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今回は、トロカンパニー(TTC)の銘柄紹介です。
The Toro Companyは、芝刈り機など屋外メンテナンス機器を設計・製造している会社。AIやロボティクスを活用するのが上手く、長期で業績を伸ばしている会社です。
TTCは買いなの?
TTCの将来性は?
TTCの投資リスクは?
そんな疑問を解消できるように記事を書きました。
- AI・ロボティクスを活用し、競合に先駆けて成長した会社!
- 高いブランド力により、世界中の卸売業者やディーラーと強力なネットワークを構築!
- 利益率や資本効率が高く、強固な財務基盤!獲得したキャッシュを、企業買収や株主還元にバランスよく配分!
この記事を書くために参考にしたサイトはこちら。
それでは、見ていきましょー!
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トロカンパニー(TTC)事業内容
どんな会社?
100年以上の歴史を持つ会社。世界中で、事業を展開しており、ワールドクラスのブランド力を誇っています。
トロ社は1914年に設立され、屋外メンテナンス機器を設計・製造している老舗企業です。
芝刈り機、造園機器、灌漑システム、除雪機など、幅広い製品を取り扱っています。
トロ社は世界125以上の国で卸売業者、ディーラーと連携し、強力なネットワークを構築してきました。
このネットワークを通じて、著名なスポーツ施設や歴史的建造物にもサービスを提供しており、ワールドクラスのブランド力を誇っています。
事業は「プロフェッショナル」と「住宅」の2つに分類されており、
2022年度売上の75%が、プロフェッショナル事業によるものでした。
プロフェッショナル事業は、住宅事業と比べて、景気変動の影響を受けにくいという特徴があります。
トロカンパニー(TTC)将来性
トロ社は、イノベーションと戦略的買収を通じて、ブランド強化と技術向上に努めてきました。
AI・ロボティクスとオートメーションに力を入れており、競合と比べ速いスピードで成長しています。
特に、アメリカでは、ロボット芝刈り機の人気が高まっており、今後10年間で大幅に成長すると予想されています。
また、今年後半には、ゴルフ向けロボット芝刈り機が発売される予定です。
ゴルフ向けロボット芝刈り機の動画がこちら。
また、トロは、企業買収で会社を大きくしてきた経緯があります。
2022年1月には、商業用ゼロターン芝刈り機を製造販売するIntimidator Groupを買収し、プロフェッショナル部門を拡大。
2021年2月には、ロボティクスを活用した商業用屋外メンテナンスソリューションを提供するLeft Hand Robotics, Inc.を買収しています。
伝説のファンドマネージャーであるピーターリンチは、「テクノロジーをうまく活用する企業が、ハイテクの最大の受益者である」と主張しました。
トロは、AI・ロボティクスを活用して業績を伸ばした実績があり、この分野で大きな受益者です。
伝説のファンドマネージャーであるピーターリンチについては、「書評『ピーター・リンチの株で勝つ』伝説のファンドマネージャーが語る投資手法まとめ」をご覧ください。
トロカンパニー(TTC)株価チャート・株価推移
過去10年間の株式と配当を合わせたトータルリターンは+425%。10年前に投資していれば、約5倍にもなりました。
過去10年間の株価推移がこちら。
株式市場が低迷した時のTTC株の下落率をまとめました。
イベント | 下落率 |
---|---|
2018年米金融引き締め | -28.3% |
2020年コロナショック | -38.2% |
2022年米金融引き締め | -39.2% |
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株価チャートはサクソバンク証券から引用しています。
サクソバンク証券の評判や口コミについて知りたい方は、『サクソバンク証券の評判・口コミをもとにデメリット2つとメリット5つを解説!』をチェックして下さい。
トロカンパニー(TTC)業績(売上高・利益・キャッシュフロー)推移
売上高
売上高成長率
売上高成長率(アナリスト予想)
会計年度 | 売上高成長率(YoY) |
---|---|
2023年度 | +10.7% |
2024年度 | +6.0% |
営業利益(GAAP)
営業利益率(GAAP)
EPS(GAAP)
EPS成長率(GAAP)
営業キャッシュフロー
投資キャッシュフロー
フリーキャッシュフロー
営業キャッシュフローマージン
フリーキャッシュフローマージン
営業利益率は、過去10年間で見ても、かなり安定感があります。
これは、製品価格を持続的に引き上げインフレに対応していることと、製品への強い需要があるためです。
高い利益率を安定して維持することは、優良企業であることの大事な要件の一つです。
利益率の重要性や優良企業の条件については、「書評『とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法』グルフォーカス創設者が定義する優良企業の条件とは?」で詳しく解説しています。
トロカンパニー(TTC)株主還元(配当・自株買い)推移
1株あたり配当
配当利回り | 1.3% |
配当成長(5年) | 11.3% |
配当性向 | 27.4% |
増配年数 | 18年 |
自社株買い
自社株買い利回り | 0.4% |
現在の配当利回りは、市場平均と同程度です。
しかし、増配年数が長く、増配率が高いため、将来的には高い配当が期待できます。
トロカンパニー(TTC)資本効率(ROE)推移
ROE
高い資本効率を長期的に維持しています。
少ない資本で多くの利益を稼ぐ会社の競争優位性は高い傾向にあります。
競争優位性の高い会社については、「【書評】『千年投資の公理』売られすぎの優良企業を買う」で詳しく解説しています。
トロカンパニー(TTC)決算
売上高の予想と結果
決算日 | 結果 | 対予想 | ○× |
---|---|---|---|
2023-03-09 | 1.149B | -9.227M | × |
2022-12-21 | 1.172B | -3.441M | × |
2022-09-01 | 1.161B | -8.45M | × |
2022-06-02 | 1.249B | -18.747M | × |
2022-03-03 | 932.6M | -39.417M | × |
2021-12-15 | 960.7M | +4.768M | ○ |
2021-09-02 | 976.8M | +22.172M | ○ |
2021-06-03 | 1.149B | +37.052M | ○ |
EPS予想と結果
決算日 | 結果 | 予想対比 | ○× |
---|---|---|---|
2023-03-09 | $0.98 | +0.04 | ○ |
2022-12-21 | $1.11 | +0.02 | ○ |
2022-09-01 | $1.19 | +0.06 | ○ |
2022-06-02 | $1.25 | +0.03 | ○ |
2022-03-03 | $0.66 | +0.04 | ○ |
2021-12-15 | $0.56 | +0.03 | ○ |
2021-09-02 | $0.92 | +0.14 | ○ |
2021-06-03 | $1.29 | +0.09 | ○ |
売上高
売上高成長率(YoY)
EPS
直近の決算でも、プロフェッショナル事業の強い需要により、売上は前年比で増加。
経済の先行きが不安定でインフレが進行している中でも、適切な価格調整によって、高い利益率を維持し続けています。
トロカンパニー(TTC)バリュエーション(PER)推移
実績PER
過去10年平均 | 24.8倍 |
過去5年平均 | 26.6倍 |
PER(LTM) | 23.4倍 |
PER(NTM) | 21.9倍 |
市場平均や競合他社と比べ、高い水準ですが、
過去平均と比べると割高感はありません。
トロカンパニー(TTC)投資リスク
会社側は、以下のリスクを挙げています。
経済・運営リスク
・マクロ経済環境の悪化が、売り上げと利益に影響する可能性があります。
・既存製品の改善や新製品の開発・販売がうまくいかない場合、製品の需要が減少し、売上や利益に悪影響が出る可能性があります。
・気候変動に伴う気象条件の変化が、製品の需要や業務に影響を与える可能性があります。
戦略リスク
・買収や事業再編はリスクが伴い、成功しない場合があります。
財務リスク
・資産の減損やその他の費用が発生し、業績に悪影響を与える可能性があります。
・為替レートの変動が業績に悪影響を与えることがあります。
TTCは主に、ディア&カンパニー(DE)、ハスクバーナ、CNHインダストリアル(CNHI)、アグコ(AGCO)、クボタ(6326)などと競合しています。
また、住宅事業は、参入障壁が低いため、競争が激しくなる可能性があります。
トロカンパニー(TTC)今後の株価見通し
トロは、テクノロジーの活用が上手く、強固な財務基盤で、市場をリードしてきました。将来の成長が期待できる魅力的な投資先だと考えています。
トロは、AI・ロボティクスを活用をし、競合に先駆けて成長してきた実績があります。
100年以上の歴史があり、世界中で事業展開しており、卸売業者、ディーラーと連携し、強力なネットワークを構築してきました。
信頼されたブランド力により、売上高の75%を占めるプロフェッショナル事業は、高い参入障壁を築いています。
財務的にも、営業利益率やROEが高い水準で維持されており、キャッシュフローも潤たくです。
そして、獲得したキャッシュは、企業買収や株主還元にバランスよく配分しています。
景気後退が心配されていますが、財務基盤が強固な同社にとって、競合他社を安く買収する絶好の機会になる可能性もあります。
長期投資を前提とした場合、バリュエーション的に割高感はなく、魅力的な投資先だと考えています。
テクノロジーの恩恵を受けるのは、ハイテク企業だけではありません。トロのように、テクノロジーをうまく活用する企業をポートフォリオに加えることで、ポートフォリオを多様化することができます。
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人気株をもらうための3ステップ
①アプリをダウンロード
②口座開設(無料)
③1万円以上を入金
*入金したお金で取引しなくても大丈夫です。
トロカンパニー(TTC)株の買い方
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最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
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