投資知識

【書評】『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』グルフォーカス創設者が定義する優良企業の条件とは?

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モモ

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モモ

今回ご紹介するのは、チャーリー・ティエン氏の著書『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』。

  • とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法って、どんな本なの?
  • 優良企業に共通する条件ってあるの?
  • 優良企業を買うタイミングは、どんな時なの?
モモ

そんな疑問を解消できるように記事を書きました。

モエ

それでは見ていきましょー♪

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チャーリー・ティエン著『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』ってどんな本?

この本を一言で言うと『優良株を適正価格で買う方法を教えてくれる本』

バリュー株投資の手法を、分かりやすく伝授してくれます。

モエ

著者のチャーリー・ティエンは、グルフォーカス・ドットコムの創設者。

グルフォーカス・ドットコムの公式サイト

グルフォーカスは、アメリカのバリュー投資家向けに情報を提供

有料サービスでありながら、毎月何千人もの新規ユーザーを魅了しています。

ティエン氏は、ウォーレン・バフェットピーター・リンチの手法について調査。

その選定基準を定量的なスクリーニングで再現しようと試みました。

その研究結果は、グルフォーカスのスクリーニングツールに反映され、多くの投資家に利用されています。

優良企業の条件と投資タイミングを教えてくれるお気に入りの1冊です。ティエン氏が定義する「優良企業の条件」について詳しく見ていきましょう。

グルフォーカス創設者が定義する優良企業の条件3つ

ティエン氏は、優良企業を「持続的に価値を高めていける企業」と定義。その条件として、以下の3つを挙げています。

優良企業の条件
  1. 好景気、不景気に関わらず、高い利益率を安定して維持できているか
  2. ROIC(投下資本利益率)が高く、固定資産が少ない事業
  3. 売上高と利益を常に伸ばしているか。

好景気、不景気に関わらず、高い利益率を安定して維持できているか

利益率の高さも重要ですが、安定性の方が重要なのです。

私は過去10年間にアメリカ市場で取引されたすべての企業について計算をした。

結果は上の表にまとめている。

過去10年間、株式市場で継続的に取引されていた企業は3577社あった。

これら3577社の株式のうち、1045社あるいは29%が毎年、利益を出していた。

全体として、それらの企業の株式の年平均リターンは8.5%だった。

これは10年のうちの9年で利益を出した第二グループの株式のリターン4.2%の2倍だ。

過去10年のうちで利益を出したのが6年以下の企業の場合、たとえ10年間、それらの株式を保有していても、平均リターンはマイナスだった。

「とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法」より引用

営業利益率が安定している優良企業の例として、ユナイテッド・ヘルスがあげられます。

ユナイテッド・ヘルス(UNH)は、アメリカの医療保険大手。

UNHの過去10年間の営業利益率の推移がこちら。

ユナイテッド・ヘルスの営業利益率は、S&P500の平均営業利益率12%を下回っています。

しかし、ユナイテッドヘルスの営業利益率は安定しており、リーマンショックやコロナショックの時でも赤字転落することはありませんでした。

Ticker10 Year Total Return
UNH915.4%
VOO168.6%

その結果、市場平均を大きく上回るリターンを実現しました。

ユナイテッド・ヘルスについて詳しく知りたい方は、『ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)今後の株価見通し!事業内容や決算データを分析!』をチェックして下さい。

ROIC(投下資本利益率)が高く、固定資産が少ない事業か

多くの固定資産を持つ企業は、効率が低く、借入が増えやすい傾向があります。

会社を経営した経験がある人なら、固定資産の比率が高く、資本集約的な事業を経営することがいかに大変か分かっていると思う。

創業時は特に大変で、事業が軌道に乗ったら売掛金が増えて、在庫や、設備・建物などの固定資産に利益のかなりの部分を絶えず投資しなければならない。

いつも資金繰りに苦しみ、事業拡大のために時には借り入れも必要になる。

「とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法」から引用

資本以外で競争優位性を持つ効率的な企業を探すことが重要です。

事業が資本集約的であれば、ほかの企業は簡単に新規参入できない。

しかし、固定資産の比率が低くて、資本以外の強みがあるおかげで競争を避けられる事業のほうがはるかに良い。

「とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法」から引用

ROICは、投資した資金をどれだけ効率的に使い利益を上げることができたのかを表す指標。ROICが高い企業の株価は上昇しやすい傾向にあります。

株式のパフォーマンスと企業のROICの間には強い相関関係がある。

10年間ずっと黒字を維持した企業1045社のROICの中央値と株価の上昇率との関係を図3-8に示した。

とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法

わたしは、ROIC15%以上の会社に投資するようにしています。ROICが高い会社は、参入障壁の高いビジネスを保有している可能性が高いからです。

参入障壁と資本効率の関係については、「書評『千年投資の公理』売られすぎの優良企業を買う」で詳しく解説しています。

売上高と利益を常に伸ばしているか

市場平均を上回る利益を安定的に上げ続けられる企業は少ないのです。そのような企業を見つけることが、優良株の重要な条件となります。

EPSの成長率と株式のパフォーマンスの間には正の相関関係がある。

過去10年を通じて利益を出し続けたものの、EPSが下がっていた企業の株式はパフォーマンスが最も悪かった。

年率20%の成長をした企業の株式は年率5%の成長をしたものよりも平均して6%以上、パフォーマンスが良かった。

成長が速い企業に投資するほうが明らかに有利だ。

パフォーマンスが良い株式を探すには、成長が速い企業のなかから選ぶほうがよい。

とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法

過去の利益成長を確認するだけでなく、今後も利益を伸ばすことができるか予想することも重要です。

優良株が安値で売られる3つのタイミング

優良企業を見つけるだけではなく、割高ではないタイミングで投資することも重要です。

優良企業の株式が安値で売られることはめったにない。

ほとんどの時期、特に市場が堅調なときにはそれらの価値に気づかれるからだ。

しかし、市場にはさまざまな人が参加している。買い手、売り手、空売り筋、長期投資家、デイトレーダー、株式ブローカー、メディア、それに仕手筋だ。彼らはだれもが利益を得るという同じ目的のために集まっている。

しかし、目的を達成する方法はそれぞれ異なる。

だから、企業の価値はほとんど変わらないのに、株価はかなり短期間に50%以上も変動することがある。準備を怠らない人には、そこが投資機会になる。

とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法

どういう時に、優良株が安くなるのか理解して準備することが重要です。

優良株が安値で売られる3つのタイミングは以下の通りです。

  • 市場全体に動揺が広がる時期
    例:リーマンショック、コロナショック
  • 市場全体が堅調だが、特定の業界だけが苦境に陥っている時
    例:ハイテクバブル時の石油業界
  • 市場全体が落ち着いているにも関わらず、特定の業界に投資機会がない時
    例:空売り筋のショートレポート、投資会社の目標株価引き下げや格下げ

全てが完璧で、リスクがない優良企業は、1社も存在しません。

会社ごとに、どのようなリスクがあるのかどのような時に株価が下落するのか想定して、買う準備をすることが重要です。

また、過去のバリュエーションを確認したり、PER法やDCF法を活用して、適正な価格で投資する必要があります。

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チャーリー・ティエン著『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』まとめ

本書を読めば、優良企業の条件と投資タイミングが分かります。

優良企業とは、「持続的に価値を高めていける企業」です。

利益が安定し、固定資産が少なく資本効率が良く成長している企業に投資することが重要です。

また、割高なタイミングで投資するのではなく、適正価格になるのを待ってから投資する必要があります。

その投資タイミングは少なく難しいものの、市場サイクルや会社のリスクを理解し、準備することにより、少ないチャンスをものにすることができます。

本書では、投資する前に確認するチェックリストや今回、紹介しきれなかった優良株の特徴について解説されており、おすすめの1冊です。

モエ

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

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『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』関連記事の紹介

著者のティエン氏は、ウォーレン・バフェットやピーター・リンチを参考にしました。

わたしが考えるアメリカの優良株は以下の記事で確認できます。

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