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【米国株 銘柄分析】アメリカン・エキスプレス(AXP)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ

モモ

アメリカンエキスプレス(AXP)の2010年度~2019年度の決算データをまとめました。

証券会社と銀行で働いていた私が投資判断をする際にチェックするポイントを中心にまとめています。

モエ

データソースは、こちらです。

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アメリカン・エキスプレス 基本データ

基本情報

会社名 American Express Company
ティッカー AXP
本社 ニューヨーク州
決算 12月
創立 1850年
上場 1977年

事業内容

アメリカン・エキスプレスはクレジットカード会社。

資金決済と旅行業を手掛ける。

世界の個人顧客と企業向けにクレジットカードと旅行関連サービスを提供する。

(Bloombergより引用)

株価チャート

過去10年間は、市場平均を大きく下回ったり上回ったりと、値動きが大きいのが特徴です。

アメリカン・エキスプレス 業績まとめ

売上高・当期純利益

2015年に、売上が大きく落ち込んでいます。

これは、コストコ(COST)との業務提携が解消となったためです。

近年では、提携先を増やすことにより業績は改善しています。

好調だったのがデルタ航空との提携サービスです。

デルタとの提携によりアメックスの会員は100万人以上増加しました。

デルタとの提携は2029年まで継続する予定です。

米国中心に事業をしており、地域別売上高の約8割は米国です。

売上高当期純利益率

利益率は上昇傾向です。

ローン残高を増やすことにより利益率を改善してきました。

EPS(1株当たり利益)

EPSは10年で2倍以上、成長しました。

BPS(1株当たり純資産)

アメリカン・エキスプレスは、会社の体力である純資産(資産-負債)を着実に積み上げてきました。

財務は健全で、不景気への耐性があります。

キャッシュフロー

キャッシュフローは、金融セクターと思えないほど安定しています。

営業キャッシュフローの大部分が、フリーキャッシュフローになっており、現金を創出する力が強い企業といえます。

アメリカン・エキスプレス 株主還元まとめ

1株あたり配当

配当は、長期でみれば増配傾向です。

配当性向

配当性向は、安全に配当を支払える水準である50%を大きく下回っており、安定的な配当の支払いが見込まれます。

自社株買い

自社株買いに積極的で10年で発行済株式の約31%を減らしました。

アメリカン・エキスプレス バリュエーションまとめ

PER(株価収益率)

過去5年間の平均PERは16.84倍

2020/4/22時点のPERは10.20倍

PBR(株価純資産倍率)

過去5年間の平均PBRは3.72倍

2020/4/22時点のPBRは2.85倍

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均PCFRは7.49倍

2020/4/22時点のPCFRは4.96倍

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コメント

株価は、コロナショックにより大きく下落しました。

アメリカン・エキスプレスは、レストランや旅行、エンターテイメントなど、高額消費で使われることが多いためです。

また、貸し倒れリスクについても嫌気されています。

しかし、コロナショック終息後、自宅待機のストレスから解放された人々が旅行や外食、買い物をすることにより、業績を押し上げることが期待されます。

 

アメリカン・エキスプレスの業績は金融セクターとは思えないほど安定しています。

安定したキャッシュフローから、財務は健全、株主還元にも力を入れています。

 

バリュエーションは、過去平均と比べ、かなり割安な水準です。

モモ

バフェット銘柄であるアメリカン・エキスプレスの決算データは素晴らしい♪