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【CRM】セールスフォース・ドットコム 世界最大のCRMソフトウェア会社でNYダウ採用銘柄






モモ(@momoblog0214 )です!

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モモ

今回は、セールスフォース・ドットコム(CRM)の銘柄分析です♪

モエ

今年の8月にNYダウに採用された銘柄だよね。

モモ

セールスフォースはNYダウに採用され大きく上昇しましたが、最近、Slackの買収を発表し株価が大きく下落しました。

セールスフォースの6ヶ月チャートがこちら。

モエ

NYダウに採用されるほどの優良銘柄なのに、Slack買収発表で株価は大きく下落。セールスフォースを安く買うチャンスでは?

モモ

今回の記事では、セールスフォースがどんな会社か?魅力やSlack買収の影響について書きました♪

モエ

それでは、見ていきましょ〜♪








CRMソフトウェアでトップシェアのセールスフォースって、どんな会社?

Agency Roundtable: Finding Certainty in Uncertain times with Marketing  Intelligence

基本データ

会社名salesforce.com, inc.
ティッカーCRM
本社カリフォルニア州
決算1月
創業1999年
上場2004年
時価総額2,006.6億ドル
CEOマーク・ベニオフ

株価チャート

過去5年間の株価チャートがこちら。196%上昇している。

年初来の株価チャートがこちら。

コロナの恩恵を大きく受けたわけではない。

事業内容

セールスフォースは、顧客関係管理システム(CRM)、営業支援システム(SFA)などのソフトウェアをクラウドベースで提供している会社。

CRMとは?

「Customer Relationship Management」の略で、日本語では「顧客関係管理」と呼ばれます。顧客との関係性、コミュニケーションを管理し、自社の従業員と顧客との関係を一元的に把握できるようにする。

セールスフォースのサービスを使えば、こんな悩みが解決できます。

新しく営業担当になったけど、どんな提案をしたらいいんだろう。前任の商談や取引をすぐに把握したい。

顧客データや在庫、売上の管理が大変。時間がかかるし人件費も抑えたい。

マーケティング費用が高くて困る。どこをターゲットにすれば、最小限の費用で効率よくマーケティングできるんだろう。

アプリケーションに情報を一元化することにより、顧客をより深く理解し、営業活動の向上、サービス、マーケティング、経営戦略などに活かしていくことができます。

セールスフォースの導入事例がこちら。

クラウドベースでサービス提供していて、収入形態はサブスクなので、導入もカンタンにできる。

米調査会社ガートナーは、CRMソフトウェアの市場が2019年から2023年にかけて年平均成長率12%と高い成長を予想しています。

そのためマイクロソフトやオラクルなど、競合は非常に強力です。

しかし、そのような中でもセールスフォースは圧倒的な市場シェアを獲得しています。

IDCのWorldwide Semiannual Software Trackerにおいて、7年連続で第1位のCRMプロバイダーに選出されています。 

セールスフォースは、他のCRMベンダーよりも売上を伸ばし、市場シェアを伸ばしました。

現在、セールスフォースの顧客企業数は世界で15万社を超えています。

S&P500企業の90%以上がセールスフォースを利用しており、官公庁、地方公共団体なども導入を進めています。

2018年に発表された「Customer360」が成長ドライバー。

Customer360は、顧客企業が1顧客に対して、360度あらゆる視点から対応することができる世界一のCRMプラットフォームです。

プラットフォーム上では、販売、サービス、マーケティング、eコマース、IT、分析など、非常に多くのサービスやデータを一元管理することができます。

セールスフォースのAIは顧客企業の成長を後押ししています。

2016年にセールスフォースは、アインシュタインというAIをソフトウェアに組み込むと発表しました。

アインシュタインは、カスタマーサービスにおいて良い答えを提案してくれたり、マーケティングにおいて優先順位の高い顧客の選定をしてくれます。

現在、アインシュタインは、1日に800億回以上の提案をすることができるAIになりました。

セールスフォースは、企業にとって欠かせないインフラ・サービス。

セールスフォースは積極的なM&Aとマーク・ベニオフの強力なリーダーシップで事業を拡大!

セールスフォースの製品・業績は、積極的なM&Aとマーク・ベニオフのリーダーシップにより素晴らしい。

積極的なM&Aで事業を拡大

セールスフォースの2020年度の売上高は171.0億ドル。

すでに巨大企業であるセールスフォースは、大きな買収をして企業業績を大きく伸ばしてきました。

セールスフォースの過去の買収がこちら。

  • ExactTarget:2013年に25億ドルで買収。電子メールを利用したマーケティング会社。
  • Quip:2016年に7.5億ドルで買収。クラウドベースのワードプロセッシングアプリケーション会社。
  • Demandware:2016年に28億ドル。クラウドベースのeコマースサービスを提供する会社。
  • MuleSoft:2018年に65億ドルで買収。オンプレミスや複数のクラウドに分散して存在するデータを統合するSaaS企業
  • ClickSoftware:2019年に13.5億ドルで買収。カスタマーサービスとフィールドサービスを提供する会社。
  • Tableau:2019年に157億ドルで買収。データー視覚化テクノロジー企業。
  • Vlocity:2020年に13.3億ドルで買収。通信やエネルギー業界にCRMを提供。

過去の買収案件をみるとCRMソフトウェアと関連の高い会社の買収が多いイメージです。

これらの企業の業績は、シナジー効果で買収後、大きく業績を伸ばしました。

例えば、2013年に買収されたExactTargetは買収から6年後の売上高が5倍以上に成長しました。

マーク・ベニオフの強力なリーダーシップ

セールスフォースは、創業者マーク・ベニオフのリーダシップのもと急速に成長しました。

マーク・ベニオフの経歴がこちら。

  • 14才の時、開発した最初のソフトウェア「How to Juggle」を75USドルで販売。
  • 15才の時、ビデオゲーム制作会社「Liberty Software」を設立。
  • 南カリフォルニア大学において経営学の学士号を取得。
  • オラクルに入社、23才でルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。
  • 26才の時、オラクルで最も年齢の若いバイスプレジデントに就任。

セールスフォースは、今や世界で最も早く成長したトップ5のエンタープライズ・ソフトウェア企業にまで成長し、世界一のCRMソフトウェアを提供する会社になりました。

設立時から、ベニオフはビジネスモデル自体に社会貢献を組み込まなければいけないという理念のもと「1-1-1モデル」を作りました。

これは、製品の1%、株式の1%、就業時間の1%を社会貢献に使うというものです。

ESGが注目される前から、社会貢献を考えていた!

エクソンモービルがダウから除外されて、セールスフォースが採用されたのには納得。

スラックの買収発表により大きく株価は下落

Slack、ロゴを変更し、アプリアイコンも統一 - ITmedia エンタープライズ

セールスフォースは、2021年度Q3決算発表でビジネスチャットツールのスラック(WORK)を買収することを発表をしました。

セールスフォースの株価は、発表後10%以上下落し、市場は買収について否定的に考えています。

否定的な理由としては、

  • 買収金額が277億ドルで、高額であること
  • 今までの買収と比べ、シナジー効果が低いこと
  • スラックの顧客の90%がセールスフォースの顧客であるため、新たな顧客開拓が見込めないこと
  • スラックの競合であるマイクロソフトのチームズがかなり強力であること

が理由です。

時価総額比較がこちら。

時価総額
CRM2,085億ドル
WORK248億ドル

売上高比較がこちら。

2022年売上高市場予想
(成長率)
CRM247.6億ドル
(20.40%)
WORK11.4億ドル
(28.90%)

ベニオフは決算カンファレンスコールの中で、スラックと一緒になることによって、次世代のCustomer360になるということ言っていました。

ジムクレーマーとの対談では、セールスフォースを全く新しい会社にすると言っていました。

個人的には、企業買収の際にプレミアムを支払うのは当然ですし、大きな買収発表後に株価が下がるのは、よくあることです。スラックは便利で良いサービスだと思うので、ベニオフのロードマップを信じても良いのではないかと思います。

銘柄分析まとめ

Salesforce - セールスフォース・ドットコム

セールスフォースのサービスは素晴らしく、企業のインフラとして欠かせない存在となりました。

日本でもセールスフォースなしに仕事をするのは無理だと多くの人が感じる時代が来ると思います。

直近の決算で確認した粗利率は74.3%で、とても付加価値の高いサービスを提供しています。

売上高の93.8%は、サブスクリプショ方式による収入であるため、売上高は安定して高い成長を続けています。

今年度のセールスフォースの売上高は、211億ドルです。

それに対して、アドレス可能な市場は、2025年に1,750億ドルになる見込みです。

市場の拡大とともに、さらなる成長が見込まれます。

スラックの買収については心配な点もありますが、マーク・ベニオフは今まで数々の企業買収を成功させてきました。

下の画像は、セールスフォースの2020 Investors Dayから引用していますが、スラックは、今後も高い成長が見込まれるとのことです。

セールスフォースは、2026年度に売上高目標を500億ドルと見込んでいます。

これは、今年度の売上高予想の2.3倍です。

セールスフォースは期待している銘柄の一つです。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。関連記事は、セールスフォースのライバル企業です。

こちらの本はマークベニオフの凄さや、セールスフォースへの理解が深まります。