米国株

【米国株 銘柄分析】インテュイティブ・サージカル(ISRG)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ

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モモ

今回は、手術支援ロボットで世界シェアNo.1企業であるインテュイティブ・サージカル(ISRG)の銘柄分析です。

モエ

この記事は、2020年7月26日に更新しました。

データソースは、こちらです。

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金融機関で働いていた私が投資をする際にチェックしている点を中心にまとめています。

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今回の注目ポイントはコチラ♪

  • 2019年のロボット支援手術数は、世界で行われた全手術の2%程度で、成長する余地が大きい産業であること
  • インテュイティブ・サージカルの技術力は非常に高く、参入障壁が高いため、かなり儲かっている会社であること
  • 2020年度第2四半期決算発表では、市場予想を大きく上回り株価パフォーマンスが良好であること

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それでは見ていきましょ~♪

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インテュイティブ・サージカル(ISRG) 基本データ

基本情報

会社名Intuitive Surgical, Inc.
ティッカーISRG
本社カリフォルニア州
決算12月
セクターヘルスケア
設立1995年
上場2000年

事業内容

インテュイティブ・サージカル(ISRG)は手術ロボットシステムの世界的メーカー。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」の設計・製造・販売・整備をしている会社です。

外科医は、コンソールでマシンを操作し、メスなどの医療器具を直接持つことなく手術することができます。

手術ロボットシステムは、思わぬミスをするリスクがなく、極めて精密な動作が可能です。

患者からすると、小さい傷口で済むため身体への負担は小さく、合併症リスクの低下、入院期間の短縮、入院費用の低減が見込めます。

株価チャート

株価は、市場平均を大きくアウトパフォームしています。

 

インテュイティブ・サージカル(ISRG) 業績

売上高・営業利益

手術支援ロボット市場の拡大とともに、売上は大きく伸びています。

2019年のロボット支援手術数は、世界で行われた全手術の2%程(医療機器大手メドトロニック調べ)しかなく、成長の余地は、大きい産業です。

先進国では高齢化が進んでいることも追い風です。

 

営業利益率

営業利益率は、非常に高い水準を維持しています。

これは、ダヴィンチの競争優位性が高く参入障壁の高いビジネスモデルをしているためです。

 

2020年6月末時点で、世界中の病院に5,764台のダヴィンチを提供しており、これは競合他社と比べ圧倒的に多く、世界シェアではNO.1です。

この数字は、ダヴィンチが特許に守られてきたからという単純な理由ではなく、20年以上に渡って医療業界から信頼を獲得してきたという証拠でもあります。

 

ダヴィンチは、1台2億円程度するため、一度、導入した病院からすれば違う製品に変えるのは財務的にも大きなリスクを伴います。

また、医療従事者は、使い慣れた医療機器を使う傾向にあるため、一度、採用されると長期で使い続ける傾向にあります。

 

EPS(1株当たり利益)

BPS(1株当たり純資産)

会社の体力をあらわす純資産を順調に積み上げています。

2020年6月末時点のキャッシュは61億ドルで、手元の資金は潤沢で財務は非常に健全です。

手元資金は、企業買収による事業拡大に使っています。

最近では、オルフェウス・メディカルの買収を完了し、事業領域を病院のデータ管理とITサービスへと広げました。

 

キャッシュフロー

営業キャッシュフローの多くが、フリーキャッシュフローになっており、現金を創出する力が非常に強い会社であることが分かります。

ダヴィンチは、高度な技術で製造されるため、研究開発費や製造過程で莫大な費用がかかります。

しかし、それ以上に、安定的で利益率の高いメンテナンスや消耗品の交換による収入に支えられいます。

インテュイティブ・サージカル(ISRG) 株主還元

1株あたり配当

インテューイティブ・サージカルは、配当の支払いをしていません。

自社株買い

過去10年間は、ほとんど自社株買いを実施していません。

株主還元には消極的な会社といえます。

 

インテュイティブ・サージカル(ISRG) バリュエーション

PER(株価収益率)

過去5年間の平均PERは50.74倍

2020年7月26日時点のPERは71.09倍

 

PBR(株価純資産倍率)

過去5年間の平均PBRは7.41倍

2020年7月26日時点のPBRは9.04倍

 

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均PCFRは39.47倍

2020年7月26日時点のPCFRは52.75倍

 

インテュイティブ・サージカル(ISRG) 四半期決算

EPS(1株あたり利益)の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが6回、下回ったのが2回。

 

売上高の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが7回、下回ったのが1回。

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銘柄分析 コメント

インテュイティブ ・サージカルの技術の大部分は昨年特許切れとなりました。

他社の参入で、業績にある程度の影響を与える可能性はあります。

 

しかし、ダヴィンチは既に圧倒的なシェアを獲得しており、医療業界とインテュイティブ・サージカルの関係は、強固なものとなっています。

今後も市場全体が拡大するため、競合他社が参入してきたとしてもダ・ビンチの販売ペースは維持されるのではないかと考えます。

 

また、営業利益率は、今後上昇する可能性があります。

ダヴィンチは非常に高度な技術で、研究や製造の過程で多額の費用を投入する必要があるため販売の初期段階では利益率が低くなりますが、メンテナンスによる継続的な利益は、利益率が高く、予測可能だからです。

 

インテューイティブ ・サージカルの業績は長期でみれば、 これからもダヴィンチのメンテナンス料や追加注文により拡大が期待されます。

 

2020年度第2四半期決算について

2020年7月21日に発表された第2四半期決算は、良い内容でした。

新型コロナウイルスの影響で減収減益となったものの、EPSと売上高は市場予想を大きく上回りました。

また、第4四半期では、アップグレードされた新たな製品の販売を始めることも発表しています。

この決算を受けて株価は最高値を更新しました。

モモ

今後は、前回の高値619ドルを下回らないか注目!わたしも投資を検討している銘柄です♪

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