米国株

【PDD】拼多多(ピンドュオドュオ)中国で最も勢いのあるEコマース・プラットフォーム

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モモ

今回は、拼多多(ピンドュオドュオ)の銘柄分析です。

モエ

当ブログでは、魅力的な投資先の一つとして中国ハイテク企業に注目しています。

モモ

世界3大投資家の一人であるジム・ロジャーズも、自身の本で、次の覇権を握る国は中国だと言っています。

モエ

中国は素晴らしい頭脳を持っていて、アフリカなど新興国への影響力がかなり強くなっているとのこと。

モモ

中国の深圳では自動運転車が公道を走っていて、日本は完璧に負けています。。

モエ

中国は注目の投資先!

モモ

ピンドュオドュオ(PDD)は、最近、投資した期待の銘柄なので記事にしました。

モエ

それでは見ていきましょ〜♪

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Eコマース・プラットフォームを展開するピンドュオドュオ(PDD)って、どんな会社?

基本データ

会社名Pinduoduo Inc.
ティッカーPDD
本社上海市
決算12月
設立2015年9月
上場2018年7月
時価総額2,196億米ドル

ピンドュオドュオは設立から、

わずか3年でNASDAQに上場しました。

上場時に、16億ドルの資金調達を実施。

2020年8月に、NASDAQ100指数に採用されています。

ピンドュオドュオの大株主は、中国で最大のSNSサービス「ウィーチャット」を展開するテンセントです。

株価チャート

IPOされた2018年7月からの株価チャート。公開価格19ドルから株価は大きく上昇しました。

2020年は、NASDAQ100指数に採用されている企業で5番目に良いパフォーマンスとなりました。

事業内容

SNSを活用したeコマース。他のユーザーと共同購入することにより格安で購入することができる。

社名は、「一緒に、より多く節約し、より多く楽しめる。」という意味。

ピンドュオドュオのアプリ画面。

検索をしなくても、ピンドュオドュオのAIが、個人個人に合わせたオススメ商品を提案してくれます。

商品は日用品・低価格の商品が多いのが特徴です。

購入商品が決まったら、チーム購入で既存のチームに参加するか、

ウィーチャットで仲間を集めチームで購入することができます。

商品は48時間以内に発送することが保証されています。

商品が到着したら、商品を使った感想をSNSで共有する。

良い商品はSNSで拡散され、

SNSの仲間で再度購入される。

また、ピンドュオドュオのアプリには、植物を育てるゲームなど日課となるようなゲームで遊ぶことができます。

これによりユーザーが、ピンドュオドュオのアプリに訪れる機会を増やしています。

買いたいモノがなくてもピンドュオドュオのアプリを開く、

SNSでは、ピンドュオドュオの激安商品の情報を目にする。

仲間から共同購入の誘い。

SNSを通して急速にファンが増えました。

PDDは、「コストコ」と「ディズニーランド」(コストパフォーマンスとエンターテインメント)を組み合わせたサービスを目指している。

年間アクティブユーザー数が7.3億人を超え!今、中国で最も成長するEコマース企業!

ピンドュオドュオは設立まもない会社ですが、

年間アクティブユーザー数が7.3億人を超える超巨大ECプラットフォームに成長しました。

2020年Q3決算の内容をまとめました。

年間のGMV(流通取引総額)は、1兆4,576億人民元(22兆9,426億円)。

前年同期比+73%。

売上高は、142.1億人民元(2,236億円)。

前年同期比+89%。

年間アクティブ・バイヤー数は、7.3億人。

前年同期比+36%。

月当たりアクティブユーザー数は、6.4億人。

前年同期比+50%。

調整後当期純利益で黒字化。

各指標で高い成長を示しています。

ライバル企業としてアリババ(BABA)とJD.com(JD)があげられます。

ピンドュオドュオの年間アクティブユーザー数は、JD.comを抜き、アリババを抜き去る勢いです。

ティッカー年間アクティブユーザー
BABA7.57億人
PDD7.31億人
JD4.42億人

協力なライバルがいる中でシェアを拡大できた理由としては、

  • SNSとEコマースをかけ合わせたこと
  • 中小都市でマーケットシェアを拡大させたこと
  • 低価格商品や日用品の取り扱いを充実させたこと

があげられます。

アリババは、SNSサービスを持っていないので、「SNS×Eコマース」の組み合わせが、最大の差別化ポイントとなっています。

アリババやJDが大都市に強いのに対して、ピンドュオドュオは中小都市にも積極的に進出しています。

JDが高価格品を扱っているのに対して、ピンドュオドュオは低価品や日用品などに特化しています。

JDの大株主はテンセントであるため、JDとピンドュオドュオの競争は起きにくいと考えます。

差別化されたビジネスモデルで後発でも、しっかりシェアを伸ばした。

また、売上高の9割りが広告による収入であることも急速に事業を拡大してきた要因と言えます。

ピンドュオドュオに出店する店舗は、リコメンドの上位に自社の商品を表示させるためにピンドュオドュオに広告料を支払います。

ピンドュオドュオ自体が商品を仕入れたり、販売したりする必要はなく、プラットフォームを提供しているだけなので事業を行う上で、多くの資金を必要としません。

そのため手元の現金を積極的に事業拡大に使えた点も急成長の要因だと言えます。

資本効率の高いビジネスモデル♪

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「農業×テクノロジー」Agritech(アグリテック)に力を入れており、今後も高い成長が期待される!

Eコマースだけではない。

ピンドュオドュオが創業以来、ずっと中心的な位置にあるのが農業です。

中国で農業は、経済規模が大きいにも関わらず、もっともテクノロジー化ができていない産業の一つと言われています。

2019年は、中国の農産物のわずか2.5%しかオンライン流通していない。半分以上が伝統的な生鮮市場で売られ、およそ3分の1がスーパーマーケットで売られている。

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中国の農業従事者は3億人いるとされ、小規模農家が多く、労働生産性に課題を抱えている。

ピンドュオドュオは、ニンニク農家と協力して、通常価格より76%も安い価格でニンニクを販売しました。

農家と直接取引できる流通インフラをつくり、ビッグデータを活用して需要の見通しを立て、農家の生産能力を拡大させました。

PDDは、農業とテクノロジーをかけ合わせたアグリテック企業でもある。

中国の農業発展のために様々な活動をしていて、

  • オンラインEコマースビジネス学校で、50万以上の農業経営者にマーケティング知識を教える。
  • 数億人の購買者の行動を追跡し、何を植えて、どれくらいの値段をつけたらいいかを農家に教える。
  • スマート農業コンテストを開催する。

など中国農業の発展に欠かせない企業となっています。

ピンドュオドュオは、中国最大の農産物のオンラインプラットフォーム!

2019年度、生鮮食品で1,364億元を売り上げました。

これはGMV(流通取引総額)の約14%で、2020年度は、その2倍近くになる見込みです。

2020年8月にリリースされた新しいアプリDuo Duo Maicaiを拡張することを発表しました。

このアプリを使用すると、買い物客はオンラインで食料品を注文し、翌日には地元のスーパーで受け取るか、3〜5日以内に宅配してもらうことができます。

Maicaiを使うと、卵や傷みやすい葉物野菜など出荷が難しい製品を購入するのに役立ちます。

Maicaiは、より多くの生産者や地元のスーパーを囲い込み、農業ビジネスを急速に加速させると考えています。

生活に欠かせない食料品で大きなシェアを獲得することにより、ユーザーがピンドュオドュオのアプリに訪れる回数が、さらに増える。

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ピンドュオドュオ(PDD) 銘柄分析まとめ

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ピンドュオドュオは、「SNS×Eコマース」というユニークなサービス、資本効率の高さから、急成長しました。

設立から現在に至るまでの成長スピードは、当ブログで取り上げた企業の中で、もっとも早く、世界的にも数少ない企業だと感じます。

時価総額は、2,196億米ドルで非常に大きい会社となりました。

アナリストは、ピンドュオドュオの高い成長が今後も続くと予想しています。

市場予想売上高成長率
2020年度US$7.92B83.9%
2021年度US$12.3B55.3%

現在の時価総額は、2020年度売上高の27.7倍、2021年度売上高の17.9倍で取引されています。

収益の9割が広告収入であるため、2020年Q3の粗利率77.1%と高い水準で推移しています。

中国企業特有のリスクとして、中国政府の政治介入、米中貿易摩擦、ADR上場廃止懸念などの問題はありますが、

成長性や収益性を考慮すると、バリュエーション的には割高な水準ではないと考えます。

また、アリババがEコマース事業で、取引業者に圧力を欠けるなど、独占的行為を行った疑いがありますが、ピンドュオドュオは、以前からアリババの独占行為を批判しており、プラスに働く影響の方が大きいのではないかと考えます。

むしろ、ピンドュオドュオは、中国の農業の近代化と地方経済の活性化を目指す中国政府の要請に応えているようにも感じます。

ピンドュオドュオは、素晴らしいビジネスモデルとロードマップを持った会社。中国経済発展の恩恵を受けることができる銘柄として投資しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。関連記事をご紹介♪

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テンセントが出資している企業であるシー・リミテッド。

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