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【米国株 銘柄分析】シリウスXMホールディングス(SIRI)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ

モモ

今回は、わたしが大注目している超優良ラジオ会社 シリウスXMホールディングス(SIRI)の銘柄分析‼

2010年度~2019年度の決算データをまとめました。

証券会社と銀行で働いていた私が投資判断をする際にチェックするポイントを中心にまとめています。

モエ

データソースは、こちらです。

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シリウスXMホールディングス 基本データ

基本情報

会社名 Sirius XM Holdings Inc.
ティッカー SIRI
本社 ニューヨーク州
セクター コミュニケーション
決算 12月

事業内容

2008年に、ラジオ大手2社であるシリウスとXMラジオが合併し誕生しました。

衛星システム「シリウス」と「XM」を通じて、衛星デジタルラジオ放送を展開。

音楽番組、スポーツ、ニュース、トーク、娯楽、交通情報、天気情報などのチャンネルを提供。

自動車メーカー、小売業者、ウェブサイトを通じて衛星ラジオ受信機の販売も手掛けています。

株価チャート

過去10年間の株価は、S&P500を大きく上回っています。

 

ラジオは、オワコンだと思われている方も多いと思います。

 

わたしも、そうでした。

 

初めてシリウスXMホールディングスのチャートを見た時は、驚きました。

 

それでは、なぜ、株価がここまで上昇したのか業績を確認していきます。

シリウスXMホールディングス 業績

売上高・営業利益

有料会員から得る収入により、売上と利益は安定して成長しています。

シリウスXMという有料会員プランは、音楽やトーク番組だけではなく、NFLなどのスポーツや交通情報など幅広いサービスを提供しています。

シリウスXMは、安いプランであれば約1,200円で加入できる手軽さも魅力です。

営業利益率

営業利益率は優良企業の目安である10%を大きく上回っています。

大手ラジオ会社2社の合併は、ラジオ市場を事実上独占。

全ての自動車メーカーと提携しており、自動車のラジオ市場では圧倒的なシェアを獲得しています。

2019年末の有料会員数は、3,490万人を超えています。

EPS(1株当たり利益)

BPS(1株当たり純資産)

積極的な株主還元により、バランスシートは債務超過の状態です。

財務は健全とはいえません。

しかし、2019年度に獲得した1株あたりのフリーキャッシュフローが0.36ドル、月額料金が安価で不況への耐性があることを考えれば無理のない範囲だと考えます。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローのほとんどが、フリーキャッシュフローになっており、利益率が高い事業だということが分かります。

シリウスXMホールディングス 株主還元

1株あたり配当

2016年度から配当を開始しました。

2020/5/12時点の予想配当利回りは0.9%。

配当性向

配当性向は、安全に配当の支払いができる水準である50%を下回っています。

配当利回りが低いものの今後、増配が期待できます。

自社株買い

自社株買いに積極的で、10年の間に発行済株数の約28%を減らしました。

シリウスXMホールディングス バリュエーション

PER(株価収益率)

過去5年間の平均PERは35.51倍

2020/5/12時点のPERは24.98倍

PBR(株価純資産倍率)

2016年度から2019年度は債務超過の状態で、PBRはマイナス。

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均PCFRは15.41倍

2020/4/24時点のPCFRは12.90倍

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銘柄分析 コメント

過去10年間の株価は、好業績と積極的な株主還元に支えられ素晴らしいものでした。

 

バランスシートは債務超過の状態ですが、月額会員料金が安価であるため景気が悪くなったとしても会員の解約は限定的だと考えます。

 

また、有料会員からの収入により安定的なキャッシュフロー、積み上げ型のビジネスモデルは、今後も自社株買いや増配などの株主還元が期待できます。

 

バリュエーションは過去の水準からすると割高感はありません。

割安なグロース株として、今後に期待しています。

 

モモ

衰退産業と思われる業界でも、発想や、やり方次第で成長するビジネスモデルに変えることができる。

これからも、そんな会社を探していきたい♪

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