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CrowdStrike(CRWD)今後の株価見通し!事業内容や将来性を分析!

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モモ

今回は、サイバーセキュリティ企業CrowdStrikeの銘柄分析です。

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YouTubeでもご覧いただけますので、こちらのリンクからアクセスしてください。

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投資家必見!クラウドストライクの魅力的な成長戦略とその投資機会を徹底解説!

CrowdStrikeの将来性は?

CrowdStrikeは買いなの?

株価は割安なの?割高なの?

決算は良かったの?

モモ

このような疑問を解決できるように、動画を作りました。

この動画を見ていただくと、
投資初心者の方でも、CRWDのビジネスモデルを詳しく理解することができます。

また、業績の推移やバリュエーションを確認することにより、投資で大きな失敗をしにくくなります。

モモ

こちらが私のカンタンなプロフィールです。

プロフィール
  • 新卒で大手証券会社に就職
  • FP1級と簿記1級の資格を保有
  • ブログ月間ユーザー数 3万人超え
  • X(Twitter)フォロワー数 2万人超え
  • 株式投資歴17年の個人投資家
  • 現在の金融資産は約8,700万円

>>詳しいプロフィールはこちら

モエ

この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。

ホームページ:事業内容・将来性
10K,10Q:財務データ・投資リスク
Finbox:財務データ・バリュエーション

モモ

それでは、CrowdStrikeの銘柄分析を始めます。

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CrowdStrike(CRWD)会社概要

どんな会社?

まず始めに、CrowdStrikeが、どんな会社なのか概要がこちらです。

会社名CrowdStrike Holdings, Inc.
本社アメリカ テキサス州
時価総額850億ドル
CEOジョージ・カーツ
創業2011年
上場2019年6月
従業員数(2024年1月)7,925名

クラウドストライクは、アメリカ・テキサス州に本社を置くサイバーセキュリティ企業です。

2011年にジョージ・カーツによって設立され、2019年6月に株式を公開した比較的新しい会社です。

サイバーセキュリティ業界において、クラウドストライクはパロアルトネットワークス(PANW)に次ぐ大きな市場価値を持つ企業となっています。

パロアルトネットワークスの時価総額が978億ドルであることを考慮すると、差はそれほど大きくありません。

そのため、クラウドストライクは時価総額で世界最大のサイバーセキュリティ企業になる可能性があります。

6月7日には、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500に採用されることが発表されました。

世界最大のサイバーセキュリティ企業であるパロアルトネットワークス(PANW)の分析記事はこちら。

創業ストーリー

クラウドストライクの創業ストーリーは、新しいサイバーセキュリティの方法を求める市場の要望に応える形で始まりました。

ジョージ・カーツは、以前、著名なサイバーセキュリティ企業であるマカフィーで最高技術責任者を務めていました。

その当時、飛行機で隣の席に座っていた乗客がウイルススキャンをするためノートパソコンを長時間使用できない状況に直面しているのを見て、カーツ氏は瞬時に対応できるクラウドベースのソリューションの必要性を感じ取りました。

彼はそのアイデアをマカフィーで提案しましたが、変革を推進するための必要なサポートが得られませんでした。

そのため、カーツ氏は自らの手で理想のソリューションを実現するべく、2011年にクラウドストライクを立ち上げる決意を固めたのです。

この決断が、後のクラウドストライクの成功へと繋がることになりました。

CEO – ジョージ・カーツ

ジョージ・カーツはクラウドストライクの共同創設者であり、現在も同社のCEOを務めいています。

サイバーセキュリティ業界で長いキャリアを築いてきたカーツ氏は、その分野において豊富な知識と経験を有しています。

カーツ氏は、2024年5月時点で発行済み株式の3.24%(約28億ドル、4,300億円)を所有し、議決権の20%程度を保有しています。

カーツ氏は現在59歳で、CEOとしては比較的若く、今後もしばらくは会社を引き続き率いていく見込みです。

彼のリーダーシップのもと、クラウドストライクは今後も成長を続けることが期待されています。

CrowdStrike(CRWD)事業内容と強み

事業内容

次は、事業内容を、くわしく見ていきましょう。

クラウドストライクは、クラウドを活用したサイバーセキュリティの革新を推進しており、特にエンドポイント・セキュリティに力を入れています。

エンドポイントセキュリティとは、パソコンやスマートフォン、サーバーなどのデバイスをサイバー攻撃から守る分野です。

同社が提供する「Falcon」プラットフォームは、クラウドベースであるため、インストールさえすれば、すぐに使える設計になっています。

どのようにエンドポイントを守るかというと、顧客企業のデバイスの1つに、サイバー攻撃が発生した場合、AIが即座にデータを解析し、適切な対策を施します。

さらに、この「Falcon」プラットフォームは攻撃情報を他のデバイスや顧客企業と共有するため、1つの企業が攻撃を受けた際には、プラットフォーム全体がその経験から学習し、全クライアントの防御を強化します。

このシステムは、顧客数が増えれば増えるほど、より効果的に機能し、より強力な保護が可能となります。

クラウドストライクの名前は、「Crowd(多くの人々)」から情報を集め「Strike(攻撃する)」ことから名付けられました。

この名前は、同社がどのようにしてサイバーセキュリティの問題に対処しているかを象徴しています。

強み

次に、CrowdStrikeの強みを確認します。

同社はエンドポイント・セキュリティの提供からスタートしましたが、
現在ではその活動範囲を大幅に拡大し、セキュリティを保護するための多岐にわたる製品ラインナップを展開しています。

Falconプラットフォームは、クラウドセキュリティ、脅威インテリジェンス、アイデンティティ保護、ログ管理などの幅広いサービスを提供しているのです。

顧客は、23種類のサブスクリプション・モジュールを通じて、自分たちの特定のニーズに合わせてクラウドベースのセキュリティソリューションをカスタマイズすることができます。

これにより、クラウドストライクは事業領域を拡大し、既存顧客に対してクロスセルを進めることができます。

このクロスセルは、新規顧客の獲得よりもカンタンで、マーケティングコストを抑えつつ、利益率の向上顧客関係の強化に繋がります。

プラットフォームに対する顧客の関心は高まり続けており、65%の顧客が5つ以上、44%の顧客が6つ以上、28%の顧客が7つ以上の製品を利用しています。

また、CFO が最新の決算で「お客様は CrowdStrike のプラットフォーム戦略をこれまで以上に受け入れており、8つ以上のモジュールを含む取引数が昨年の第1四半期より95%増加した。」と報告しています。

このように、クラウドストライクは既存顧客からも高い利益を上げることができ、今後も利益率の向上が期待されます。

CrowdStrike(CRWD)将来性と成長予測

今後も成長が期待できる3つの要素がこちら。

  • サイバーセキュリティ市場の成長
  • 世界的なIOTデバイス数の増加
  • 市場シェアの拡大

サイバーセキュリティ市場の成長

1つ目のサイバーセキュリティ市場の成長について詳しく見ていきましょう。

サイバー攻撃の被害は年々増えており、技術の進歩に伴い、攻撃の手法も複雑化し続けています。

これにより、サイバーセキュリティ対策の必要性は一層高まっています。

現在、FRB(連邦準備制度理事会)による高金利政策が企業の支出を抑える要因となっていますが、サイバーセキュリティに関する支出は継続的に必要とされています。

FORTUNE BUSINESS INSIGHTSによると、
世界のサイバーセキュリティ市場は2023年に1,723億ドルの規模であり、2030年までには4,250億ドルに拡大すると予測されています。この期間における市場の年平均成長率は13.8%に達する見込みです。

世界のサイバーセキュリティ市場規模

この市場の拡大は、サイバーセキュリティソリューションへの需要増加を意味しており、クラウドストライクにとっては大きなビジネスチャンスとなります。

世界的なIOTデバイス数の増加

2つ目のIoTデバイスの増加とそれがクラウドストライクに与える影響について、詳しく見ていきましょう。

現在、世界中でインターネットに接続されるデバイスの数が急速に増加しています。

IOT ANALYTICSによると、ネットワークに接続されるデバイスの数は、2023年の160億台から2027年には290億台へと増加する見込みです。

これは、年平均で16%の成長にあたります。

このようにデバイスが増加する背景には、コネクテッドカーやスマート工場など、さまざまなものがインターネットに接続されることがあります。

また、リモートワークの普及もデバイス数の増加を促進しています。

これらのデバイスは、ハッカーにとって攻撃の入り口となり得るため、セキュリティリスクが増大します。

デバイス数の増加と従業員の分散化は、攻撃者が機密データや認証情報を悪用する機会を増やしています。

クラウドストライクは、エンドポイントデバイス1台につき、月単位でサブスクリプション収入を得ています。

そのため、デバイスが増えれば増えるほど、同社のサービスへの需要が拡大することになります。

現在、クラウドストライクには1,000億ドルという膨大な市場機会が存在しています。

この市場は今後も拡大が見込まれており、2028年には市場機会が2,250億ドルに達すると予想されています。

これは現在の市場規模の倍以上の成長です。

一方で、クラウドストライクの2024年度の売上高は22.4億ドルにとどまっています。

これを考えると、同社には今後大きな成長の余地があると言えるでしょう。

このデータは、クラウドストライクが今後も市場で大きく成長する可能性が高いことを示唆しています。

市場シェアの拡大

3つ目の市場シェアの拡大について、クラウドストライクの状況を詳しくご説明します。

クラウドストライクは、急速に成長しているエンドポイントセキュリティ市場において、リーダー企業とされています。

この分野で高い評価を受けている同社は、多くの評価機関からもリーダー企業として位置付けられています。

CrowdStrikeの売上高成長率は、サイバーセキュリティやエンドポンイトセキュリティ市場の成長率と比較しても、非常に高い水準を保っています。

こちらはクラウドストライクの過去8年間の業績推移です。

売上高

売上高成長率

2024年度の売上高成長率は36%に達し、急速に市場シェアを拡大しています。

売上高成長率予想(アナリスト)

2025年度30.8%
2026年度26.4%
2027年度25.7%

アナリストによる売上高成長率の予想を見てみると、2025年度は30.8%、2026年度は26.4%、2027年度は25.7%と、今後も高い成長が継続する見込みです。

私の推定では、クラウドストライクの市場シェアは2023年の18%から2026年には25%へと拡大するでしょう。

サイバーセキュリティ市場の拡大、IOTデバイスの増加、市場シェアの拡大により今後、複数年に渡って高い成長率を維持すると考えています。

CrowdStrike(CRWD)財務分析と株価動向

最新の四半期決算

クラウドストライクの2025年度第1四半期の決算について詳しく見ていきましょう。

クラウドストライクは、2024年6月4日に第1四半期の決算を発表しました。

主要指標

業績FY24Q1FY25Q1前年比
総売上高$693M$921M+33%
サブスク売上$651M$872M+34%
EPS$0.57$0.93+63%
最終ARR$2.73B$3.65B+33%
純新規ARR$174M$212M+22%
営業CF$300M$383M+28%
フリーCF$227M$322M+42%
フリーCFマージン33%35%
ルール オブ 407568
5製品以上採用率62%65%
6製品以上採用率40%44%
7製品以上採用率23%28%

EPS・売上高・ガイダンスの全てで市場予想を上回りました。

CrowdStrikeは第1四半期に9億2,100万ドルの売上を上げ、前年同期比33%も成長しました。

さらに、投資家を魅了させたのは第1四半期の成長だけではありません。その見通しも良好でした。
経営陣は、通期の売上高見通しを40億ドルほど引き上げました。これは、今年度の売上高成長率が、31%と見込んでいることを意味します。

言い換えれば、成長率は第1四半期からそれほど低下しないということです。

CrowdStrikeの売上成長は、しばらくは堅調に続くことが読み取れます。

ARRは、毎年継続的に得られる売上を示す指標で、サブスクリプションモデルを採用している企業にとって非常に重要です。

ARRの増加は、企業が安定した成長を達成しており、顧客の継続的な関与と満足度が高いことを示しています。

売上高とARRが同程度で増加していることからも、新規顧客の獲得と既存顧客からの収益が均等に貢献していることがうかがえます。

クロスセルも成功しており、8つ以上の製品を使用する顧客数が前年比で95%も増加しました。

これらのデータは、クラウドストライクが今後も成長を続ける可能性が高いことを示しています。

バリュエーション

次は、バリュエーションを確認します。

クラウドストライクは現在、市場から高い評価を受けており、そのバリュエーションは短期的に見て割高です。

具体的には、予想売上高の20.7倍の時価総額で取引されており、市場から高く評価されています。

PSR(NTM)20.7倍
PSR(LTM)25.9倍
過去5年平均34.3倍

この高評価は、クラウドストライクが示す高い成長率と強固なキャッシュフローに起因しています。

2025度第1四半期の経常収益は、前年同期比で33%の成長を達成しました。

フリーキャッシュフロー・マージンは35%を記録しており、これはSaaS企業が目標とする「40%ルール」をも余裕でクリアしています。

財務面で経営は順調で、巨大な市場機会が存在することから、長期的には株価のさらなる上昇が期待されます。

投資リスク

競合に市場シェアを奪われるリスク

サイバーセキュリティ業界は急成長を続けており、技術革新も速いため、市場シェアの変動には注意が必要です。

このため、投資家は毎回の四半期決算を確認することが重要です。

特に、EPS(一株当たり利益)、売上高、そしてガイダンスがアナリストの予想を下回っていないか成長率が急激に減少していないかを見極めることが求められます。

これに対して、クラウドストライクは2019年の上場以来、1度も決算ミスをしたことがありません。

ここまで説明してきた通り、クラウドストライクは市場シェアを拡大しており、常に市場参加者の期待を超える業績を発表してきたのです。

同社は技術革新を推進するために研究開発と人材投資に力を入れており、この点で他社よりも有利な立場にあります。

クラウドストライクは「働きがいのある会社」としても高い評価を受けています。

Fortuneが選ぶ「働きがいのある会社TOP100」に2年連続で選ばれ、従業員の96%が同社を高く評価しています。

過去5四半期には、同社への応募が687,000件を超えており、米国の8つの名門私立大学であるアイビーリーグの大学よりも厳しい合格率を誇っています。

クラウドストライクは、世界最高峰の人材を集め、最先端のサイバーセキュリティを提供しているのです。

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CrowdStrike(CRWD)投資判断とまとめ

CrowdStrikeは成長性が高く、将来的にもそのポジションを強化していく可能性が高いと考えられます。ただし、高いバリュエーションには注意が必要です。短期的な株価の変動に左右されず、長期的な視点で安定した成長が見込める企業として、CrowdStrikeへの投資は魅力的です。

クラウドストライクは、現代のサイバーセキュリティ市場において急速にその地位を確立しています。

2011年にジョージ・カーツ氏によって創立されたこの企業は、エンドポイントセキュリティを核として、クラウドベースのソリューションを提供しています。

クラウドストライクが提供するFalconプラットフォームは、インストールが容易で、即座に高い保護を実現します。

さらに、クラウドストライクは市場の成長に伴い、そのサービスをエンドポイントセキュリティからさらに多岐にわたるセキュリティ問題に拡張しています。

この戦略的な展開は、クラウドストライクの市場シェア拡大に大きく寄与しており、新規顧客獲得だけでなく既存顧客とのクロスセルによる収益の増加も見込まれます。

特に、企業がデジタル変革を進める中で、クラウドストライクのプラットフォームは多くの企業にとって不可欠な存在となっています。

サイバーセキュリティ市場分析によると、クラウドストライクの売上は今後も堅調に成長を続けると予想されています。

2024年の売上高は約22.4億ドルですが、現時点で1,000億ドルものアドレス可能な市場があります。さらに、この市場は、2028年に2,250億ドルへと倍以上の成長が予想されています。

CrowdStrikeには、大きな市場機会があり、成長余地は十分にあります。また、エンドポイント・セキュリティのリーダーであるため、今後も成長を続け、株価を押し上げると予想しています。

お読みいただき、ありがとうございました。

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