今年に入ってから市場平均を大きくアンダーパフォームしている銀行株。
今回は、わたしがウェルズ・ファーゴに投資をする理由について語ります。
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ウェルズ・ファーゴに投資する4つの理由
アメリカ商業銀行で圧倒的シェア
銀行の業務は、商業銀行業務と投資銀行業務のおおきく2つに分けることができます。
ウェルズファーゴが得意とするのは、商業銀行業務。
商業銀行業務は、預金を集めて貸し出しを行うという伝統的な業務です。
ウェルズ・ファーゴは、アメリカの商業銀行業務で、高いシェアを維持しています。
住宅ローンについては、住宅ローン利用者の3人に1人が、ウェルズ・ファーゴから借りています。
安定した経営
ウェルズ・ファーゴは、堅実経営で有名です。
審査が厳しく、不良債権が少ない。
投資銀行や国際業務などの業績の変動幅が大きい業務は、ほとんど行いません。
預金を預けてもらい、お金を貸し、クレジットカード・保険・投資商品のクロスセルを行うシンプルな業務を行っています。
そのため、リーマンショックの時に赤字転落しませんでした。
下の図は、ウェルズ・ファーゴのEPS(1株あたり利益)推移です。
驚異的な株主還元
下の図は、ウェルズファーゴの1株当たり配当の推移です。
2008年のリーマンショックを機に減配しましたが、長期的に見れば増配傾向です。
現在の予想配当利回りは7%台と魅力的な水準です。
また、自社株買いも積極的で、直近の10年間で約16%の株式を買い戻しました。
強固なバランスシート
下の図は、ウェルズファーゴの自己資本(資産ー負債)の推移です。
2008年のリーマンショックの時と比べて、自己資本を2倍近く増やしています。
ウェルズ・ファーゴの体力は十分です。
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私がウェル・ズファーゴの投資で注意していること
銀行株への投資で注意しなければいけないのは、経済の停滞が直接業績に与える影響が大きいということです。
今年に入ってから、ウェルズ・ファーゴのパフォーマンスは市場平均を大きく下回っています。
今後、FRBの低金利政策や、米政府が借り手支援に向け、銀行に利息免除や手数料免除、さらに債務支払い中止を命じないとも限りません。
銀行には数多くのリスクが忍び寄ってきているのです。
しかし、圧倒的なシェアで利益をあげ、強固なバランスシートをもつウェルズ・ファーゴは、今回のコロナショックを乗り越えることができると私は信じています。
ウェルズ・ファーゴは、バフェット銘柄としても有名です。
バフェットは、割安感と高いリターンを好む傾向にあります。
ウェルズファーゴが、コロナショックを乗り越え、市場シェアを伸ばす未来に期待して、ポートフォリオの1つに加えました。
銀行株は、値動きが大きくなる展開が予想されるので投資する時間を分散するのは必須です♪
ウェルズ・ファーゴの情報は、『モトリーフール』 でも多くとりあげられています。
モトリーフールが、どんな会社か?評判については、こちらの記事にまとめました。
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