わたしは、2020年3月からアメリカの銀行株への投資を始めました。
Twitterで銀行株について、つぶやいていると質問を頂きまいた。
質問の内容が、こちら。
金融機関は収益の源泉の低金利が直接的に大打撃になりやすいと思います。今後FRBも金利上げにくいと思い、ローン等がメイン収益であればなかなかにアゲインストな気もするのですが、その辺りはどのようにお考えでしょうか??
— ローター神@名前変えてみたヨ! (@lothargod) April 22, 2020
たしかに『アメリカは低金利だから、銀行が利益をあげるのは難しいのでは?』というのは、ごく当然の疑問ですね。
Twitterでも簡単に回答しましたが、今回はブログで回答したいと思います。(Twitterは140文字しか書けないので。。)
今回の記事を読んで頂くと、低金利環境下で銀行が、どのように利益をあげるのか?なぜ、銀行株に期待しているのかが分かります。
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低金利でも銀行は利益をあげていた
今回のコロナショックでアメリカの政策金利は、0~0.25%となりました。
まず、確認しておきたいのが過去の経験則です。
アメリカが0金利になったのは今回が初めてではないからです。
リーマンショックが起きた2008年から2016年まで、アメリカは0金利だったのです。
この間の、わたしが投資しているウェルズ・ファーゴ(WFC)とJPモルガン・チェース(JPM)の業績が、下の図になります。
2社とも赤字転落することなく利益を上げています。
また、マイナス金利になっている日本ですが、
三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
三井住友フィナンシャルグループ(8316)
みずほフィナンシャルグループ(8411)
の2018年度から2019年度の業績は、黒字です。
銀行は低金利どころかマイナス金利でも利益をあげることができたのです。
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低金利でも利益をあげることができる理由
銀行の収益は多様化
金融業界では垣根がなくなっており、銀行でも投資商品やクレジットカード、保険、リースなどの販売ができます。
そして、これらの販売ができるだけではなく、銀行はこれらを販売するのに有利なポジションにあります。
それは、膨大な顧客の預金や貸金のデータを保有しているからです。
例えば、過去にクレジットカードの利用履歴がある顧客に対して、有利なクレジットカードを提案したり、
顧客の預金が少なくなった時に、インターネットバンキングでカードローンの案内をしたり、
支店の窓口に子供の口座をつくりにきた人に対して学資保険を販売したり、
定期の満期がきた顧客に投資商品を販売したり、
様々なクロスセルが狙えるのです。
ウェルズ・ファーゴIRサイトで2019年度の業績を確認したところ、
投資商品で140億ドル、クレジットカードで40億ドルの手数料を稼いでいました。
それに対して住宅ローンの収入は27億ドルしかありませんでした。
銀行では、常に預金や融資以外でお金を稼ぐ方法を考えているのです。
経済対策PPPが追い風
新型コロナウイルスの影響を受けて、アメリカ政府は経済対策として、PPP(Paycheck Protection Program)を発表しました。
これは、アメリカの中小企業が従業員の雇用を維持するために、銀行を通じてお金を借りることができる制度です。
この融資はアメリカ政府の保証がつきます。
つまり銀行はノーリスクでお金を貸すことができるのです。
そして銀行は金利収入を得ることができます。
社会のインフラでもある銀行の業績は経済に大きく影響します。
そのため政府は金利を下げるだけでなく、銀行にとって有利な施策も同時に行っているのです。
デジタル化で経費削減
利益を大きくする方法は、顧客から商品を獲得するだけではありません。
売上が同じであれば経費を削減することにより利益は大きくなります。
銀行はテクノロジーの力で経費を削減してきました。
例えば、ウェルズ・ファーゴのモバイル カスタマー ユーザーは3年前と比べ24%増加しています。
それによって、窓口とATMを16%減らし、支店の数を12%減らすことに成功しました。(ウェルズ・ファーゴIRサイト)
アメリカの大手銀行の利益率は高い水準を維持しています。
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銀行株への期待
銀行は低金利の環境下でも、利益をあげることができます。
私は、その利益を自社株買いと配当で株主還元してくれることを期待しています。
例えば、JPモルガン・チェースの場合、過去10年間の業績に目立った成長はありませんでした。
しかし、自社株買いを積極的に行うことにより、EPS(1株あたりの利益)は10年間で2.7倍にもなりました。
そして、予想配当利回りは3.7%と魅力的です。
コロナウイルスの影響で短期的には業績の悪化は避けられませんし、減配の可能性はあります。
しかし、長期では利益をあげ、株主に還元、最終的には株価の上昇や増配が期待できます。
わたしが期待している銀行株に関する記事はこちら。
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