ハイテク株とグロース株が調整しています。
主要指数の中でも、ハイテク株やグロース株のウェイトが大きい指数は調整局面入り。
指数 | 52週高値から下落率 |
S&P500 | -8.7% |
NASDAQ | -15.1% |
NASDAQ100 | -13.9% |
Russell2000 | -19.2% |
わたしは、証券会社や銀行で働いている時に、調整局面で株を手放し、その後の株価上昇に乗れない多くの投資家を見てきました。
今回は、そんな投資家にならないために、長期投資で大切な思考「HODL」(ホドル)について書きました。
それでは、見ていきましょー!
「HODL」ってどんな意味
「HODL」は、「長期でホールドする」という意味。
もともとは、タイプミスから生まれた言葉です。
2013年にGameKyuubiという人が、ビットコインが暴落した際に、「わたしは、ビットコインをホールドします。」という意味で、「I AM HOLDING」と書こうと思っていたら、間違えて「I AM HODLING」と書いてしまったそうです。
「HODL」は、SNSで拡散され、広く使われるようになりました。
後付けで、Hold On for Dear Life(命が懸けで手放さない)という意味にもなりました。
日本では、あまり見ませんが、
Twitterで、海外の人の発信を見ると、よく見かけます。
「HODL」は、長期投資家にとって重要な思考
「HODL」することは、とても難しいと言われています。
下の画像は、HODLのイメージを表したものです。

1枚目の画像のように、多くの人は、HODLを持っておくだけで簡単なことだと考えます。
しかし、実際は、2枚目の画像のように、山あり谷ありで、HODLするのは非常に難しいことなのです。
例えば、長期的に成功している銘柄であるAmazonでも同じことが言えます。
Amazonの長期チャートを見ると株価は、右肩上がり。Amazonに10年前や20年前に投資しておけば良かったと考える人は多いでしょう。

しかし、10年〜20年の間、Amazon株をHODLできた投資家は、ほとんどいません。
リーマンショックの時、Amazonの株価は、高値から65.7%下落しました。
また、直近10年間で、株価が高値から20%下落することは何度もありました。
その度に、「Amazonは終わった。」という投資家やメディアをたくさん見てきました。
現在、利上げやインフレにより、消極的な情報を発信し続けるメディアやインフルエンサーと同じです。
わたしは、10倍以上のリターンを目指すために「HODL」します。
わたしは、株式投資において、2倍や3倍のリターンではなく、10倍以上のリターンを目指しています。
10倍以上のリターンを出すためには、ある程度の運用期間が必要です。
また、現在のような調整局面で株式を売却し、預金にしておくと買い戻しのタイミングが難しくなります。
短期的に株価は大きく上がったり下がったりしますが、長期的に株価は企業価値に収斂していきます。

わたしは、長期的にテクノロジーの力で、多くの人々を幸せにして、業績を伸ばす会社をHODLします。
お読みいただき、ありがとうございました。
