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台湾セミコンダクター(TSM)今後の株価見通し!事業内容や決算データを分析!

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今回は、台湾セミコンダクター(TSM)の銘柄紹介です。

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TSMCは半導体の受託生産(ファウンドリ)で世界最大手の会社。

TSMCは買いなの?

TSMCの将来性は?

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そんな疑問を解消できるように記事を書きました。

  • 「半導体の受託生産」に特化したビジネスモデルが成功。圧倒的な市場シェアを獲得!
  • 高品質な半導体を安定供給することにより、顧客の信頼を獲得。製造業とは思えないほど高い営業利益率
  • AIやメタバースなど、あらゆるテクノロジーに半導体が必要。今後も半導体市場の成長が期待される。
  • 2023年度後半から収益貢献する新製品の需要が強く2024年度から高い成長を予想!
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この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。

ホームページ:事業内容・将来性
20F:財務データ・投資リスク
サクソバンク証券:株価チャート
Finbox:財務データ・バリュエーション

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それでは、見ていきましょー!

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台湾セミコンダクター(TSM)事業内容

どんな会社?

TSMCは、「半導体の受託生産」に特化した会社。高い技術力で、世界シェアは圧倒的トップ!

TSMCは、1987年にモリス・チャンによって設立されました。

当時の半導体業界は、半導体の設計から製造・販売まで全て自社で行う垂直統合型が一般的でした。

しかし、モリス・チャンは、「半導体の受託生産のみを行う」という新しいビジネスアイディアを実行。これが、シリコンバレーのスタートアップに受け入れられたのです。

エヌビディア、AMD、クアルコムのような半導体の設計に特化した会社(ファアブレス)からすると、自社で工場をもつ必要がないので、少ない資本で大きな利益を上げることができます。

ファウンドリとファブレスの分離が進み、TSMCの市場シェアは拡大。

2021年にTSMCは、半導体ファウンドリ市場で、52.8%ものシェアを獲得しました。

最も近い競合であるサムスンの市場シェアは、17.5%しかありません。

分野別売上高

TSMCは、最先端半導体に強みを持ち、多くの利益を上げています。

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2022年度のテクノロジー別売上高がこちら。

2022年度売上高の53%が、最先端半導体である7nm、5nmによるものでした。

また、3nmの製造にも成功しており、2023年度3Qから収益貢献する予定です。

微細化された半導体を作るのは難しく、
業界4位のグローバル・ファウンドリーズ(GFS)は、2018年に7nmの開発を中止しています。

また、TSMCは、歩留率が高く高品質な半導体を、納期に合わせ安定供給しています。

それが、多くのファブレスメーカーから信頼を勝ち取っています。

そのため、TSMCの営業利益率は50%で、製造業とは思えないほど高い利益率を実現しています。

TSMCの半導体の多くは、スマートフォンやハイ・パフォーマンス・コンピューティングで使用されています。

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2022年度の用途別売上高がこちら。

アップル(AAPL)のような顧客にとって、TSMCは唯一の選択肢です。

アップルは、iPhoneやMacに自社開発したチップを使用して、高いパフォーマンスを実現していますが、
TSMCの技術力に支えられている部分が大きいのです。

2022年10月には、アップルがTSMCの値上げ要求に了承したことが報じられました。

TSMCは、アップルに値上げ要求できるほど、価格決定力のある会社。

台湾セミコンダクター(TSM)将来性

半導体市場の成長と共に、業績の拡大が期待されます。

半導体は、クラウド、AI、メタバースなど、あらゆるテクノロジーに必要不可欠です。

世界で生産される半導体は、指数関数的に増加してきましたが、今後もその流れは続くでしょう。

世界のファウンドリ市場は、2022年から2028年にかけて年平均8%成長すると予想されています。

競合他社と比べて、高い技術力と利益率を持つTSMCのビジネスは、参入障壁が高いため、今後もシェア拡大が期待されます。

台湾セミコンダクター(TSM)株価チャート・株価推移

過去10年で株価は、5.3倍になりました。

過去10年間の株価推移がこちら。

株式市場が低迷した時のTSMC株の下落率を表にしました。

イベント下落率
2018年米金融引き締め-26.5%
2020年コロナショック-29.6%
2022年米金融引き締め-59.0%

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株価チャートはサクソバンク証券から引用しています。
サクソバンク証券の評判や口コミについて知りたい方は、『サクソバンク証券の評判・口コミをもとにデメリット2つとメリット5つを解説!』をチェックして下さい。

台湾セミコンダクター(TSM)業績(売上高・利益・キャッシュフロー)推移

売上高

売上高成長率(YoY)

営業利益(GAAP)

営業利益率(GAAP)

EPS(GAAP)

EPS成長率(GAAP)

営業キャッシュフロー

投資キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

フリーキャッシュフローマージン

過去10年間の売上高成長率は、ファウンドリ市場の成長率を上回っており、市場シェアを拡大してきました。

また、利益率が高いため、1997年の上場以来、赤字転落したことがありません。

台湾セミコンダクター(TSM)株主還元(配当・自株買い)推移

配当

配当利回り1.5%
配当性向28.1%

自社株買い

自社株買い利回り0.0%

自社株買いについては、ほとんど実施していません。

2004年から配当の支払いをしており、1株あたり配当を減額したことはありません。

台湾セミコンダクター(TSM)資本効率(ROE)推移

ROE

台湾セミコンダクター(TSM)決算

EPS予想と結果

決算日結果予想対比○×
23/01/121.82+0.07
22/10/131.79+0.11
22/07/141.55+0.05
22/04/141.40+0.09
22/01/131.15+0.03
22/10/141.07+0.04
21/07/150.93+0.01
21/04/150.96+0.03

売上高の予想と結果

決算日結果対予想○×
23/01/12625.5B-10.85B×
22/10/13613.1B+4.8B
22/07/14534.1B+9.8B
22/04/14491.1B+19.6B
22/01/13438.2B+2.1B
22/10/14414.7B+1.2B
21/07/15372.1B-77.5B×
21/04/15362.4B+1.6B

2023年1月12日の決算発表では、
TSMC史上最高の業績を発表しました。

しかし、2023年度については、減速する見通しです。

これは、エンドマーケットの需要低下
顧客の在庫調整によるものです。

競合他社に市場シェアを取られているわけではないこと、2023年度3Qから収益貢献する3ナノチップの需要が強いことから、2024年度には高い成長を取り戻すと考えています。

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アナリストが予想するTSMCの売上高成長率がこちら。

会計年度売上高成長率(YoY)
2023年度-0.30%
2024年度22.00%

台湾セミコンダクター(TSM)バリュエーション(PER)推移

実績PER

過去10年平均18.4倍
過去5年平均21.6倍
予想PER(LTM)12.8倍
予想PER(NTM)15.0倍

PERで見たバリュエーションは、過去10年間で最低水準にあります。

台湾セミコンダクター(TSM)投資リスク

台湾有事や米中摩擦など地政学リスクを抱えています。

TSMCは、アメリカのアリゾナ州や熊本県に工場を建設することを発表しています。

これにより、製造拠点の分散化を図っています。

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台湾セミコンダクター(TSM)今後の株価見通し

高品質で最先端半導体を、安定して供給するビジネスは、他社が真似できない競争優位性です。

また、半導体の工場建設費は、数百億ドルにもなります。

そのため、高いシェアで多くの利益をあげ、それを新たな設備投資に回すことにより、TSMCは参入障壁を形成しています。

最先端半導体の需要は強く、3ナノチップが2023年度Q3から収益貢献することも期待されています。

地政学リスクはありますが、バリュエーションに割高感はありません。

半導体は、AIやメタバースなど、あらゆるテクノロジーの発展に必要です。ヒトの生活を豊かにするために必要不可欠な会社と言っても過言ではないでしょう。

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台湾セミコンダクター(TSM)株の買い方

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