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【BAC】バンク・オブ・アメリカの投資判断は?

モモ

最近、銀行株への投資を増やしています。

今回は、わたしが投資を検討しているバンク・オブ・アメリカについて語ります。

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バンク・オブ・アメリカってどんな会社?

1904年にバンク・オブ・イタリーとして創立。

当初はイタリア系の移民を主な顧客としてカリフォルニア州サンフランシスコで営業を行っていました。

その後、買収を重ねることによって大きくなり、現在の時価総額はアメリカ3番目に大きい銀行となりました。

この巨大な銀行は、リーマンショックで大きな損失を生んでしまいました

2008年に住宅ローン会社を買収しましたが、サブプライムローンにより大きな債務を負うことに。

2009年には、破綻寸前のメリルリンチを簿価の1.4倍で買収してしまい大幅な損失を計上。

サブプライムローンの不正取引による訴訟費用も収益を圧迫させる要因でした。

そんなバンク・オブ・アメリカでしたが、2014年にサブプライムローンの不正取引の和解が成立

リーマンショックで発生した不良債権の処理が終わってからは、堅実な経営に移行し業績は安定しました。

バンク・オブ・アメリカに投資する3つの魅力

テクノロジーの力で経営効率化

近年、バンク・オブ・アメリカは、競争力を高めるためにテクノロジー投資に力を入れています。

モバイルバンキングを普及させ、不採算店舗やATMを次々に閉鎖し、コストカット

モバイルバンキングは、若い顧客の取り込みにも成功しました。

下の表は、2016年~2019年までの間で、バンク・オブ・アメリカがどこで利益をあげたかを表すグラフです。

一番、左側のグラフを見て頂ければと思います。

「Consumer Banking」というのは、預金や融資など消費者向けの銀行業務をおこなうセグメントです。

この部分の利益が大きく伸びています。

もともとバンク・オブ・アメリカは、アメリカで高いシェアを持っていたためコスト削減をすればするほど利益が大きくなる仕組みなのです。

これらの取り組みによりバンク・オブ・アメリカは、近年ではEPS(1株当たり利益)を最も押し上げた銀行の一つとなりました。

2015年から直近の決算までEPSは2倍以上に上昇しています。

驚異的な株主還元

バンク・オブ・アメリカは、2019年に利益の全てを株主に還元しました。

下の図は、バンク・オブ・アメリカの配当と自社株買いの額を表しています。

配当についてですが、2019年のEPS(1株あたり利益)2.75ドルに対して、1株あたり0.66ドルの配当を支払っています。

配当性向は24%で、長期的には増配が期待されます。

自社株買いについても積極的で、2015年から現在まで発行済株式数を16%減らしました。

コロナショックで株価は割安

バンク・オブ・アメリカの株価は、今年に入って大きく下落しています。

年初来で、最大40%以上下落しており、市場平均や金融セクターの中でも大きな下落率となっています。

これは、バンク・オブ・アメリカの売上高のうち半分以上を「純受取利息」(利ザヤ)が占めているためです。

今後、FRBの低金利政策や、米政府が借り手支援に向け、銀行に利息免除や手数料免除、さらに債務支払い中止を命じないとも限りません。

業績の下方修正や減配のリスクはありますが、現在の株価20.03ドル(2020/4/6)で計算した場合の予想PER7.4倍予想配当利回り3.5%は非常に魅力的な水準です。

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バンク・オブ・アメリカの投資判断

わたしのバンク・オブ・アメリカに対する投資判断は買いです。

 

株式の大幅な下落のおかげで、配当利回りは、10年の間で最も魅力的な水準となりました。

 

2008年のリーマンショックの際には、リスクの高い投資や成長戦略で苦戦した時期もありましたが、経営の効率化により長期で事業を継続していける土台ができています。

 

会社の体力を表す自己資本(資産-負債)については、2008年のリーマンショック時と比べ1.5倍程度増加しています。

 

コロナショックが収束し、金利が正常化すれば高いリターンが見込めます。

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バンク・オブ・アメリカはバフェットのポートフォリオで2番目に多く組入れられえています(19年末)。

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