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【米国株 銘柄分析】アンシス(ANSS)への投資 | 業績 | 配当 | 自社株買い | 決算データまとめ











モモ(@momoblog0214 )です!

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モモ

今回は、アンシス(ANSS)の2010年度~2019年度の決算データをまとめました。

証券会社と銀行で働いていた私が投資判断をする際にチェックするポイントを中心にまとめています。

モエ

データソースは、こちらです。



アンシス(ANSS) 基本データ

基本情報

会社名ANSYS, Inc.
ティッカーANSS
本社ペンシルベニア州
決算12月
セクター情報技術
設立1970年

事業内容

アンシスは、エンジニアリングシミュレーション・ソフトウェアの会社です。

製品を開発するにあたって、デジタル空間で様々なシミュレーションを行います。

モエ

コチラの動画は、アンシスのサービスで自動運転のシミュレーションを行っている様子です。

アンシスのサービスは、現実世界での試運転や実験、テストなどの回数を減らすことで、市場投入時間の短縮やコスト削減を実現しています。

アンシスは、デジタル空間で、現実世界を再現する技術に優れている会社なのです。

この技術を『デジタルツイン』と言います。

デジタルツインは、国家の運営やスポーツにも取り入れられ急拡大している市場です。

アンシスの技術力は高く世界には数万の顧客がいます。

アンシスは、デジタルツイン関連銘柄の中心的存在といえます。

モモ

デジタルツインについては、こちらの記事をご覧ください♪デジタルツインはアメリカの調査会社ガートナーが戦略的テクノロジー トレンドTOP10の一つとしています。

株価チャート

アンシスの過去10年間の株価は、市場平均を大きく上回っています。

アンシス(ANSS) 業績

売上高・営業利益

アンシスは売上高を伸ばしている成長企業で、1970年に設立された老舗企業とは思えません。

これは、アンシスが得意とするデジタルツインの市場が急速に成長しているためです。

デジタルツイン市場は、2025年までに現在の9倍以上になると言われています。

また、アンシスは、これまで積極的な企業買収により業績を拡大してきました。

2019年度だけで5社の企業を買収しています。

また、2018年度に自動運転ソリューションを強化するために光学シミュレーションのOPTIS社を買収しました。

営業利益率

本業の儲けを表す営業利益率は、30%台と非常に高く、しかも長期で安定しています。

これは、アンシスのシミュレーションソフトウェアがエンジニアにとって非常に使いやすく、シェアが圧倒的に高いためです。

エンジニアからすれば使い慣れたサービスをコロコロ変えられると仕事がしづらいためアンシスのようなサービスは一度採用されると長期で利用される傾向にあります。

これは、参入障壁が非常に高いということを表しています。

EPS(1株当たり利益)

BPS(1株当たり純資産)

会社の体力を表す純資産を順調に積み上げています。

アンシスは、2018年度まで無借金で経営をしており、強固なバランスシートを保有しています。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローのほとんどが、フリーキャッシュフローになっており、経営効率の高い企業であるということが分かります。

アンシス(ANSS) 株主還元

1株あたり配当

アンシスは配当の支払いをしていません。

自社株買い

アンシスは、近年、自社株買いを実施しています。

10年で発行済株数の8%を減らしました。

アンシスは、2020年5月の投資家向けプレゼンテーションの中で、今後も企業買収を行っていく方針を発表しています。

そのため自社株買いよりも企業買収で手元の現金を使っていく可能性が高いと考えます。

これは、配当や自社株買いで投資家にお金を返すより、事業拡大にお金を使った方が良いという経営陣の判断でしょう。

アンシス(ANSS) バリュエーション

PER(株価収益率)

過去5年間の平均PERは41.04倍

2020/6/13時点のPERは57.01倍

PBR(株価純資産倍率)

過去5年間の平均PBRは5.08倍

2020/6/13時点のPBRは7.07倍

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

過去5年間の平均PCFRは30.56倍

2020/6/13時点のPCFRは47.39倍





銘柄分析 コメント

成長企業であるためバリュエーションに割安感はありません。

しかし、アンシスの株価が今後も中長期に期待する可能性は十分あると考えています。

ポイント
  • 高い競争優位性
  • 安定した業績
  • 市場が大きく成長

高い競争優位性

アンシスのサービスは非常に使いやすく、世界の顧客から85.9%の満足度評価を得ています。

また、アンシスは、最も近い同業他社の2倍の規模があり、シミュレーション分野では世界NO.1カンパニーです。

顧客の中には、ワールドクラスの会社も多く、世界最大の半導体メーカーである台湾セミコンダクター(TSMC)や、世界最大の消費財メーカーであるP&G(PG)などがアンシスの顧客となっています。

日本でも、トヨタ自動車(7203)デンソー(6902)パナソニック(6752)などの日本を代表する大手企業がアンシスのサービスを利用しています。

2020年度第1四半期には、FA空圧制御機器で世界首位のSMC(6273)と数千万円単位の契約を新たに結んだことを発表ており、アンシスの顧客は世界で増え続けています。

2019年12月には、マイクロソフト(MSFT)とアンシスが提携して、デジタルツインのサービスを提供することを発表しました。

この提携に関して、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO自ら、デジタルツイン市場の将来性や重要性についてコメントを発表しています。

アンシスとマイクロソフトの提供するAnsys Cloudがデジタルツインの市場の顧客を、どれだけ獲得していくかが期待されています。

安定した業績

アンシスの収益の81%は、リースやメンテナンスの収入です。

これらの収入は予測が可能で安定的な収益源となります。

アンシスはリーマンショックの際に、赤字転落しなかった実績もあります。

現金を生み出す力が高く、強固なバランスシートを保有しており、不況に対して強い会社だと言えます。

不況下では、競合他社が弱体化する中、市場シェアを高めたり企業買収が期待されます。

市場自体が大きく成長

デジタルツインは今後あらゆる場面で活躍が見込まれます。

アンシスは、IOT関連株であり、自動運転関連株であり、5G関連株でもあります。

それぞれの市場の成長性は、説明するまでもありません。

既にアンシスは、世界の人々の生活を便利にするためになくてはならない会社です。

マイクロソフトの提携は始まったばかり

アンシスには他にも強力なたくさんのパートナー企業がいます。

市場の拡大とともに、業績が今後も大きく成長すると予想します。

モモ

アンシスのような日本人があまり知らない優良銘柄を今後も見つけていきたい♪

モエ

日本人にあまり聞き馴染みのない会社の記事はこちら♪