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エヌビディア(NVDA)今後の株価見通し!事業内容や決算データを分析!

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モモ

今回は、人工知能(AI)向け半導体メーカーとして注目を集めているエヌビディアの銘柄分析です。

モモ

私は4年ほど前からエヌビディアがAI革命の中核企業になると予想し、投資を始めました。投資を開始してから株価は8.3倍に上昇しています。

モモ

YouTubeでもご覧いただけますので、こちらのリンクからアクセスしてください。

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「【米国株分析】エヌビディア(NVDA)今後の株価見通し!事業内容や決算データを分析!」

エヌビディアの将来性は?

エヌビディアは買いなの?

株価は割安なの?割高なの?

決算は良かったの?

モモ

このような疑問を解決できるように、動画を作りました。

この動画を見ていただくと、
投資初心者の方でも、エヌビディアのビジネスモデルを詳しく理解することができます。

また、業績の推移やバリュエーションを確認することにより、投資で大きな失敗をしにくくなります。

モモ

こちらが私のカンタンなプロフィールです。

プロフィール
  • 新卒で大手証券会社に就職
  • FP1級と簿記1級の資格を保有
  • ブログ月間ユーザー数 3万人超え
  • X(Twitter)フォロワー数 2万人超え
  • 株式投資歴17年の個人投資家
  • 現在の金融資産は約7,800万円

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モエ

この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。

ホームページ:事業内容・将来性
10K,10Q:財務データ・投資リスク
Finbox:財務データ・バリュエーション

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それでは、エヌビディアの銘柄分析を始めます。

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ブログ記事:【知らないと後悔】AIとEVの融合で起きるTaaS革命!その恩恵を受ける3銘柄とは?

エヌビディア(NVDA)会社概要

どんな会社?

まず始めに、エヌビディアが、どんな企業なのか概要がこちらです。

会社名NVIDIA Corporation
本社アメリカ カリフォルニア州
時価総額2兆5,500億ドル
CEOジェンスン・フアン
設立1993年4月5日
従業員数(2024年1月時点)29,600名

エヌビディアは、アメリカのカルフォルニア州に本社をおく半導体メーカーです。

1993年に設立され、当初はゲーム用のGPUを開発する会社としてスタートしました。

GPUは「画像処理装置」の略で、コンピュータグラフィックスの生成を専門にするプロセッサです。

エヌビディアの高性能なGPUは、ゲーム業界で大きな成功を収めましたが、その技術はそれだけにとどまりませんでした。

今日では、エヌビディアの技術は映画の特殊効果、医療画像処理、そして世界最強のスーパーコンピュータなど、さまざまな分野で利用されています。

特に注目すべきは、エヌビディアの技術がAI研究において重要な役割を果たしている点です。

エヌビディアのGPUはディープラーニングといったAI技術の基盤となり、自動運転車やロボット、デジタルツインなど、さまざまなテクノロジーを支えています。

2024年2月には、エヌビディアの時価総額が2兆ドルを超え、マイクロソフトやアップルと並ぶ世界有数の企業となりました。

世界で時価総額が2兆ドルを超えた企業は、マイクロソフト、アップル、エヌビディアの3社しか存在しません。

その中で、1兆ドルから2兆ドルに到達したスピードが最も速かったのがエヌビディアです。

そして、エヌビディアを世界一の革新的な企業に導いたのが、創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏です。

彼のリーダーシップとビジョンが、エヌビディアの成功を支えてきました。

アメリカの著名投資家ジム・クレイマーは、ジェンスン・フアンCEOを「現代のダ・ヴィンチ」と評価しており、彼が単なる未来予測にとどまらず、世界の産業構造そのものを変革するような大規模なビジョンを持っている点を高く評価しています。

このように、エヌビディアはその革新的な技術と多岐にわたる応用で、世界中の産業に変革をもたらしているのです。

エヌビディア(NVDA)事業内容

次は、事業内容を、くわしく見ていきましょう。

エヌビディアの事業は主に以下の4つのセグメントに分かれています。

  1. データセンター事業:
    このセグメントでは、クラウドサービスやハイパフォーマンスコンピューティング向けに特化したデータセンター用プロセッサ(GPU)や関連ソフトウェアを提供しています。
  2. ゲーミング事業:
    エヌビディアは、高品質なグラフィックスを提供するGPUとソフトウェアを通じて、優れたゲーム体験を提供しています。ゲーミング市場は、eスポーツの普及により拡大傾向にあり、エヌビディアはこの市場で重要な役割を担っています。
  3. プロフェッショナル・ビジュアライゼーション:
    デザイン、エンジニアリング、建築、メディア・エンターテインメントなど、様々な専門分野で必要とされる高度なグラフィックスソリューションを提供しています。
  4. 自動運転事業:
    自動運転車向けのAIコンピュータ、ソフトウェア、センサー、開発プラットフォームを提供しており、自動運転技術の進展に貢献しています。

製品別の売上高構成比と成長率

2024年度の売上高の構成比と成長率(前年比)は以下の通りです。

事業構成比成長率
Data Center78%+217%
Gaming17%+15%
Professional Visualization3%0%
Automotiven2%+21%
Total100%+126%

AI技術の進展に伴い、クラウドデータセンターへの需要が急増しています。このため、エヌビディアのデータセンター事業は大きく成長しました。特に、AI半導体の売り上げが好調です。

3年前、データセンター部門は、売上高全体の4割程度でしたが、現在は8割程度です。

生成AI向けGPUの需要が高まり、それがデータセンター部門の成長を後押ししています。

競合であるAMDのデータセンター売上と比べると雲泥の差があり、NVIDIAの需要がいかに強いかが見て取れます。

NVIDIAはAIワークロードを処理するように設計されたデータセンターチップで、90%の市場シェアを獲得しています。

最新のデータセンターチップは、あらゆる主要なクラウド・サービス・プロバイダー(Amazon、Microsoft、Google、Oracleなど)から人気があります。

NVIDIAのAIチップは、競合と比べて性能が良いだけではなく、ソフトウェアのエコシステムも充実しており、この点でも競合との差別化が図られています

特に、ネットワーキングに力を入れており、2024年度のネットワーキング年間売上高が130億ドルを超え前年の3倍に成長していることが明らかになりました。

ネットワーキングは、データセンターのデータ処理と通信の高速化につながります。

NVIDIAは2020年に、高性能ネットワーキング企業であるメラノックスを69億ドルで買収しました。

これにより、NVIDIAはハードウェアだけでなく、ネットワーキングのソフトウェアや技術も手掛けるようになり、より統合されたソリューションを提供できるようになりました。

現状、エヌビディアは顧客の需要を完全には満たせておらず、この需要は複数年にわたって継続すると予想されます。

世界のデータセンターにおける市場規模は、1兆ドルにもなります。

そのうち毎年0.25兆ドルが、新型チップに移行する見通しです。

それに対して、NVIDIAの予想売上高は、今年度が0.11兆ドル、来年度が0.14兆ドルとされています。

したがって、データセンター事業には今後も大きな成長の余地があります。

エヌビディア(NVDA)将来性

今後も成長が期待できる3つの要素がこちら。

  • AI半導体の新製品投入
  • ソフトウェア売上高の増加
  • 顧客基盤の拡大

AI半導体の新製品投入

NVIDIAは、AI半導体市場において常に最先端の技術を提供し続けています。

現在、H200 GPUが非常に高い評価を受けている中、2024年後半から2025年にかけて、更に高性能な新製品を市場に投入する予定です。

H200 GPUは、特にデータセンター向けに設計された高性能な製品であり、AIと機械学習に特化しています。

多くの企業がエヌビディアのAI半導体を求めており、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、「麻薬より手に入れるのが難しい。」とコメントするほどの需要があります。

2024年3月に開催されたGTC(GPU Technology Conference)で、NVIDIAは新しいGPUアーキテクチャ「Blackwell」を発表しました。

このアーキテクチャは、前世代のHopperと比較して、25倍もの低コストと低消費電力を実現し、推論ワークロードにおいては、最大30倍ものパフォーマンス向上を達成しています。

NVIDIAは、新たなBlackwellアーキテクチャに基づく製品を2025年後半から市場に投入する予定です。

これには、B200やGB200などの高性能GPUが含まれており、特に大規模データセンター向けに設計されています。

これらの新製品は、データセンターの性能を飛躍的に向上させるだけでなく、NVIDIAの技術的リーダーシップをさらに強化するものとなるでしょう。

また、エネルギー効率の向上により、データセンターの運用コストの削減にも寄与することが期待されています。

NVIDIAの継続的な技術革新と新製品の投入は、AI半導体市場における競争力をさらに高め、成長を支える重要な要素となっています。

ソフトウェア売上高の増加

エヌビディアは、半導体メーカーですが、従業員の6割以上がソフトウェアエンジニアで、ソフトウェア企業といっても過言ではありません。

2024年度には、ソフトウェア売上高10億ドルを達成しました。

ソフトウェア売上高には、NVIDIA DGX CloudNVIDIA AI Enterpriseなどが含まれます。

DGX Cloudは、AIの開発に特化したスーパーコンピュータ「DGX」の性能をクラウド経由で提供するサービスです。

2023年3月に発表されたサービスですが、非常に強い需要があり、売り上げを伸ばしています。

AI Enterpriseは、企業のデータセンター上でNVIDIA製GPUを用いたAIの開発環境を容易に運用できるようにするソフトウェアです。

2025年度は、ソフトウェアの売上高が20億ドルから30億ドル程度となる見通しで、かなりのスピードで成長しています。

顧客基盤の拡大

エヌビディアが本当にユニークなのは、多様な業界に渡る広範な顧客基盤を有している点です。

その中には、自動車メーカー、ヘルスケア企業、金融サービス業界、さらには倉庫や農業など、多岐にわたる分野が含まれます。

特に、自動車業界では、自動運転技術の開発にエヌビディアのプラットフォームが欠かせません。

自動運転車は膨大なデータをリアルタイムで処理する必要があり、エヌビディアの高性能GPUがその基盤を支えています。

例えば、トヨタやメルセデス・ベンツなどの主要な自動車メーカーがエヌビディアの技術を採用しており、自動運転システムの開発に活用しています。

これにより、安全性と効率性が向上し、次世代の自動車技術が進化しています。

エヌビディアの技術が幅広い産業で採用されることにより、同社の顧客基盤は多様化し、その競争力は一層強化されています。

こうした広範な顧客基盤の拡大は、エヌビディアの持続的な成長を支える重要な要因となっており、技術革新への取り組みを通じて市場でのリーダーシップを確立しています。

エヌビディアと自動車メーカーの取り組みについてはTaaS革命の記事をご覧ください。

エヌビディアの農業分野での取り組みは、ディアの分析記事をご覧ください。

エヌビディアのヘルスケア業界での取り組みはAI革命2.0の記事をご覧くだいさい。

エヌビディアは、これからあらゆる産業を変革しようとしています。

エヌビディア(NVDA)株価推移

にゃんこロボ

常に最新のチャートが表示されます。

株価チャート(月足)

にゃんこロボ

過去10年間の株価チャート

finviz dynamic chart for NVDA

株価チャート(週足)

にゃんこロボ

過去2年6ヶ月の株価チャート

finviz dynamic chart for NVDA

株価チャート(日足)

にゃんこロボ

過去6ヶ月の株価チャート

finviz dynamic chart for NVDA

過去10年間の株式と配当を合わせたトータルリターンは+22,049%。

10年前に投資していれば、約230倍にもなりました。

長期で見れば株価の上昇は高いものの、値動きが大きい点には注意が必要です。

株式市場が低迷した時のNVDA株の下落率をまとめました。

イベント下落率
2018年米金融引き締め-57.5%
2020年コロナショック-42.9%
2022年米金融引き締め-68.8%

エヌビディアの株価の変動が大きい主な理由は、半導体業界特有の「シリコンサイクル」によるものです。

半導体は、技術革新が速く、生産設備への巨額投資が必要なため、需要と供給のバランスが3〜4年程度の周期で大きく変動し、株価にも影響を与えるのです。

投資家はこのサイクルを理解し、長期的な視点での投資判断を行うことが重要です。

エヌビディア(NVDA)業績(売上高・利益・キャッシュフロー)推移

過去10年間の業績をグラフにしました。この規模で、これほどまでに高い成長と利益率を実現している会社を見たことがありません。

売上高

売上高成長率

売上高成長率(アナリスト予想)

会計年度売上高成長率(YoY)
2025年度+80.0%
2026年度+29.6%

売上高は、来年度29.6%成長する見込みで今後も高い成長が期待されます。時価総額が世界No.1になるのは時間の問題でしょう。

営業利益(GAAP)

営業利益率(GAAP)

過去10年間の営業利益率は、メーカーとは思えないほど高い水準です。

エヌビディアの利益率が高い理由は、ファブレス戦略にあります。

ファブレスというのは、自社で工場を持たず、製造は外部の専門企業に委託することです。

設備投資や運用コストを抑え、研究開発や設計に集中できるため、高い利益率を実現しています。

エヌビディアの製造委託先である台湾セミコンダクターは、優良企業で過去に分析をしています。

EPS(GAAP)

EPS成長率(GAAP)

営業キャッシュフロー

投資キャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

営業キャッシュフローマージン

フリーキャッシュフローマージン

ファブレス戦略は、キャッシュフローの安定にも繋がります。過去10年間のフリーキャッシュフローは、着実に上昇しています。

エヌビディア(NVDA)株主還元(配当・自株買い)推移

1株あたり配当

配当利回り0.02%
配当成長(5年)0.6%
配当性向0.9%
増配年数0年

自社株買い

自社株買い利回り0.8%

現在、配当利回りは0.02%で自社株買い利回りも0.8%と比較的低い水準です。

これは、エヌビディアが株主還元に積極的でないことを示しています。

しかしながら、配当や自社株買いが少ないからといって、文句を言うエヌビディアの株主はほとんどいないでしょう。

これまでの10年間でエヌビディアは、利益を有望な事業の再投資や企業買収に活用し、企業価値を高めてきたからです。

最近の動向として、エヌビディアは5月22日の決算発表で配当を引き上げるとともに、株式分割を行うことを発表しました。

具体的には、四半期配当が1株当たり0.04ドルから0.10ドルに150%増額されました。

また、1対10の株式分割を行うため、株式をより手頃な価格で提供することができ、新規投資家が株を購入しやすくなるほか、株式を活用して従業員にインセンティブを与えやすくなるというメリットがあります。

AIチップ市場の堅調な需要とバランスシート上の現金蓄積を背景に、今後エヌビディアが株主還元を強化する可能性もあります。これにより、株主からのさらなる支持を集めることが期待されています。

エヌビディア(NVDA)資本効率(ROE)推移

ROIC

ROE

ROICとROEは、長期的に高い水準を維持しています。

競争優位性の高い会社は、少ない資本で多くの利益を稼ぐことができるためROICやROEが高くなる傾向があります。

競争優位性については、「【書評】『千年投資の公理』売られすぎの優良企業を買う」で詳しく解説しています。

エヌビディア(NVDA)四半期決算

次に5月23日に発表された最新の決算を確認します。

売上高の予想と結果

決算日結果対予想○×
2024-05-2226.044B+1.45B
2024-02-2122.103B+1.552B
2023-11-2118.120B+2.008B
2023-08-2313.507B+2.424B
2023-05-247.192B+669.5M
2023-02-226.051B+31.615M
2022-11-165.931B+111.6M
2022-08-246.704B+3.475M
2022-05-258.288B +193.4M
2022-02-167.643 B +213.4M
2021-11-177.103B+289.6 M
2021-08-186.507B +169.1 M
2021-05-265.661B +252.2M

EPS予想と結果

決算日結果予想対比○×
2024-05-22$6.12+0.54
2024-02-21$5.16+0.52
2023-11-21$4.02+0.63
2023-08-23$2.70+0.61
2023-05-24$1.09+0.17
2023-02-22$0.88+0.08
2022-11-16$0.58-0.12×
2022-08-24$0.51-0.01×
2022-05-25$1.36+0.06
2022-02-16$1.32 +0.10
2021-11-17$1.17+0.06
2021-08-18$1.04+0.02
2021-05-26$0.92+0.09

売上高

売上高成長率(YoY)

EPS

EPS成長率(YoY)

EPS・売上高・ガイダンス全てで、アナリスト予想を余裕で超える素晴らしい決算を発表しました。

AI半導体とソフトウェアに対する大きな需要に支えられて、売上高は前年比262%増え、1株当たり利益は461%も増加しました。

AI製品を含むデータセンター事業の売上は427%増加し、総売上高の87%を占めています。

次の四半期決算についても成長が止まる心配はありません。

会社側は、第2四半期の売上高が280億ドルになると見込んでおり、前年比107%成長を見込んでいます。これは、アナリスト予想の267億ドルを大きく上回る数字です。

エヌビディア(NVDA)バリュエーション(PSR・PER)推移

実績PSR

過去10年平均15.1倍
過去5年平均22.5倍
PSR(LTM)32.8倍
PSR(NTM)21.6倍

実績PER

過去10年平均58.1倍
過去5年平均82.7倍
PER(LTM)61.5倍
PER(NTM)36.5倍

バリュエーションは決して安くはありませんが、適切な水準だと考えています。

エヌビディアの株価は、今年だけでも2.1倍になっており、時価総額は2兆ドルを超えています。

過去のPSRやPERと比較しても、割高感があります。

しかし、エヌビディアはAI半導体で圧倒的な市場シェアを獲得しており、今がAI革命の初期段階であることを考えると複数年にわたって成長が見込まれます。

そのため、エヌビディアの株価が予想利益の36.5倍で取引されていても、おかしなことではありません。

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エヌビディア(NVDA)投資リスク

競合に市場シェアを奪われるリスク

半導体は成長市場であるためAMDやインテルなど多くのプレーヤーが存在します。

企業にとって、仕入れ先を単一の会社に頼るのは危険です。

そのため、マイクロソフトやアマゾンは、エヌビディアのライバルから、あるいは自社でAIチップとソフトウェア・ソリューションを構築しようとしています。

しかし、エヌビディアは参入障壁の高いビジネスを展開しているため、これらの競争に勝つことができるでしょう。

エヌビディアが競争優位を維持するための強力な武器の一つがCUDAです。

CUDAは、エヌビディアのGPUを利用して並列計算を行うためのプラットフォームであり、開発者が高性能な計算アプリケーションを効率的に作成できるように設計されています。

これにより、エヌビディアのGPUを活用した高度な計算処理が可能となり、特にAIや機械学習の分野で大きなメリットを提供します。

CUDAは2007年から開発と改良を経ており、膨大な数のライブラリ、ツール、ドキュメントが揃っています。

さらに、多くの開発者がCUDAを習得しており、広範なサポートとコミュニティが存在します。

これにより、新しいプラットフォームに移行するためのコストや労力が増大し、企業はエヌビディアのGPUを選び続ける傾向にあります。

また、CUDAはエヌビディアのハードウェアに最適化されており、他社のGPUやプラットフォームでは実現できない高性能を発揮します。

この性能の差が、エヌビディアの市場シェアを維持する要因となっています。

そのほかに投資家として意識しておかないといけないのがシリコンサイクルです。半導体には、好況と不況を繰り返すシリコン・サイクルがあります。

そのためAIチップにもシリコン・サイクルがあると考えるのが自然でしょう。すぐにAIチップの需要が減速するとは想定していませんが、注意は必要です。

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エヌビディア(NVDA)今後の株価見通し

今後も、長期的な業績の拡大と株価上昇を期待しています。

エヌビディアは、技術革新と多岐にわたる応用で世界中の産業に変革をもたらしています。

その主力製品であるGPUは、ゲーム業界のみならず、映画の特殊効果、医療画像処理、そしてAI技術の基盤として広く利用されています。

特に、自動運転車やロボット、デジタルツインなどのテクノロジーにおいて重要な役割を果たしています。

エヌビディアの成長は、データセンター事業、ゲーミング事業、プロフェッショナル・ビジュアライゼーション事業、自動運転事業の4つのセグメントによって支えられています。

データセンター事業では、AI技術の進展に伴い、需要が急増しており、特に生成AI向けGPUの需要が高まっています。

この分野では、90%以上の市場シェアを獲得しており、その技術力の高さが際立っています。

エヌビディアの将来性は、AI半導体の新製品投入、ソフトウェア売上高の増加、そして多様な顧客基盤の拡大によって支えられています。

2024年後半から2025年にかけて、さらに高性能な新製品を市場に投入する予定であり、これがデータセンターの性能を飛躍的に向上させると期待されています。

また、エネルギー効率の向上により、運用コストの削減にも寄与します。

さらに、エヌビディアはソフトウェア売上高の増加にも力を入れています。

2024年度にはソフトウェア売上高10億ドルを達成しており、今後も大きな成長が見込まれます。

これにより、企業のデータセンター上でAIの開発環境を容易に運用できるソフトウェアを提供し、競争力を高めています。

多様な業界に渡る広範な顧客基盤も、エヌビディアの強みです。

自動車メーカーをはじめ、ヘルスケア企業、金融サービス業界など、多岐にわたる分野で同社の技術が採用されています。

これにより、同社の競争力が一層強化され、持続的な成長が期待されています。

総じて、エヌビディアはその革新的な技術と広範な顧客基盤により、将来の成長が非常に期待できる企業です。

長期的な視点での投資を考えるならば、エヌビディアは非常に魅力的な投資対象となるでしょう。

今はAI革命の初期段階です。これからAIはすべての産業を再定義するでしょう。その中心にいる会社がNVIDIAです。

わたしは、エヌビディアが今生きている人類にとって最も影響を与える会社になると確信しています。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。YouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします。

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