アルファベットが、4月26日のアフターマーケットで決算を発表しました。
アルファベットは、GooglやYouTubeなどの親会社です。
今回は、アルファベットの決算を確認します。
それでは、見ていきましょー。
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アルファベット【GOOGL】【GOOG】2022年度第1四半期決算を発表!

EPSと売上高ともに、アナリスト予想を下回りました。
FY22Q1結果
- EPS:$24.62(予想$25.59)
- 売上高:$68.01B(予想$68.05B)
前年同期と比べ増収、減益となりました。
FY22Q1売上高構成比と事業ごとの成長率。
事業 | 構成比 | 成長率 |
Google Search | 58.3% | 24.3% |
YouTube ads | 10.1% | 14.4% |
Google Network | 12.0% | 20.2% |
Google other | 10.0% | 4.9% |
Google Cloud | 8.6% | 43.8% |
Other Bets | 0.6% | 122.2% |
Total Revenue | 100% | 23.0% |
FY22Q1事業ごとの営業利益率。
事業 | 営業利益率 |
Google Services | 37.3% |
Google Cloud | -16.0% |
Other Bets | -262.5% |
Total | 29.5% |
Google Servicesは、Google Search・YouTube ads・Google Network・Google otherの合計。
バランスシートを一部抜粋。
FY22Q1 | 比較(Q/Q) | |
現金& 短期有価証券 | $133.97B | 4%減 |
総債務 | $28.60B | 0.3%増 |
FY22Q1営業キャッシュフローは、$25.11B
FY22Q1フリーキャッシュフローは、$15.32B
業績をグラフにしました。
売上高

売上高成長率

売上高総利益

売上高総利益率

営業利益

営業利益率

純利益

純利益率

Non GAAP EPS

EPS成長率

営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

投資キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフローマージン

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アルファベット【GOOGL】【GOOG】決算に対するコメント

高い成長性と利益率を維持しています。
アルファベットの売上高の大部分は、Google検索によるものです。
Google検索の成長率は+24%、全体の営業利益率は29.5%と収益性の高いビジネスです。
ロシア事業の大部分を停止しましたが、大きな影響はありませんでした。
2021年にロシアから発生したGoogle収益は約1%しかありません。
戦争の開始に伴い、幅広い業界で広告の一時的な中断と減少があった程度です。
広告事業の利益を、他のビジネスを成長する投資に回しています。
来年、オフィススペースとデータセンターに95億ドルの投資をする予定です。
過去2年間で研究開発に、400億ドルを費やしました。
サイバーセキュリティに注力するためマンディアント(MNDT)を買収しました。
Googleクラウドは、前年比44%成長しており、売上高の9%を占めるようになりました。
Googleクラウドは、まだ利益を生んでいませんが、
前年同期の営業利益率が-24.1%だったのに対して、今期は-16.0%と、黒字化に向かっています。
TikTokとの競争や、景気減速による広告需要の減少が懸念されています。
TikTokの対抗策であるYouTube Shortsの1日あたりの平均視聴回数が300億回を超え、1年前の4倍以上になりました。
現段階で、YouTube Shortsは収益化テストをしており、YouTube全体の収益性は低下しています。
しかし、バリュエーション的には、魅力的な水準になってきました。

GOOG予想PER | 21.0倍 |
GOOG過去5年平均PER | 32.9倍 |
S&P500予想PER | 18.1倍 |
アルファベットは、新たに700億ドルの自社株買いプログラムを発表しています。
アルファベットのコアビジネスは収益性が高く、GoogleCloudは急速に成長しています。自社株買いとバリュエーションを考慮すると魅力的な水準だと考えます。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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