米国株

マイクロソフト【MSFT】2022年度第3四半期決算

モモ

マイクロソフトが、4月26日のアフターマーケットで決算を発表しました。

モエ

マイクロソフトは、世界有数のソフトフェア開発会社。クラウドサービスAzureの成長が注目されています。

モモ

今回は、マイクロソフトの決算を確認します。

モエ

それでは、見ていきましょー♪

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マイクロソフト【MSFT】2022年度第3四半期決算を発表!

EPS・売上高ともに、アナリスト予想を上回りました。

FY22Q3結果

  • EPS:$2.22(予想$2.18)
  • 売上高:$49.4B(予想$49.0B)

FY22Q4ガイダンス

  • EPS:$2.26~$2.32(前年同期は$2.17)
  • 売上高:$52.4B~$53.2B(前年同期は46.2B)

前年同期と比べ18.4%増収、8.2%増益となりました。

FY22Q3セグメント別売上高の構成比と成長率を表にしました。

モエ

表は、右にスクロールできます。

 
事業構成比成長率利益率
Productivity and Business Processes32.0%16.5%45.5%
Intelligent Cloud38.6%26.0%43.5%
More Personal Computing29.4%11.4%33.7%
Total Revenue100%18.4%41.3%

FY22Q3プロダクトとサービス別の売上高成長率。

バランスシートを一部抜粋。

FY22Q3比較(Q/Q)
現金&
短期有価証券
$104.7B4%減
総債務$78.0B0.3%増

FY22Q3営業キャッシュフローは、$25.4B

FY22Q3フリーキャッシュフローは、$20.1B

FY22Q3配当と自社株買いを合わせた株主還元の合計は、$12.4B

業績をグラフにしました。

売上高

売上高成長率

売上高総利益

売上高総利益率

営業利益

営業利益率

純利益

純利益率

Non GAAP EPS

EPS成長率

営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

投資キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフローマージン

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マイクロソフト【MSFT】決算に対するコメント

クラウド事業は、引き続き好調です。

Q3マイクロソフトのクラウド売上高は、前年同期比32.2%増の234億ドルとなりました。

クラウド売上高が、全体の売上高の47.4%を占めるまで大きくなりました。

特に、クラウド・インフラストラクチャ・プラットフォームAzureの成長率が高く、前年同期比46%増となりました。

Azureは、収益認識のタイミングが予測できない大型の長期契約が増加しており、今後は四半期での成長率の変動が高まるとのこと。

クラウドベースの顧客情報管理(CRM)サービスであるDynamics365の成長は、前年同期比35%増となりました。

AzureとDynamics365については、競合であるAmazonのAWSやセールスフォースより速いスピードで成長しており、シェアを獲得しています。

GitHubやPower Platform、Linkedinなども好調!

ソースコード管理サービスGitHubは、Fortune100の90%が使用しています。

ビジネスプラットフォームPower Platformは、過去12か月の売上が20億ドルを超え、前年比72%増加しました。

Power Platformは、Power Apps、PowerBI、Power Automateの3つのサービスで、構成されています。

Power Appsは、ローコード/ノーコードアプリ開発のマーケットリーダーで、

PowerBIには200,000を超える顧客がいます。

Power Automateを強化するため3月31日にMinitの買収を発表しました。

この買収で、マイクロソフトは、急成長しているプロセスマイニングの主要プレーヤーとなりました。

Linkedinは、会員数8億3,000万人を超えるプラットフォームになり、採用の数は前年比88%増加し、Talent Solutions収益は43%増加、6四半期連続で成長を加速させました。

米ドル高とロシア事業の停止でEPSが押し下げられました。Q4については、中国シャットダウンの影響も受けます。

Q3EPSは、米ドル高の影響で$0.03、ロシアでの事業停止で$0.01のマイナス影響がありました。

中国シャットダウンは、Windows OEM、Surface、Xboxなどの事業に悪影響を及ぼします。

ゲーム事業を含む個人向けサービスが弱かった。

ゲーム事業の売上高成長率は、前年同期比+6%でした。

アクティビジョン・ブリザードを687億ドルで買収したので、これからはゲーム事業についても期待したいです。

アクティビジョン・ブリザードの買収は、2023年に完了する予定です。

最後にバリュエーションを確認。

MSFTPER
予想PER27.8倍
過去5年平均PER34.2倍

マイクロソフトの過去5年間のPERの推移がこちら。

今回も素晴らしい決算でした。クラウドビジネスは、今後も成長し、市場シェアを獲得するでしょう。これからクラウド以外の成長や、買収した企業のシナジー効果に期待したいです。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

最近、書いた決算レポートがこちら♪

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