投資知識

【書評】『株式投資で普通でない利益を得る』フィリップ・フィッシャーの投資手法まとめ

モモ

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今回は、フィリップ・フィッシャーの『株式投資で普通でない利益を得る』の書評記事です。

モエ

フィッシャーは、バフェットが参考にしているほど優秀な投資家。

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今回の記事では、本の紹介とフィッシャーの投資手法をまとめました。

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それでは、見て行きましょー♪

フィリップ・フィッシャー『株式投資で普通でない利益を得る』ってどんな本?

『グロース株投資の教科書』です。64年前に出版されましたが、現在でも金融業界のプロが学び、応用している手法が書かれています。世界一の投資家バフェットもフィッシャーの投資法を取り入れて成功しました。

「私の85%はグレアム、残り15%はフィッシャーからできている」

ウォーレン・バフェット

ベンジャミン・グレアムは、 バフェットの師匠です。

グレアムは、バリュー投資の理論を考案「証券分析の父」と呼ばれ、素晴らしい運用成果を残した投資家です。

しかし、バフェットは、「グレアム100%」ではダメだと感じ、「フィッシャー15%」を取り入れました。

フィッシャーの投資法は、2~3年の間に数倍になったり、長期的にはそれ以上に値上がりするような投資先を見つける方法です。

グレアムの手法は、割安株を見つけることができるけど、10倍、20倍になるような株を見つけることができないためフィッシャーを取り入れたのではないかと思います。

本書は、世界一の投資家であるバフェットが参考にするほどの成長株に関するノウハウが書かれています。

株について調べるべき15のポイント

本書では、フィッシャーが株を買うときに、注目している15のポイントについて書かれています。

これら全てを満たす必要はありませんが、
多くが該当しなければ価値のある投資先ではありません。

  1. その会社の製品やサービスには十分な市場があり、売り上げの大きな伸びが数年以上にわたって期待できるか
  2. その会社の経営陣は現在魅力のある製品ラインの成長性が衰えても、引き続き製品開発や製造過程改善を行って、可能なかぎり売り上げを増やしていく決意を持っているか
  3. その会社は規模と比較して効率的な研究開発を行っているか
  4. その会社には平均以上の販売体制があるか
  5. その会社は高い利益率を得ているか
  6. その会社は利益率を維持し、向上させるために何をしているか
  7. その会社の労使関係は良好か
  8. その会社は幹部との良い関係を築いているか
  9. その会社は経営を担う人材を育てているか
  10. その会社はコスト分析と会計管理をきちんと行っているか
  11. その会社には同業他社よりも優れている可能性を示唆する業界特有の要素があるか
  12. その会社は長期的な利益を見据えているか
  13. 近い将来、その会社が成長するために株式発行による資金調達をした場合、株主の利益が希薄化されないか
  14. その会社の経営陣は好調なときは投資家に会社の状況を饒舌に語るのに、問題が起こったり期待が外れたりすると無口になっていないか
  15. その会社の経営陣は本当に誠実か

③その会社は規模と比較して効率的な研究開発を行っているか

ほとんどの会社が年間売り上げを公表しているため、研究開発費をその数字で割れば、売り上げに対する研究開発費の割合が分かるからだ。

プロの投資アナリストの多くは、この割合を同業他社と比較している。

なかには、同規模の会社の業界平均を算出してそれと比較する人もいる。

そうすれば、同業他社と比較した研究努力や一株当たりの研究費の割合が分かるからだ。

株式投資で普通でない利益を得る

研究開発費について書かれている本は多くありません。研究開発費の重要性やチェックするポイントなど理解することができます。

新製品の開発は、一人の天才によってできるものではなく、技術力が高く結束力のあるチームや、研究と生産と販売にかかわる緊密な関係を築く経営者が必要だと書かれていました。

また、量的な基準(年間の研究開発費や理系の学位を取得している社員の数など)だけでなく、同じ研究をしている人(社内だけでなく競合や大学・政府などの関係者)の話を聞くことや、過去の研究開発が売上や利益にどれだけ貢献してきたかを調べることが重要とのことです。

現在では、インターネットを通して、多くの情報を入手できます。投資する会社だけでなく、その関係者がどんな発言をしているか確認することも重要だと感じました。

⑤その会社は利益率を維持し、向上させるために何をしているか

株は、買う時点でその会社について一般的に知られていることが勝敗を分けるわけではない。

むしろ買った後に何が分かるかなのだ。

つまり、投資家にとって大事なのは過去ではなく、将来の利益率なのである。

株式投資で普通でない利益を得る

投資をするうえで将来どうなるかを予想するのが大事。

長期で利益率を高めている会社の株価パフォーマンスは、良い傾向にあります。

そのため、会社がコストを削減し、利益率を高める新しいアイデア、創意工夫に注目すべきです。

そして、この情報は社内の人に直接聞くのが最もよいとのことです。

利益率については、決算の際に経営陣が説明していることが多いので、複数回の決算を確認することが重要だと感じました。

『株式投資で普通でない利益を得る』まとめ

10年後に10倍になるような投資先を見つけるのは簡単ではありません。しかし、フィッシャーの銘柄選定を取り入れることにより、確実に可能性は高まると思います。

「株について調べるべき15のポイント」をフィッシャーの基準で調べると、相当な時間と労力がかかります。

フィッシャーの投資手法を実践する人は限られてくるでしょうし、全ての人ができるものではありません。

だからこそ、フィッシャーの基準を満たす銘柄は良い投資先なのです。

フィッシャーとバフェットは本書の内容を実践することで、素晴らしい投資成績を収めました。

本書の投資法を取り入れることにより、よい投資先を選定できる確率は確実に上がると思います。

本書では、今回ご紹介した「株を調べる15のポイント」以外にも、「いつ買うべきか」「いつ売るべきか」「避けるべきポイント」など、幅広い投資知識を学ぶことができます。

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