ではなく、「現実世界の上にAIと情報を重ねるもの」に変わったのです。
そして、その新しい方向性を具現化するため、メタは大きな動きを見せています。Apple社でiPhoneやApple Watch、Vision Proのデザインを統括してきたアラン・ダイという人物を引き抜いたのです。おそらく5年契約で、株式報酬を含めて5億ドル規模のパッケージだと見られています。日本円で約750億円という巨額投資です。
メタは技術力はあるけれど、デザイン力が弱いという課題がありました。特にウェアラブルデバイスは、機能だけでなく「身につけたいと思えるデザイン」が絶対条件です。どれだけ高性能でも、ダサいメガネは誰もかけたくないですからね。
ザッカーバーグはメタバースそのものを諦めたわけではなく、メタバースの実現方法を根本から変えたのです。
AIグラスの現実と課題!スマホを超える体験を提供できるか
現時点でメタが販売しているのは、Ray-Banと共同開発した「Ray-Ban Meta」というスマートグラスです。カメラ、マイク、スピーカーが搭載されていて、AIアシスタントと会話できます。
カメラで見ているものをAIが認識して、それに基づいて回答してくれる仕組みです。例えば、レストランのメニューを見ながら「これは何の料理?」と聞けば、AIが説明してくれます。道を歩いていて建物を見ながら「この建物について教えて」と聞けば、情報を教えてくれるわけです。
しかし、正直なところ、まだまだ課題が多いのが現状です。専門家がMeta Displayをテストした結果によると、成功率は約50%程度。一方、ChatGPTのビデオチャット機能は98%の成功率だったそうです。Meta AIは、目の前にあるものを無視して一般的な説明をすることが多かったとのこと。
つまり、ハードウェアは素晴らしいけれど、ソフトウェアとAIがまだ追いついていないんですね。専門家の予測では、AIグラスが年間1億台規模で売れるようになるまで、少なくとも5年はかかるだろうと見られています。
AIグラスがスマホの代替になるには、スマホより5倍から10倍便利でなければなりません。リアルタイム翻訳や、視界に表示されるナビゲーションなど、「スマホより明らかに便利」な体験を提供できるかどうかが鍵です。
また、技術的な問題だけでなく、社会的な問題もあります。カメラ付きのメガネを常時かけている人を、社会が受け入れるかどうか。Google Glassが失敗した理由の一つも、まさにそこでした。
AIグラスが真に成功するには、AI精度の向上、魅力的なデザイン、そしてキラーアプリケーションが不可欠なのです。
設備投資が急増!2026年には16兆円規模に達する可能性
メタの広告事業、つまり本業は絶好調です。2025年第3四半期の売上高は前年同期比26%増、広告の表示回数も価格も上昇しています。営業利益も二桁成長で、本業のキャッシュ創出力は非常に強いんですね。
それなのに投資家が懸念しているのは、設備投資の急増です。メタの2024年の設備投資は392億ドルでした。それが2025年には710億ドルになる見込みで、1年で80%も増えています。
さらに、CFOのスーザン・リーは「2026年の設備投資の増加額は、2025年よりも顕著に大きくなる」と述べています。計算すると、2026年の設備投資は1100億ドル規模、約16兆円に達する可能性があるのです。
この投資の大部分はAIインフラ、つまりデータセンターやサーバーに向けられます。メタは、自社のAIモデルを強化し、AIグラスのバックエンドを支える巨大なインフラを構築しようとしているわけです。
メタはかつて、資産が少なくて済むビジネスモデルの代表でした。ところが今、メタは資本集約型のビジネスに変貌しつつあります。大量の資本を投下して、その見返りが得られるのは何年も先。しかも、その見返りが確実に得られる保証はありません。
2025年第3四半期のフリーキャッシュフローは106億ドルでした。前年同期は155億ドルだったので、売上が伸びているのにフリーキャッシュフローは減っています。稼いだお金が設備投資に吸収されて、株主還元や他の投資に回せるお金が減っているのです。
メタのビジネスモデルそのものが変わりつつあり、短期的なリターンは期待しづらい状況になっています。
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投資家が知るべきメタ株の評価ポイントとリスク要因
メタには2つの顔があります。1つ目は、安定した広告ビジネス。FacebookとInstagramは依然として強力なプラットフォームで、広告収入は堅調に伸びています。2つ目は、未来への巨額投資。AIとウェアラブルに年間200億ドル以上を投じているのです。
投資家は、この賭けが成功すると信じるかどうかで判断が分かれます。楽観的なシナリオでは、AIグラスが次世代のコンピューティングプラットフォームになり、メタがその分野で支配的なポジションを確立します。そうなれば、今の投資は大きなリターンを生むでしょう。
悲観的なシナリオでは、AIグラスが普及せず、莫大な投資が無駄になります。メタバースで700億ドル失った後、AIグラスでさらに数千億ドルを失えば、株主価値は大きく毀損するでしょう。
わたしは、今回の判断は正しいと考えています。VR中心のメタバースが普及しないことを認め、損切りをした勇気ある決断です。完全撤退ではなく、より実現可能性の高いAIグラスにピボットしたのは柔軟性の表れだと言えます。
リスク要因も押さえておきましょう。最大のリスクは、AIグラスが普及しないことです。2つ目のリスクは、Appleなどの競合です。Appleがより優れた製品を出せば、メタは苦戦するでしょう。3つ目は規制リスク。プライバシーやデータ保護に関する規制が強化されれば、ビジネスモデルに影響が出る可能性があります。
長期投資家にとって、メタは引き続き魅力的な銘柄だとわたしは考えています。本業の広告ビジネスが非常に強固で、この収益基盤がある限り、未来への投資を続けられるからです。
ただし、5年以上の長期保有を前提に、テクノロジーの未来に賭けたい投資家向けです。短期的なリターンを求める投資家には向かない銘柄になりつつあります。
メタ株を保有している方はパニックになる必要はありませんが、今後数年間は株価のボラティリティが高まる可能性があることを理解しておきましょう。
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まとめ:巨大な賭けの行方を見守る5年間が始まった
メタは今、巨大な賭けの最中にいます。VR中心のメタバースという賭けは失敗しました。しかし、ザッカーバーグは諦めず、AIグラスという新しい賭けに出ています。
この賭けが成功すれば、メタは次世代のテクノロジー企業として君臨するでしょう。失敗すれば、莫大な資本を失います。どちらになるかは、今後5年で明らかになります。
一般ユーザーとして、わたしたちはAIグラスの進化を楽しみに待ちましょう。まだ実用レベルには達していませんが、技術は確実に進化しています。数年後には、今のスマホのように、AIグラスが当たり前になる未来が来るかもしれません。
投資家も、ユーザーも、この大きな転換点の行方を注目すべきです。メタの未来戦略を理解した上で、自分なりの判断をする材料にしていただければと思います。
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