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【米国株 銘柄分析】アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ











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今回は、半導体の設計・開発をしているアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)の銘柄分析です。

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データソースはコチラ♪

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金融機関で働いていた私が投資をする際にチェックしている点を中心にまとめています。

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今回の注目ポイントはこちら♪

  • 2019年は、S&P500採用銘柄の中で最高パフォーマンス!最も勢いのある半導体関連株
  • CPU市場を独占しているインテルからシェアを奪うすごい企業
  • 低価格で高性能な半導体に定評あり、高い売上高成長率が持続するか注目

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それでは見ていきましょ〜♪



アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)基本データ

基本情報

会社名Advanced Micro Devices, Inc. (AMD)
ティッカーAMD
本社カリフォルニア州
セクター情報技術
決算12月
設立1969年

事業内容

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、コンピューターの頭脳とも言われるCPU(中央演算処理装置)の開発・設計を主力事業とする半導体メーカー。

パソコン向けのCPUである『RYZEN(ライゼン)』と、データセンターのサーバ向けCPUである『EPYC(エピック)』が、好調で売上高を伸ばしています。

CPUの部門でライバル企業となるのはインテル(INTC)です。

インテルはCPU市場シェアの約6割を占めています。

AMDのCPUは、インテルと比べ、高性能で低価格であるためAMDはインテルからシェアをどんどん奪っています。

なぜ、AMDの製品が優れているかというと、半導体製造メーカである台湾セミコンダクターの存在が大きく関係しています。

インテルは自社で半導体の設計と製造をしているのに対して、AMDは半導体の設計・開発に特化していて、製造は技術力が高い台湾セミコンダクター(TSM)に任せているのです。

インテルは、最近まで10ナノメートルによるCPUの量産に手間取っていましたが、AMDは2019年に7ナノメートルによるCPUの量産に成功しています。

また、GPUでは「RADEON(レイディオン)」が主力ブランドです。

GPUでは、エヌビディアがライバル企業となります。

AMDのGPUは、マイクロソフトのXBOX、ソニーのPS5、グーグルのSTADIAなどの大手企業も採用しており成長エンジンの一つとなっています。

AMD事業別売上高構成比(19年12月期)

株価チャート

2019年のAMDの株価上昇率は、S&P500採用銘柄のなかで最も良いパフォーマンスとなりました。

2019年の株価上昇率は148%です。

2020年に入っても、その勢いは止まらず年初来で78%も上昇しています。

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)業績

売上高・営業利益

過去10年の業績は、常に良かったわけではありません。

他社との価格競争により業績が悪化した時期がありました。

そんなAMDを変えたのが2014年に就任した女性CEOリサ・スー氏の存在です。

リサ・スーCEOは就任以降、新製品を次々に投入し、AMDの業績は順調に回復しました。

こちらがリサ・スーCEOです。

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仕事できそう♪

近年の売上高成長率は素晴らしく今後も高い成長が期待されています。

売上高(市場予想)売上高成長率(市場予想)
2020年度$8.91B32.40%
2021年度$10.92B22.50%

営業利益率

AMDの製品は、低価格であることから本業の儲けを表す営業利益率は、それほど高い水準ではありません。

しかし、シェア獲得とともに営業利益率は徐々に上昇しています。

2020年度第2四半期(4月〜6月)の営業利益率は12%でした。

また、粗利についても上昇傾向です。

粗利が上昇しているということは、AMDの製品に対する付加価値が高くなっていることを表しています。

EPS(1株当たり利益)

BPS(1株当たり純資産)

会社の体力を表す純資産は、2015年度から上昇しています。

また、AMDの決算説明プレゼンテーションの中で、財務の改善について触れており、現金を増やしながら、債務が増えすぎないようコントロールしています。

現金および現金同等物は、着実に増加しています。

売上の増加に伴い、売掛金も増加。

売掛金が増加しても借入金が増えすぎないようコントロールしている。

キャッシュフロー

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)株主還元

1株当たり配当

AMDは配当の支払いをしていません。

自社株買い

株数は増加しています。

成長過程の企業なので、自社株買いや配当による株主還元はしていません。

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)バリュエーション

PER(株価収益率)

2020年8月15日時点157.38倍

PBR(株価純資産倍率)

2020年8月5日時点29.07倍

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

2020年8月5日時点113.22倍

アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)四半期決算

EPS(1株あたり利益)の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが5回下回ったのが3回

売上高の市場予想と結果

過去8回の決算のうち、市場予想を上回ったのが4回下回ったのが4回

2020年第2四半期決算について

AMDは7月28日の引け後に決算発表がありました。

EPS・売上高・ガイダンスの全てが市場予想を上回り、内容は非常に良かったです。

  • EPSは、市場予想0.16ドルに対して、結果0.18ドル
  • 売上高は、市場予想18.6億ドルに対して、結果19.3億ドル
  • 売上高成長率は前年同期比で26%増加
  • 第3四半期売上高は、市場予想23.2億ドルに対して新ガイダンス24.5-26.5億ドルを提示
  • 2020年度売上高は、市場予想83.9億ドルに対して、新ガイダンス88.8億ドルを提示

この決算を受けて株価は最高値を更新





銘柄分析 コメント

AMDの株価は最高値近辺で推移していますが、今後も上値を追う展開が続くと予想しています

AMDの製品が、競合であるインテルの半導体と比べ、性能がよく低価格という状況がしばらく続くからです。

AMDは現在、7nmによるCPUの量産に成功し、どんどん性能を向上させています。

しかし、インテルは直近の決算説明会の中で、7nmによるCPUの製造が、予定より6ヶ月程度遅れることを発表しました。

つまり、インテルが現在のAMDに追いつくのは2022年末頃になるということです。

その間、AMDが待ってくれるわけがありません。

インテルが、現在のAMDに追いついた頃には、AMDは3nmによるCPUの開発に成功している可能性さえあると感じています。

インテルは、今まで自社で製造してきた半導体を、他社に委託する可能性を示唆しました。

これは、かなり驚きのニュースです。

AMDとインテルの差は、それだけ開いてしまったということです。

モモ

少なくとも2〜3年程度は、AMDがPCとデータセンターにおいて最高のCPUメーカーである状態が続くと考えています

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コロナショック前、2020年2月に書いた記事です。この頃も半導体株は最高値を更新していて割高だと言われていました。この頃とくらべると、さらに半導体株は割高になりましたが、「まだ間に合う」という考えは変わっていません。