エヌビディアが、11月17日引け後に決算を発表しました。
エヌビディアは、時価総額が世界最大の半導体メーカーです。
わたしも投資していて、何度もブログやツイートをしてきたお気に入り銘柄です。
今回は、エヌビディアの決算を確認します。
それでは、見ていきましょー!
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エヌビディア【NVDA】2021年度第3四半期決算を発表!

EPS・売上高・ガイダンス全てOK!
EPS・売上高・ガイダンス全て、アナリスト予想を大きく上回りました。
FY21Q3
- EPS:$1.17(予想$1.11)
- 売上高:$7.10B(予想$6.81B)
- 売上高成長率:+50.1% Y/Y
FY21Q4ガイダンス
- 売上高:$7.4B ±2%(予想$6.86B)
- 売上高成長率:+45.0~50.9% Y/Y
売上高を増やしているだけでなく、マージンは拡大している。

Q3のGAAP粗利益率は、前年同期比260ベーシスポイント上昇。
Q4のGAAP粗利益率は、67.0% ±50ベーシスポイントとなる見込み。
Q3のGAAP営業利益は、前年同期比91%増加。
Q3のGAAP当期純利益は、前年同期比84%増加。
部門別では、ゲーミングとデータセンターが好調を維持。プロフェッショナル・ビジュアライゼーション部門は、まだ小さいものの最も成長している。

FY21Q3部門別売上高 成長率 Y/Y
- ゲーミング:+41.8%
- データセンター:+54.5%
- プロフェッショナル・ビジュアライゼーション:+144.5%
- 自動車:+8.0%
デスクトップGPUの供給を増やしましたが、需要は堅調に推移しています。今後も在庫が少ない状態が続く見込みです。
クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」のメンバーシップは、昨年2倍以上になり、80ヵ国以上、30のデータセンターから1,400万人を超えるゲーマーがコンテンツをストリーミングしました。
データセンターでは、Ampere Architecture Tensor CoreGPUが急速に採用され続け、ハイパースケールの顧客によって牽引されました。
メタバース・プラットフォーム「Omniverse」の一般提供を発表。70,000人以上のクリエイターがOmniverseをダウンロードしました。(世界には約4000万人の3Dデザイナーがいると言われていま。)
気候変動に立ち向かうための世界で最も強力なAIスーパーコンピューターである「E-2(Earth-2)」を構築する計画を発表。E-2は、地球のデジタルツインで、Modulusが作成したAI物理モデルをOmniverseで100万倍のスピードで実行します。
ARMの買収については、中国・イギリス・EUなどが懸念を持っており、引き続き難航しています。
財務は健全です。
FY21Q3 | 比較(Q/Q) | |
現金& 短期有価証券 | $19.3B | 2%減 |
総債務 | $11.7B | 9%減 |
FY21Q3営業キャッシュフローは、$1.5B
FY21Q3営業キャッシュフロー・マージンは、21.4%
業績をグラフにしました。
売上高

売上高成長率

粗利益

粗利益率

営業利益

営業利益率

EPS(Non-GAAP)

EPS成長率(Non-GAAP)

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エヌビディア【NVDA】決算に対するコメント

感動するほどの素晴らしい決算でした。
メタ(旧フェイスブック)が、メタバース構築とAI強化のために、2022年の設備投資を290億~340億ドルに引き上げると発表。
これによりエヌビディアの株価は、決算発表前に大きく上昇していました。
しかし、発表されたトップラインからボトムラインまでの数字は非常に強く、市場を驚かせました。
複数のアナリストが目標株価を引き上げたことにより、
決算発表の翌日に株価は8.2%上昇、その翌日にも4.1%上昇し取引を終えています。

ジョンスン・ファンCEOのGTC2021基調講演により、今後の成長を確信した。
11月9日に、「Graphics Technology Conference(GTC)2021」が行われました。
ジョンスン・ファンCEOの基調講演では、エヌビディアの新製品やロードマップの一部が公開されました。
そこで多く述べられていたのが、さまざまなワークフローを仮想空間に拡張し共同作業できるプラットフォーム「Omniverse」についてです。
Omniverseを活用すると、

仮想倉庫で仮想ロボットを稼働させ、物流経路を最適化。半分の時間と半分の距離で注文品を収集できます。

エリクソンは、デジタルツイン環境の構築に、Omniverseを使用しました。
Omniverseで、建物、植木、葉のマテリアルまで、物理的に正確な都市を構築。
そして、5Gアンテナと無線機の構成・運用および継続的な最適化を行うことができます。

数年後には、仮想空間で地球を作り、10年後、20年後、30年後の気候をシミュレーションできます。
これにより、世界中で起こっている干ばつ、乾燥による山火事、食糧危機などを防げる可能性があります。

仮想空間は、現実世界より大きくなり、
クリエイターは、Omniverseで作品を造るようになります。
エヌビディアは、メタバースやAIのソフトウェアを、次々とリリースしています。ソフトウェアは、経常的な収益となるため、財務内容は、より強固なものとなるでしょう。
わたしは、エヌビディアがAI革命の中核的な企業になり、今、生きている人類にとって最も影響を与える会社になると予想しています。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
エヌビディアは、直近5年間で株価が14倍になっている超優良銘柄です。こちらの記事では、エヌビディアを含む超優良銘柄を5社紹介しています。
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