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【米国株 銘柄分析】インテュイティブ・サージカル(ISRG)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ











モモ(@momoblog0214 )です!

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モモ

今回は、インテュイティブ・サージカル(ISRG)の2010年度~2019年度の決算データをまとめました。

証券会社と銀行で働いていた私が投資判断をする際にチェックするポイントを中心にまとめています。

モエ

データソースは、こちらです。



インテュイティブ・サージカル(ISRG) 基本データ

基本情報

会社名Intuitive Surgical, Inc.
ティッカーISRG
本社カリフォルニア州
決算12月
セクターヘルスケア
設立1995年

事業内容

インテュイティブ・サージカル(ISRG)は手術ロボットシステムの世界的メーカー。

ダヴィンチの設計・製造・販売・整備をしている会社です。

外科医は、コンソールでマシンを操作し、メスなどの医療器具を直接持つことなく手術することができます。

手術ロボットシステムは、思わぬミスをするリスクがなく、極めて精密な動作が可能です。

患者からすると、小さい傷口で済むため身体への負担は小さく、合併症リスクの低下、入院期間の短縮、入院費用の低減が見込めます。

株価チャート

株価は大きく伸びていて、市場平均を大きくアウトパフォームしています。

インテュイティブ・サージカル(ISRG) 業績

売上高・営業利益

手術支援ロボット市場の拡大とともに、売上は大きく伸びています。

先進国では高齢化が進み、アメリカでは腹部関連手術のロボット利用率は、2割程度に留まっているため、今後も市場の拡大が見込まれます。

営業利益率

営業利益率は、非常に高い水準を維持しています。

これは、ダヴィンチの競争優位性が高くインテュイティブ・サージカルが参入障壁の高いビジネスモデルをしているためです。

 

2020年3月末時点で、世界中の病院に5,669台のダヴィンチを提供しており、これは競合他社と比べ、圧倒的な数です。

この数字は、ダヴィンチが特許に守られてきたからという単純な理由ではなく、20年以上に渡って医療業界から信頼を獲得してきたという証拠でもあります。

 

ダヴィンチは、1台2億円程度するため、一度、導入した病院からすれば違う製品に変えるのは財務的にも大きなリスクを伴います。

また、医療従事者は、使い慣れた医療機器を使う傾向にあるため、一度、採用されると長期で使い続ける傾向にあります。

 

EPS(1株当たり利益)

BPS(1株当たり純資産)

会社の体力をあらわす純資産を順調に積み上げています。

2020年3月末時点のキャッシュは59億ドルで、手元の資金は潤沢で財務は非常に健全です。

手元資金は、企業買収による事業拡大に使っており、最近、オルフェウス・メディカルの買収を完了し、事業領域を病院のデータ管理とITサービスへと広げました。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローの多くが、フリーキャッシュフローになっており、現金を創出する力が非常に強い会社であることが分かります。

ダヴィンチは、高度な技術で製造されるため、研究開発費や製造過程で莫大な費用がかかります。

しかし、それ以上に、安定的で利益率の高いメンテナンスや消耗品の交換による収入に支えられいます。

インテュイティブ・サージカル(ISRG) 株主還元

1株あたり配当

インテューイティブ・サージカルは、配当の支払いをしていません。

自社株買い

過去10年間は、ほとんど自社株買いを実施していません。

株主還元には消極的な会社といえます。

インテュイティブ・サージカル(ISRG) バリュエーション

PER(株価収益率)

過去5年間の平均PERは50.56倍

2020/6/20時点のPERは50.65倍

PBR(株価純資産倍率)

過去5年間の平均PBRは7.37倍

2020/6/20時点のPBRは8.05倍

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均PCFRは39.25倍

2020/6/20時点のPCFRは43.42倍





銘柄分析 コメント

特許切れによる他社の参入で、インテュイティブ ・サージカルの業績にある程度の影響を与える可能性はあります。

 

しかし、ダヴィンチは既に圧倒的なシェアを獲得しており、医療業界とインテュイティブ・サージカルの関係は、強固なものとなっています。

2020年度第1四半期(1月~3月)決算のダ・ビンチの売上台数は237台で、前年同期比0.9%増加しました。

今後も市場全体が拡大するため、競合他社が参入してきたとしてもダ・ビンチの販売ペースは維持されるのではないかと考えます。

 

また、営業利益率は、今後上昇する可能性があります。

ダヴィンチは非常に高度な技術であるため、研究や製造の過程で多額の費用を投入する必要があるため販売の初期段階では利益率が低くなりますが、メンテナンスによる継続的な利益は、利益率が高く、予測可能だからです。

 

また、インテューイティブ ・サージカルの業績は長期でみれば、 これからもダヴィンチのメンテナンス料や追加注文により拡大が期待されます。

モモ

インテューイティブ ・サージカルのビジネスモデルと業績は素晴らしすぎて、バリュエーションはかなり割高です。また、2020年3月の売上がコロナウイルスの影響で減少しガイダンスの発表を見送りました。PERが40倍前半程度になれば購入を検討しようと思います。

モエ

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