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今回は、Apple(AAPL)の銘柄紹介です。
AAPLは、世界で最も時価総額が大きい会社。
Appleは買いなの?
Appleの将来性は?
そんな疑問を解消できるように記事を書きました。
- ブランド価値が高く、競争優位性の高いビジネス。
- 利益率が高く、キャッシュフローは潤沢。強固なバランスシートを保有。
- 大規模な自社株買いを実施しており、株主還元に積極的な会社。
- 景気後退の影響を受けて、株価が下落する可能性はあるが、自社株買いの効果は高まる。
- 研究開発に積極的で、AR/VR、EV、AIなどの分野で、イノベーションを期待。
この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。
それでは、見ていきましょー!
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Apple(AAPL)事業内容

どんな会社?
Appleは、世界で最も有名なブランドの1つ。高品質、美しいデザイン、素晴らしいエコシステムは人々を魅了しています。
売上高の多くは、iPhone、Mac、iPad、ウェアラブルデバイスのApple Watch、AirPodsなどから生み出されています。
2022年度の売上構成比がこちら。

これらハードウェアの利益率は、驚くほどの高さです!
2021年度のプロダクト・グロスマージンは、36.3%でした。
Appleは、製品の開発・設計・デザインを行い、生産を他社に委託します。
工場を持たない経営(ファブレス)であるため、設備投資が少なく高い利益率を実現しています。
近年は、サービス部門に力を入れており、その利益率は安定しています。
サービス収益は、安定した収益が見込め、利益率の高さが特徴です。
2022年度のサービス・グロスマージンは、71.7%でした。
こちらが、売上高に占めるサービス売上高の推移。

今後も、売上高の占めるサービス比率が高くなると予想しています。サービス会社としてのAppleに注目です♪
Apple(AAPL)将来性
高いグロスマージンにより、巨額の資金を研究開発費に費やすことが可能♪そして、多くのイノベーションを起こしています。
世界を変える大きなイノベーションに欠かせないのが研究開発費。
また、研究開発費は、他社との競争優位性を構築するために、なくてはならないものです。
直近1年間の研究開発費が200億ドルを超える企業は、世界に5社しかありません。(S&Pグローバルマーケットインテリジェンスのデータに基づく)
会社名 | 研究開発費 |
---|---|
アマゾン | $73.2B |
アルファベット | $39.5B |
メタプラットフォーム | $35.3B |
アップル | $27.7B |
マイクロソフト | $26.6B |
財務内容や従業員数を考慮した場合、Appleの研究開発費に占めるウェイトは、この5社の中でも非常に大きいものとなります。
今年のWWDC(毎年6月頃に行われるAppleのイベント)には、新製品であるAR/VRヘッドセットが発表される見通しです。
キャッシュフローは潤沢で、その多くを株主に還元しています。
2018年2月に、Appleはネットキャッシュを0にすると発表しました。
それ以降、大規模な自社株買いと増配を継続しています。
発行済み株式は、過去5年間で18%、過去10年間で37%も少なくなり、1株の価値を高めています。
Appleのキャッシュフローや強固なバランスシートを考慮すると、今後も積極的な自社株買いが期待できます。
Appleは、世界一の投資家であるウォーレン・バフェットが集中投資している銘柄です。詳しくは「【2023最新】ウォーレン・バフェット率いるバークシャーのポートフォリオ!集中投資5銘柄を解説!」をご覧ください。
Apple(AAPL)株価チャート・株価推移
過去10年間の株式と配当を合わせたトータルリターンは+979.14%。
過去10年間の株価推移がこちら。

株式市場が低迷した時のAAPL株の下落率をまとめました。
イベント | 下落率 |
---|---|
2008年リーマンショック | -61.52% |
2018年米金融引き締め | -39.18% |
2020年コロナショック | -35.15% |
2022年米金融引き締め | -32.13% |
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Apple(AAPL)業績(売上高・利益・キャッシュフロー)推移
売上高

売上高成長率

売上高成長率(アナリスト予想)
会計年度 | 売上高成長率(YoY) |
---|---|
2023年度 | -1.5% |
2024年度 | +6.7% |
営業利益(GAAP)

営業利益率(GAAP)

EPS(GAAP)

EPS成長率(GAAP)

営業キャッシュフロー

投資キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

フリーキャッシュフローマージン

Appleは、新型コロナの恩恵を受けた銘柄です。
現在は、その反動とマクロ経済の不確実性のため、マイナス成長となる見通しです。
また、Appleは、売上高の43%をアメリカであげ、57%を米国外であげているため、
現在のように米ドル高が続くと業績の下振れ要因、これから米ドル安となれば業績の上振れ要因となります。
Apple(AAPL)株主還元(配当・自株買い)推移
1株あたり配当

配当利回り | 0.6% |
配当成長(5年) | 7.9% |
配当性向 | 15.6% |
増配年数 | 11年 |
自社株買い

自社株買い利回り | 3.9% |
自社株買いと配当を合わせた株主還元利回りは4%を超えています。
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Apple(AAPL)資本効率(ROE)推移
ROE

Appleのビジネスは、少ない資本で、大きな利益を生み出します。
Appleの資本効率の高さは、S&P500企業の中でも上位5%に入ります。
Appleのように、ブランド価値が高く、無形資産による競争優位性のある企業は、ROEが高い傾向にあります。
無形資産による競争優位性については、「【書評】『千年投資の公理』売られすぎの優良企業を買う」で詳しく解説しています。
Apple(AAPL)決算
売上高の予想と結果
決算日 | 結果 | 対予想 | ○× |
---|---|---|---|
23/2/2 | 117.2B | -4.5B | × |
22/10/27 | 90.1B | +1.4B | ○ |
22/07/28 | 83.0B | -0.01B | × |
22/04/28 | 97.3B | +3.3B | ○ |
21/01/27 | 123.9B | +5.4B | ○ |
21/10/28 | 83.4B | -1.6B | × |
21/07/27 | 81.4B | +8.1B | ○ |
21/04/28 | 89.6B | +12.3B | ○ |
EPS予想と結果
決算日 | 結果 | 予想対比 | ○× |
---|---|---|---|
23/2/2 | 1.88 | -0.07 | × |
22/10/27 | 1.29 | +0.02 | ○ |
22/07/28 | 1.20 | +0.04 | ○ |
22/04/28 | 1.52 | +0.09 | ○ |
21/01/27 | 2.10 | +0.21 | ○ |
21/10/28 | 1.24 | +0.00 | ○ |
21/07/27 | 1.30 | +0.29 | ○ |
21/04/28 | 1.40 | +0.41 | ○ |
売上高

売上高成長率(YoY)

EPS

EPS成長率(YoY)

Apple(AAPL)バリュエーション(PER)推移
実績PER

過去10年平均 | 18.8倍 |
過去5年平均 | 23.8倍 |
PER(LTM) | 24.8倍 |
PER(NTM) | 25.2倍 |
PERでみたバリュエーションは、やや割高感があります。
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Apple(AAPL)投資リスク
会社側は、アニュアルレポートの中で、
- マクロ経済の悪化
- 新型コロナの悪影響
- 地政学リスク
を挙げています。
Appleのビジネスは、中国の影響を大きく受けます。
2022年度については、中国のロックダウンによるサプライチェーンの乱れが業績を押し下げました。
Appleは、インドで生産比率を高めるなど、中国依存を低減しようとしていますが、
地政学リスクについては、注視する必要があります。
Apple(AAPL)今後の株価見通し
短期的には厳しいものの、長期的には安定したキャッシュフローと強力な株主還元により、今後も株価の上昇が期待できます。
現在のマクロ経済環境は、Appleにとって厳しい環境です。
インフレや景気後退への不安から、消費者の購買意欲は低下しています。
Appleの製品は高価であるため、景気後退が深刻化した場合、業績に大きな影響を与えるでしょう。
しかし、ファブレス経営でブランド価値の高いAppleは、利益率が高く、強固なバランスシートを保有しています。
そのため、赤字転落しにくく、不況を乗り越えることができる会社だと信じています。
また、一時的に株価が安くなった場合、自社株買いの効果は高まります。
研究開発にも力を入れており、メタバースやEV、人工知能の分野でもイノベーションを起こしてくれることを期待しています。
時価総額で世界No.1のAppleですが、Appleにとって最高の日は、まだまだ先にあると思っています。
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Apple(AAPL)株の買い方
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最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
最後に、関連記事を紹介。
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