米国株

Apple(AAPL)今後の株価見通し!事業内容や決算データを分析!

モモ

モモです。米国株の投資情報を、ブログやtwitterで発信しています♪

モモ

今回は、Apple(AAPL)の銘柄紹介です。

モエ

AAPLは、世界で最も時価総額が大きい会社。

Appleは買いなの?

Appleの将来性は?

モモ

そんな疑問を解消できるように記事を書きました。

  • ブランド価値が高く、競争優位性の高いビジネス。
  • 利益率が高く、キャッシュフローは潤沢。強固なバランスシートを保有。
  • 大規模な自社株買いを実施しており、株主還元に積極的な会社。
  • 景気後退の影響を受けて、株価が下落する可能性はあるが、自社株買いの効果は高まる。
  • 研究開発に積極的で、AR/VR、EV、AIなどの分野で、イノベーションを期待。
モエ

この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。

ホームページ:事業内容・将来性
10K:財務データ・投資リスク
サクソバンク証券:株価チャート
Finbox:財務データ・バリュエーション

モエ

それでは、見ていきましょー!

米国株投資情報アプリ

当ブログと提携しているmoomooでは、スマホでサクッと銘柄分析したり、機関投資家の動向を確認したり、日本語に翻訳された海外ニュースを読むことができます。

\1分で登録できる/

moomooについて詳しく知りたい方は、「【無料】米国株投資情報アプリ「moomoo」が優秀過ぎる!」をチェックしてください。

Apple(AAPL)事業内容

どんな会社?

Appleは、世界で最も有名なブランドの1つ。高品質、美しいデザイン、素晴らしいエコシステムは人々を魅了しています。

売上高の多くは、iPhone、Mac、iPad、ウェアラブルデバイスのApple Watch、AirPodsなどから生み出されています。

2022年度の売上構成比がこちら。

これらハードウェアの利益率は、驚くほどの高さです!

2021年度のプロダクト・グロスマージンは、36.3%でした。

Appleは、製品の開発・設計・デザインを行い、生産を他社に委託します。

工場を持たない経営(ファブレス)であるため、設備投資が少なく高い利益率を実現しています。

近年は、サービス部門に力を入れており、その利益率は安定しています。

サービス収益は、安定した収益が見込め利益率の高さが特徴です。

2022年度のサービス・グロスマージンは、71.7%でした。

こちらが、売上高に占めるサービス売上高の推移。

今後も、売上高の占めるサービス比率が高くなると予想しています。サービス会社としてのAppleに注目です♪

Apple(AAPL)将来性

高いグロスマージンにより、巨額の資金を研究開発費に費やすことが可能♪そして、多くのイノベーションを起こしています。

世界を変える大きなイノベーションに欠かせないのが研究開発費

また、研究開発費は、他社との競争優位性を構築するために、なくてはならないものです。

直近1年間の研究開発費が200億ドルを超える企業は、世界に5社しかありません。(S&Pグローバルマーケットインテリジェンスのデータに基づく)

会社名研究開発費
アマゾン$73.2B
アルファベット$39.5B
メタプラットフォーム$35.3B
アップル$27.7B
マイクロソフト$26.6B

財務内容や従業員数を考慮した場合、Appleの研究開発費に占めるウェイトは、この5社の中でも非常に大きいものとなります。

今年のWWDC(毎年6月頃に行われるAppleのイベント)には、新製品であるAR/VRヘッドセットが発表される見通しです。

キャッシュフローは潤沢で、その多くを株主に還元しています。

2018年2月に、Appleはネットキャッシュを0にすると発表しました。

それ以降、大規模な自社株買いと増配を継続しています。

発行済み株式は、過去5年間で18%、過去10年間で37%も少なくなり、1株の価値を高めています。

Appleのキャッシュフローや強固なバランスシートを考慮すると、今後も積極的な自社株買いが期待できます。

Appleは、世界一の投資家であるウォーレン・バフェットが集中投資している銘柄です。詳しくは「【2023最新】ウォーレン・バフェット率いるバークシャーのポートフォリオ!集中投資5銘柄を解説!」をご覧ください。

Apple(AAPL)株価チャート・株価推移

過去10年間の株式と配当を合わせたトータルリターンは+979.14%。

過去10年間の株価推移がこちら。

株式市場が低迷した時のAAPL株の下落率をまとめました。

イベント下落率
2008年リーマンショック-61.52%
2018年米金融引き締め-39.18%
2020年コロナショック-35.15%
2022年米金融引き締め-32.13%

高機能取引ツールが無料

株価チャートはサクソバンク証券から引用しています。
サクソバンク証券の評判や口コミについて知りたい方は、『サクソバンク証券の評判・口コミをもとにデメリット2つとメリット5つを解説!』をチェックして下さい。

Apple(AAPL)業績(売上高・利益・キャッシュフロー)推移

売上高

売上高成長率

売上高成長率(アナリスト予想)

会計年度売上高成長率(YoY)
2023年度-1.5%
2024年度+6.7%

営業利益(GAAP)

営業利益率(GAAP)

EPS(GAAP)

EPS成長率(GAAP)

営業キャッシュフロー

投資キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

フリーキャッシュフローマージン

Appleは、新型コロナの恩恵を受けた銘柄です。

現在は、その反動マクロ経済の不確実性のため、マイナス成長となる見通しです。

また、Appleは、売上高の43%をアメリカであげ、57%を米国外であげているため、

現在のように米ドル高が続くと業績の下振れ要因これから米ドル安となれば業績の上振れ要因となります。

Apple(AAPL)株主還元(配当・自株買い)推移

1株あたり配当

配当利回り0.6%
配当成長(5年)7.9%
配当性向15.6%
増配年数11年

自社株買い

自社株買い利回り3.9%

自社株買いと配当を合わせた株主還元利回りは4%を超えています。

当ブログと提携しているOxford Clubは、高配当株の投資情報を提供しています。

今なら特別レポート「永久に持っておきたい6つの高配当株」を無料で読むことができます。

Apple(AAPL)資本効率(ROE)推移

ROE

Appleのビジネスは、少ない資本大きな利益を生み出します

Appleの本効率の高さは、S&P500企業の中でも上位5%に入ります。

Appleのように、ブランド価値が高く、無形資産による競争優位性のある企業は、ROEが高い傾向にあります。

無形資産による競争優位性については、「【書評】『千年投資の公理』売られすぎの優良企業を買う」で詳しく解説しています。

Apple(AAPL)決算

売上高の予想と結果

決算日結果対予想○×
23/2/2117.2B-4.5B×
22/10/2790.1B+1.4B
22/07/2883.0B-0.01B×
22/04/2897.3B+3.3B
21/01/27123.9B+5.4B
21/10/2883.4B-1.6B×
21/07/2781.4B+8.1B
21/04/2889.6B+12.3B

EPS予想と結果

決算日結果予想対比○×
23/2/21.88-0.07×
22/10/271.29+0.02
22/07/281.20+0.04
22/04/281.52+0.09
21/01/272.10+0.21
21/10/281.24+0.00
21/07/271.30+0.29
21/04/281.40+0.41

売上高

売上高成長率(YoY)

EPS

EPS成長率(YoY)

Apple(AAPL)バリュエーション(PER)推移

実績PER

過去10年平均18.8倍
過去5年平均23.8倍
PER(LTM)24.8倍
PER(NTM)25.2倍

PERでみたバリュエーションは、やや割高感があります。

当ブログと提携しているOxford Clubは、グロース株の投資情報を提供してくれます。

今なら特別レポート「株価10倍が狙える米国イノベーション株3銘柄」を無料で読むことができます。

Apple(AAPL)投資リスク

会社側は、アニュアルレポートの中で、

  • マクロ経済の悪化
  • 新型コロナの悪影響
  • 地政学リスク

を挙げています。

Appleのビジネスは、中国の影響を大きく受けます。

2022年度については、中国のロックダウンによるサプライチェーンの乱れが業績を押し下げました。

Appleは、インドで生産比率を高めるなど、中国依存を低減しようとしていますが、

地政学リスクについては、注視する必要があります。

Apple(AAPL)今後の株価見通し

短期的には厳しいものの、長期的には安定したキャッシュフローと強力な株主還元により、今後も株価の上昇が期待できます。

現在のマクロ経済環境は、Appleにとって厳しい環境です。

インフレや景気後退への不安から、消費者の購買意欲は低下しています。

Appleの製品は高価であるため、景気後退が深刻化した場合、業績に大きな影響を与えるでしょう。

しかし、ファブレス経営でブランド価値の高いAppleは、利益率が高く強固なバランスシートを保有しています。

そのため、赤字転落しにくく不況を乗り越えることができる会社だと信じています。

また、一時的に株価が安くなった場合、自社株買いの効果は高まります。

研究開発にも力を入れており、メタバースやEV、人工知能の分野でもイノベーションを起こしてくれることを期待しています。

時価総額で世界No.1のAppleですが、Appleにとって最高の日は、まだまだ先にあると思っています。

米国株投資情報アプリ

当ブログと提携しているmoomooでは、スマホでサクッと銘柄分析したり、機関投資家の動向を確認したり、日本語に翻訳された海外ニュースを読むことができます。

\1分で登録できる/

moomooについて詳しく知りたい方は、「【無料】米国株投資情報アプリ「moomoo」が優秀過ぎる!」をチェックしてください。

Apple(AAPL)株の買い方

マネックス証券:為替手数料0円!

SBI証券や楽天証券で米国株を買う場合、為替手数料がかかります。

しかし、マネックス証券は米国株に力を入れているため、為替手数料が無料になるキャンペーンを長期で実施してくれています。

また、米国株の投資情報が豊富で、口座開設をするだけで投資情報を入手することができます。

米国株の投資に最適

マネックス証券の評判や口コミについて知りたい方は、『マネックス証券の評判・口コミをもとにデメリット2つとメリット5つを解説!』をチェックしてください。

サクソバンク証券:高機能な投資ツールが無料!海外株の取扱銘柄数が多い!

サクソバンク証券で口座開設をすると、高機能な取引ツールを無料で使うことができます。

特に株価チャートは、見やすく、機能が豊富なので愛用しています。

ブログ記事のチャートは、サクソバンク証券の株価チャートを引用しています。

また、大手ネット証券と比べて、海外株の取扱銘柄数が多く、米国株の取引手数料が低いなど多くのメリットがあります。

高機能取引ツールが無料

サクソバンク証券の評判や口コミについて知りたい方は、『サクソバンク証券の評判・口コミをもとにデメリット2つとメリット5つを解説!』をチェックしてください。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

最後に、関連記事を紹介。

Appleは、2023年最新版おすすめ米国株の一つです。こちらの記事では、Appleのように長期で保有できる銘柄を、紹介しています。

Appleは、世界一の投資家バフェットも投資している銘柄です。バフェットのポートフォリオを紹介しています。

Appleは、ブランド価値が高く、競争優位性の高いビジネスを保有しています。競争優位性について学ぶのは、「千年投資の公理」がおすすめです。

公式LINEアカウント!

モモの株式投資を、より便利にご利用いただくために、LINEアカウントを開設しました。
LINEでは、記事の更新情報を確認したり、LINE限定記事を受け取ることができます。