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ファイバー・インターナショナル【FVRR】2021年第2四半期決算を発表!成長著しいギグエコノミー関連銘柄の業績を確認!

今回は、わたしが投資しているファイバー(FVRR)の2021年Q2決算を確認します。

ファイバーは、フリーランスのためのプラットフォームをワールドクラスで展開している会社です。

今まで、ファイバーはガイダンスの上方修正しかしてきませんでした。しかし、今回の決算で、初めてガイダンスを引き下げました。

株価は、決算発表後に大きく下落。

今回の記事では、決算の内容と今後の投資方針について書きました。

それでは、見ていきましょー!

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ファイバー・インターナショナル(FVRR)2021年第2四半期決算を発表!EPS・売上高はOK!ガイダンスは市場予想を下回る。

EPSと売上高は市場予想を上回るも、ガイダンスは市場予想を下回る。

2021年Q2

  • EPS:0.19ドル(予想0.10ドル)
  • 売上高:7,526万ドル(予想7,482万ドル)
  • 売上高成長率は前年同期比+60%

2021年Q3ガイダンス

  • 売上高:6,800万-7,200万ドル(予想8,021万ドル)
  • 売上高成長率は前年同期比+30-38%

2021年通期ガイダンス

  • 売上高:2.80-2.88億ドル(予想3.08億ドル)
  • 売上高成長率は前年比+48-52%

今回の決算の内容をまとめました。

売上高は前年同期比+60%。前回の決算で提示したガイダンスの上限を超えました。

アクティブ・バイヤーは、400万人に拡大し、前年同期比43%増加しました。

バイヤー1人当たりの支出額は226ドルに達し、前年同期比23%増加しました。

プラットフォームの収益性を表すテイクレートは27.8%、前年同期比80ベーシスポイントの増加となりました。

2021年第2四半期のNon-GAAP売上総利益率は84.4%。

2021年第2四半期のGAAP売上総利益率は83.4%でした。

マーケティングの効率性を表すパフォーマンス・マーケティング投資収益率は、1倍でした。

マーケティング費用を3ヶ月で回収しており、効率的なマーケティングができています。

売上高の増加と費用の効率化により、利益率は向上しています。

2021年度第2四半期のEVITDAマージンは10%でした。

ファイバー・ビジネスは、マーケットプレイス・ビジネスの5%を占めるまでに成長しました。

ファイバー・ビジネスは、3四半期前に開始されたばかりのサービスで、ユニリーバなどの大企業も利用しています。

2020年度に発表したPromoted Gigsは、四半期の広告収入が100万ドルを超えました。

今期は、Seller Plusという新サービスをリリースしました。

Seller Plusは、フリーランサーのためのサブスクリプションベースのロイヤリティプログラムです。

フリーランサーは、月額29ドルを支払うことにより、専任のサクセス・マネージャーが付き、速く報酬を受け取り、高度なアナリティクスを見ることができます。

セールスフォース(CRM)ウィックス(WIX)と新たなパートナーシップを締結しました。

2021年度の売上高ガイダンスは、59-63%成長から48-52%成長に大幅に引き下げられました。

Earnings Callで、ミカ・カウフマンCEOは、ガイダンスを引き下げた要因として、5月後半に欧米で新型コロナ規制が解除されオンライン時間が減ったことをあげました。また、今回のガイダンス引き下げについては、慎重を期すための判断だと語っています。

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ファイバー・インターナショナル(FVRR)2021年度第2四半期決算に対するコメント

短期的には厳しい展開を予想するも、引き続きファイバーへの投資を継続する!

ファイバーの決算は、良くありませんでした。

今までの決算では、ガイダンスを上方修正してきましたが、今回は大幅な引き下げとなりました。

新型コロナの影響を理由にガイダンスを引き下げましたが、経営陣の予測能力に対して信頼性が失われる結果となりました。

しかし、ファイバーのテクノロジーを信頼しています。

ファイバーのプラットフォームができる前は、フリーランスを探して契約するまでに平均で30日かかっていました。

しかし、ファイバーは平均15分で雇用主とフリーランスをマッチングしています。

しかも、ファイバーのプラットフォームでできるのは、マッチングだけではありません。

契約書や請求書の作成、秘密保持契約、セキュリティの高いファイル交換など、オンライン上の問題を解決してくれます。

プラットフォームでの取引は、膨大なデータポイントを得ることができ、ファイバーのAIは、どんどんシステムを改善しています。

今回の決算では、ファイバーのビジネスモデルが崩壊したり、競合に大きくシェアを奪われているようには見えませんでした。

ギグエコノミーの長期的な拡大に期待します。

フリーランスの市場は、とても巨大で長期的に成長することが予想されています。

新型コロナ終息により一時的にフリーランスが減少することがあっても、長期的なトレンドに変更はないでしょう。

ファイバーのアドレス可能な市場は1,150億ドル。2020年度の売上高が1.9億ドルのファイバーにとって、成長の余地は十分です。

フリーランスは、オンライン化が進まなかった分野の一つ。

ファイバーへの投資は、1994年代のEコマース企業に投資をするようなモノです。

ファイバーは、7カ国語でサービスをリリースしています。

Fiverr International という名前の通り、ファイバーは世界展開できる力を持っています。

わたしは、ギグエコノミーをテクノロジーの力で効率化するファイバーに、今後も期待しています♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ファイバーに初めて投資した時の記事がこちら。